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続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」 平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。      二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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一昨年のクリスマスの朝、少年が受け取ったサンタクロースからの手紙にはこうあった。

「…それからナイショのはなし。サンタさんはママにも、小さいプレゼントをあげました。」

その日一日、私の布団周りやら何やらを無言で探したものの何も見つからず、首をひねっていた。

年が明けてまもなく、わたしのお腹ん中に赤ん坊が出来た事を告げられると、ハッと慌ててサンタからの秘密のメッセージの話を鼻の穴広げて喋り出したのだった。「ママ、これがサンタさんからの小さいプレゼントだよ!」と。

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今日一日を終えて潜り込むベッドの中。妹はもう眠っているので小声で話す。

ママ、ぷちょこさんは サンタさんからのプレゼントでしょ。サンタさんのプレゼントはかならず キンピカできれいでしょう。だから、ぷちょこさんはきれいなんだよ。ぼくは そうおもうよ。


ふとたん、あなたは綺麗なのだそうです。
ふとたん、あなたはこれからどんなことがあっても、この兄馬鹿の兄たんの事を 哀しませるような事はしてはいけません。

わかりましたか?




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昨夜寝る前に少年が「まだ外が明るい」と言っていた。雪で夜の闇も明るくなる。

真っ暗な筈の空は白い雪明りに照らされている上に、まだまだタップリと雪を包括した空は屋根の雪と同じ色だ。

連日の雪で一向に暗くならない為、少年がワクワクしている。大人のあたしだってワクワクしてしまう位だから、オタク道真っしぐらの少年も流石に堪らず連日遅くまで外でゆき遊びをして帰ってくる。朝も一発起きだ。判り易ッ!!それはそれでいーんだけど、冷凍庫の製氷スペースに雪玉入れるのはやめてくれないか。吃驚しちゃうから。

「スキーはやだけど、ソリがしたい。山に連れてってくれ。」発言も出た。め…珍しい。お山のお家はかんぜんに埋れてることだろう。でもちょっとまだリンリンにはなァ…かまくらの中で早く熱燗で一杯行きたいのは山々なんだけど。んーー、もうちょっと!

しっかし良く降るわい。
どーしよーも無いので、開き直って引きこもり、断捨離断行中。

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帰宅後の少年とあーでもねぇこーでもねぇ言いながら断捨離ってたら、ふと隣室のリンコを眺めやると、突然シレッと独りで寝返りしていた。

「!!!!!」
少年と万歳三唱。

其れまで全く寝返るそぶりを見せずに仰向けで仏頂ズラだったリンリン(8kg)、なにを思ったか昨日の朝からコツを掴んでヤル気満々、出勤前の旦那さんのみたてでは一週間以内じゃね?だったが。

急に寝返り始めるフトたん、何想う。
只今5ヶ月、もう時期離乳食開始。




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先週より実家の母が長期滞在中。

日がな一日、この程めっきりお喋りが止まらない白い肉玉と、何やらキャーキャーお話ししてらっしゃる。

見つめ合い微笑み合う齢七拾と三月。
「うまれてきて良かったねぇ。うれしい、うれしいねぇ。」「アウワ~(うっとり)」窒息しそうな程の愛とオッパイだけで、赤ん坊は生きていけるのだろう。

白い肉玉は嬉しさの余り、まだ首も充分座ってもいないのに仰向けのままジタバタして逆ほふく前進を早覚えてしまった。移動する肉の塊。まだじっと寝てたほうがいいんじゃないですか、リン子よ。

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ワキワキしている二人を愛の小部屋に残し、母は少年とここぞとばかりデート。いたち川縁の老桜は皆葉を落とし、橋の下に住まう鴨一家も肌寒さに身を寄せ合って薄い日を浴びている。もう冬だ。

こちらも息子と肩を組んで歩く。
と、何やら少年がお地蔵様にお願い事があるといふ。

五円玉握らせると、そこには既に先客が。仕方なく脇のベンチに腰掛けて脚をバタつかせる少年に一言「早く済ませろと催促してるようなもんだ、お行儀の悪い」

シュンとした少年はチンとして座り、じっと待つ。伸びた背筋が抱きしめたくなる程、愛おしい。

漸く順番がきて、何やら長々とお願い事。何を頼んでたんだね。
「んとね、これから買いに行くガムのアタリがでますように。それから、トトがお仕事がんばって、早く帰ってきますように。」きっと大丈夫だ、少年よ。いたち川のお地蔵様は庶民の味方だから、5円玉でもちゃんといっぱい聞いてくれるよ。

果たして本日のフェリックスガム(十円)も、見事ハズレ。そんな簡単に当たるかい、あたしゃ小さい頃から一度もアタリ籤見たことないぞ。ホントにアタリがあるのか?フェリックスガムよ。




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コックン、こっくん。一生懸命飲む。



小さくてまあるいお手手が、ぎゅっとなる。


アフン☆お…おいちい☆



閉じてた丸パンみたいなお手手は、やがて堪らずプクプクのヒトデの様にパッと開き。


きゅ・と握る。



これが溺愛せずにいられるかッてんだい。


リンコ可愛いや、可愛いやリンコ。


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独りでいるときが 一番騒々しくあれ、と茨木のり子は詩ったけれど。



タジキスタンは遠過ぎます。
ましてやこんなに吸う息のちべたい季節には。


妻子を残し彼の國へ仕事に出掛けて行きおった旦那さん。
大好きなこの町がまるでちっぽけな映画のセットのように映るのは、きまってこんな夜。

早く帰ってこーい!グレるぞ。

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It's been a hard day and night~♪
おはようございます。
昨日はりん子が何やら下痢するわ仏頂面だわ何となく熱いわで、怪しい雲行き。昼夜「ち…ちんぱいッ!!(心配)」と家族でモンモンとしておりましたが。

儚すぎるんですよ、命が。
具合が悪くなるには、生後三ヶ月くらいのヒトじゃ、周りは耐えられない程に儚く小さい命。だからまだほんの産まれたての赤さんには、神様も余り重い病を与えないんだろうな、と思う程に儚い。神様だって、力無くグッタリする小さいのをみたら、とても耐えきれず「ち…ちんぱいッ!!」って言うに決まっておる。

家族と神様のちんぱいを他所に、ウワウワ小声でうなされながらも夜は爆睡りん子。

朝スッキリしたムキ玉子面で、目を醒ますなり、ニッコリと笑った。
…くーーーーーーッ!!か…かわゆい、かわゆいぞうッ!!昨夜は入浴を控えて、首のシワやら耳から強烈なイカ臭を発散させるリンリンをぎゅっと抱きしめベロベロ愛でるのであった。

りんりんは生後二ヶ月前より顔を見てニッコリ笑うようになり、次第に其の侭ジッと眼を見てハウハウ~とちょっとエロい声で囁くようになった。

今朝、初めてハンドリガードを始めた。
自分のグーの手をクルクル引っくり返しては、ジッと不思議そうな眼で眺めていた。そうよ、その小さい丸パンみたいのが、あなたのお手手。

ヒトは産まれてから何が何だか判らずに泣いてお乳に吸いついて、暫くたって漸く自我の一番最初の一歩・自分には身体が付いているってことを知るんですなあ。

そして自分には身体が付いている事を認知するよりも前に、目の前で自分を見つめる眼に微笑み返すのだ。凄い。何と原始的で高等な感情だろうか。

朝一番、穴があくほどジッと眼を真っ直ぐ見つめて、リン子はなにかを一生懸命伝えようとアウワエウエと話している。
シットリ濡れたその眼差しで満面の笑みを見せ話す幼子を見ていると、あゝ、この子は産まれてきてこうして眼を見つめ合っている事に嬉しくて嬉しくてしょうがないのだなァ、と思うのだ。そう言えば少年がこの位の時分にも、こんな顔して笑っていたのを夫婦で毎朝穴があくほど眺めていた事を思い出す。

今日もお会いできて 嬉しいです
愛してます 愛してます 愛してます
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ここんとこ甘いもんが続々と集結してきておる我が家だが、昨日は更に 心の栄養の極致、太って下さい☆マルセイのバタサンドやらモカチョコやらをぶら下げて友が来た。美味しいもんが似合うような、おいしそーな人だ。こういう人が持ってくるもんは間違いないもんだ。

テーブルにズラリと並べると、矢張り幸せ。
またしても節操なき女子の囀り。ケチャケチャ。いつもご馳走様!

因みに笹に包まれてるのんは、甘いもんの箸休めにと友が併せて買って来てくれた「みょうが寿司」。シャリに微塵切り、上には半切りの茗荷と小さいマスが一切れ飾られているのだが、コレがナカナカ。甘いモンにピッタシ、コレい~ね!ドンドン行こう!(デブ決定)



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