続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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夜、ベランダにいた時に、ふと後頭部に刺すような視線を感じて振り返ると、向かいの洗面所のドアの細い隙間から、旦那さんがじっと此方を伺っておる。
そのまま一言「・・・・あんた、今何か一人で喋っとったやろ・・・・」
・・・・みたな。もう寝てたと思ったら、物陰から見てたな。
「えぇ、喋ってましたとも。いやね、浅田真央がプルシェンコに、お前は凄いよ、大技を決めたのに認めないジャッジが悪い、とか言って取り込まれそうになった場合に、真央ちゃんなら、いいえ、たしかに金がとれずに悔しかったけど、わたしが泪したのは、クリーンに演技出来なかった自分自身に対してなのよッ!って言うのを、真央ちゃんだったらこんな感じの英語でプルシェンコに喋るかな、っていうのんを確認していたのだ、と言うと、それをじっと物陰で聞いていた旦那さんは、一言「・・・・・・・・・富山の夜空に向かって真央ちゃんの気持を勝手に代弁して叫ぶ・・・・あんた・・・ええ人やね・・・」と言われた。
洗面所の暗い隙間から聞こえる「ええ人や・・・わしの奥さんはええ人や・・・」の声を聞きながら、私も相当ウロンだが、旦那さんはもう一つウロンだと思った、富山午後22時過ぎ。もう寝よう、明日も早い。
そのまま一言「・・・・あんた、今何か一人で喋っとったやろ・・・・」
・・・・みたな。もう寝てたと思ったら、物陰から見てたな。
「えぇ、喋ってましたとも。いやね、浅田真央がプルシェンコに、お前は凄いよ、大技を決めたのに認めないジャッジが悪い、とか言って取り込まれそうになった場合に、真央ちゃんなら、いいえ、たしかに金がとれずに悔しかったけど、わたしが泪したのは、クリーンに演技出来なかった自分自身に対してなのよッ!って言うのを、真央ちゃんだったらこんな感じの英語でプルシェンコに喋るかな、っていうのんを確認していたのだ、と言うと、それをじっと物陰で聞いていた旦那さんは、一言「・・・・・・・・・富山の夜空に向かって真央ちゃんの気持を勝手に代弁して叫ぶ・・・・あんた・・・ええ人やね・・・」と言われた。
洗面所の暗い隙間から聞こえる「ええ人や・・・わしの奥さんはええ人や・・・」の声を聞きながら、私も相当ウロンだが、旦那さんはもう一つウロンだと思った、富山午後22時過ぎ。もう寝よう、明日も早い。
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