続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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私たち夫婦は,知り合って丁度一年目に結婚した。
だから出会ったその日が,結婚記念日だ。分かり易い。
私と旦那さんは,まぁ色んな事情で,ロシアー東京間の雲の上で初対面したのだが,時差やら何やらの関係はあるが,ま,10年前の今日だ,今日。遙か上空,薄暗く狭い空間で出会って,今日がある。隣に子豚もいる。あな不思議。
そんな素晴らしい今日を記念して,ケーキを焼こう。そうしよう。
旦那さんが大好きなプリンをケーキにしよう。

・・・・・・・って,オイオイオイオイオイッッッ!!日付,昨日ッ!!!今日15日ッ!!!
花束を抱えた旦那さん,絶句。
そういうヨメをもらった旦那さんの十年の年月を思う。・・・・うん。有りだろ,有りッ!!
やさしい旦那さんは,気を取り直して,素晴らしく優しい笑顔で花束を下すった。

キレイ。可愛いアレンジメントはブーケみたい。なんていい人だ。
そして更に。更〜にッ!
なんていい人だッ!
エレファントカシマシ・ドキュメンタリーフィルムDVD「扉のむこう」付きッ!

ピース。
是枝監督プロデュース作品なんだゾッ!
2004年の伝説の上映作品が,DVDとなって我が手元に・・・・。うぅぅぅぅッ!
旦那さんは「これはお花についてきたんだよ。宮本に花がついてきたんじゃないよ。」とおっしゃっていた。小田和正〜。じゃなくってオフコ〜ス。でもうれしい・・・・・。ありがとう。いや〜,明日にはAmazonで注文してある「エレカシ野音2009 初回限定版DVD」が届く予定なんだよね〜。わ〜,なんか急にエレカシラッシュ〜。わ〜。
あっというまに結婚なんて9年目だ。
あっというまにスイートテンで,あっというまにジジババだ。
ゆこうぜ,共に極楽浄土ッ!仲良くお手々繋いでね。
これからもよろしく面倒みてください,懲りずに。
だから出会ったその日が,結婚記念日だ。分かり易い。
私と旦那さんは,まぁ色んな事情で,ロシアー東京間の雲の上で初対面したのだが,時差やら何やらの関係はあるが,ま,10年前の今日だ,今日。遙か上空,薄暗く狭い空間で出会って,今日がある。隣に子豚もいる。あな不思議。
そんな素晴らしい今日を記念して,ケーキを焼こう。そうしよう。
旦那さんが大好きなプリンをケーキにしよう。
・・・・・・・って,オイオイオイオイオイッッッ!!日付,昨日ッ!!!今日15日ッ!!!
花束を抱えた旦那さん,絶句。
そういうヨメをもらった旦那さんの十年の年月を思う。・・・・うん。有りだろ,有りッ!!
やさしい旦那さんは,気を取り直して,素晴らしく優しい笑顔で花束を下すった。
キレイ。可愛いアレンジメントはブーケみたい。なんていい人だ。
そして更に。更〜にッ!
なんていい人だッ!
エレファントカシマシ・ドキュメンタリーフィルムDVD「扉のむこう」付きッ!
ピース。
是枝監督プロデュース作品なんだゾッ!
2004年の伝説の上映作品が,DVDとなって我が手元に・・・・。うぅぅぅぅッ!
旦那さんは「これはお花についてきたんだよ。宮本に花がついてきたんじゃないよ。」とおっしゃっていた。小田和正〜。じゃなくってオフコ〜ス。でもうれしい・・・・・。ありがとう。いや〜,明日にはAmazonで注文してある「エレカシ野音2009 初回限定版DVD」が届く予定なんだよね〜。わ〜,なんか急にエレカシラッシュ〜。わ〜。
あっというまに結婚なんて9年目だ。
あっというまにスイートテンで,あっというまにジジババだ。
ゆこうぜ,共に極楽浄土ッ!仲良くお手々繋いでね。
これからもよろしく面倒みてください,懲りずに。
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おいおい,三月入ってまた寒戻りで雪かい。・・・・もうイヤッ!←ピーコ風に
何故積もる。雪よ。また長靴かよ。ちっさいのなんてもう晴れた日でもあたりまえのように長靴を装着し,「いや〜,長靴が富山いち似合う子だよ,この子はッ!」と言われる始末。確かに。でもなんとかしてください。
降る雪を眺めつつベランダに出たら,うちの換気扇からホワホワの湯気と共に,台所でことこと煮ている高野豆腐の匂いが,ちべたい町の空気に広がっている。干し椎茸の甘い薫り。こうして町の匂いはできてゐるのである。おかみさん。
さて。
先日,怒濤の奈良・京都ハンターからこんな素敵なものをいただいた。

「白雪ふきん」遷都1300年記念・鹿バージョンだ。いいもん貰った。
よってみる。

うぅぅぅぅ・・・・か,かわゆいッ!かわゆいぞうッ!シカッ!
しかも青と白の鹿がだまし絵風になっておる。洒落乙〜シカ〜。
なんで遷都キャラに女子系の鹿を採用しなかったんだ,奈良は。
仏陀やサンリオもどきでは,売れるもんも売れんだろう。
やっぱ奈良ッつッたら,鹿だよな,鹿ッ!
白雪ふきんの醍醐味は,初おろしの時にあると思う。
白雪ふきんが白雪ふきんである理由。
糊つけした状態で売られているので,最初にふきんを湯にとおして糊をおとすのだが,にゅるにゅる・・・次第にとろとろ〜・・・ふきんの蚊帳生地がとろりフカフカまるで白い綿雪が如くにや〜っこくなるのだ。気持ちいい,気持ちいい。
蚊帳生地だけに,速乾性があり,拭き跡知らず。清潔なニッポンの台所道具だ。
清き一票,白雪ふきん。ねぇね,ありがとう。
何故積もる。雪よ。また長靴かよ。ちっさいのなんてもう晴れた日でもあたりまえのように長靴を装着し,「いや〜,長靴が富山いち似合う子だよ,この子はッ!」と言われる始末。確かに。でもなんとかしてください。
降る雪を眺めつつベランダに出たら,うちの換気扇からホワホワの湯気と共に,台所でことこと煮ている高野豆腐の匂いが,ちべたい町の空気に広がっている。干し椎茸の甘い薫り。こうして町の匂いはできてゐるのである。おかみさん。
さて。
先日,怒濤の奈良・京都ハンターからこんな素敵なものをいただいた。
「白雪ふきん」遷都1300年記念・鹿バージョンだ。いいもん貰った。
よってみる。
うぅぅぅぅ・・・・か,かわゆいッ!かわゆいぞうッ!シカッ!
しかも青と白の鹿がだまし絵風になっておる。洒落乙〜シカ〜。
なんで遷都キャラに女子系の鹿を採用しなかったんだ,奈良は。
仏陀やサンリオもどきでは,売れるもんも売れんだろう。
やっぱ奈良ッつッたら,鹿だよな,鹿ッ!
白雪ふきんの醍醐味は,初おろしの時にあると思う。
白雪ふきんが白雪ふきんである理由。
糊つけした状態で売られているので,最初にふきんを湯にとおして糊をおとすのだが,にゅるにゅる・・・次第にとろとろ〜・・・ふきんの蚊帳生地がとろりフカフカまるで白い綿雪が如くにや〜っこくなるのだ。気持ちいい,気持ちいい。
蚊帳生地だけに,速乾性があり,拭き跡知らず。清潔なニッポンの台所道具だ。
清き一票,白雪ふきん。ねぇね,ありがとう。
先週は何かと来客が多く,遊んでゐたのです。
やれ金沢だなんだと,金ばかし使ってゐたのです。
もう遊ぶ金もない。財布に入った小銭を見られて,お前は小学生か,と言われてだらしがなく笑うばかり。
だがしかし。
普段はほとんど奥山に籠もってばかりおる週末に,先週に限っては急なる来客と,我が少年の幼稚園の行事が重なって富山市内に居る月初めの第壱日曜日。
やはり行かねばなるまい。財布が心細くたって。
だって〜だってだってぇ〜月に一度の護国神社青空の蚤の市なんだもんッ!
値段交渉ならまかせろ,財布ッ!
冷たき風吹き荒るる不穏な日曜早朝,スヤスヤ眠る客人2人と旦那さんを残し,少年を幼稚園に連行,そのまま護国神社へ。

この寒いのに既に結構な人。雨天決行で早朝6時頃からやっていて,昼過ぎには店じまいを始める店主も多いので,やる気のあるお宝ゲッターはやはり午前中がメインだ。
冷たい雨風にも負ケズ。



結構広い境内に並ぶ,初だし骨董やらジャンクやら。干した魚やら山菜やら花やら。

のど自慢やら(♪目を開けてぇ〜歌っておくれようぅ〜♪中々雰囲気のある場所選んでるね,あんた)。

土俵やら(気候がよければ通常この土俵周りに沢山の出店が見られる)。
実は土俵周りには,地元の若手作家さんたちが,直接持参出店してる方が何人かいて,個人的には此処を「陶器(冬期)巡業場所」と呼びたい。目指せ,幕内。
こちらの店の方は,金沢からいらした九谷焼の作家さん。

・・・・・・たんこアンテナ,ぴょろろろろ〜ん。いるぞいるぞ,なんかいるぞ〜。
小さい,灰色がかった白い人たちが,沢山いるぞ〜。
聞くと,九谷の彩色前のものを安く並べているとのことで,そのデザインはご主人の好きな江戸時代の骨董を参考にしたオリジナル作品とのこと。非常に可愛い,即ストライクゾーン,購入ッ!
結局ぐ〜るぐ〜る巡りに巡って,雨に打たれ,風になぎ倒され,三度訪のうた古着物屋の京都人店主から「おねいさん(←ここんとこ心にくい)・・・・・・・あんたはっきりせん人やねぇ・・・・さっさと決めんかい」と叱責され,凍結した身体を温める為に珈琲やら(カフェも出店)豚汁やら(食堂も出店)を独りかっ込み啜りながら,それでも矢張り蚤の市は良い,とホクホクしつつ,余りの外気の低さと私の冷え性を心配しつつ待っていた旦那さんの待つ家へ帰宅→発熱。子供かッ!!
冷えた身体と外食疲れの胃袋には,お粥さんでしょう。
今日は中華粥にしよう。そうしよう。
で,早速本日の戦利品を食卓へ。
箸置き。250円くらいだった。

形は昔の女性の紅入れを模したもの。旦那さんがそれを聞いて,練り梅乗っけたらいいね,と言った。そうね。
小鉢二種。一個700円前後だったか。


いづれも江戸時代デザイン。いいよね,無駄なし。
果たしてうちの子になった小鉢やらに色いろ薬味を入れた。中華スープで炊いた粥にザーサイやら木の実やら乗っけて,中華黒酢を垂らせば・・・・・


・・・・ほう。間違いなし。謝謝,再会,烏龍茶ッ!!
トンポーローッ!!と叫ぶ私を色んな意味で心配そうに見つめる旦那さんであった。
因みに,その他の戦利品はこちら。

何個目かの市場かご,牛乳が丁度縦に収まるバージョン(1100円,安ッ!!)。どうですか。そして穴の開いた,古い藍染めの木綿生地(多分昔の羽織裏)。半値にまけてもらって1000円。どうですか。どうすんだ,これ。
まぁ,今回一度で7点の巡り合わせは,なかなかの好成績,ヨシとしようじゃないか。なぁ,旦那さんよ。
やれ金沢だなんだと,金ばかし使ってゐたのです。
もう遊ぶ金もない。財布に入った小銭を見られて,お前は小学生か,と言われてだらしがなく笑うばかり。
だがしかし。
普段はほとんど奥山に籠もってばかりおる週末に,先週に限っては急なる来客と,我が少年の幼稚園の行事が重なって富山市内に居る月初めの第壱日曜日。
やはり行かねばなるまい。財布が心細くたって。
だって〜だってだってぇ〜月に一度の護国神社青空の蚤の市なんだもんッ!
値段交渉ならまかせろ,財布ッ!
冷たき風吹き荒るる不穏な日曜早朝,スヤスヤ眠る客人2人と旦那さんを残し,少年を幼稚園に連行,そのまま護国神社へ。
この寒いのに既に結構な人。雨天決行で早朝6時頃からやっていて,昼過ぎには店じまいを始める店主も多いので,やる気のあるお宝ゲッターはやはり午前中がメインだ。
冷たい雨風にも負ケズ。
結構広い境内に並ぶ,初だし骨董やらジャンクやら。干した魚やら山菜やら花やら。
のど自慢やら(♪目を開けてぇ〜歌っておくれようぅ〜♪中々雰囲気のある場所選んでるね,あんた)。
土俵やら(気候がよければ通常この土俵周りに沢山の出店が見られる)。
実は土俵周りには,地元の若手作家さんたちが,直接持参出店してる方が何人かいて,個人的には此処を「陶器(冬期)巡業場所」と呼びたい。目指せ,幕内。
こちらの店の方は,金沢からいらした九谷焼の作家さん。
・・・・・・たんこアンテナ,ぴょろろろろ〜ん。いるぞいるぞ,なんかいるぞ〜。
小さい,灰色がかった白い人たちが,沢山いるぞ〜。
聞くと,九谷の彩色前のものを安く並べているとのことで,そのデザインはご主人の好きな江戸時代の骨董を参考にしたオリジナル作品とのこと。非常に可愛い,即ストライクゾーン,購入ッ!
結局ぐ〜るぐ〜る巡りに巡って,雨に打たれ,風になぎ倒され,三度訪のうた古着物屋の京都人店主から「おねいさん(←ここんとこ心にくい)・・・・・・・あんたはっきりせん人やねぇ・・・・さっさと決めんかい」と叱責され,凍結した身体を温める為に珈琲やら(カフェも出店)豚汁やら(食堂も出店)を独りかっ込み啜りながら,それでも矢張り蚤の市は良い,とホクホクしつつ,余りの外気の低さと私の冷え性を心配しつつ待っていた旦那さんの待つ家へ帰宅→発熱。子供かッ!!
冷えた身体と外食疲れの胃袋には,お粥さんでしょう。
今日は中華粥にしよう。そうしよう。
で,早速本日の戦利品を食卓へ。
箸置き。250円くらいだった。
形は昔の女性の紅入れを模したもの。旦那さんがそれを聞いて,練り梅乗っけたらいいね,と言った。そうね。
小鉢二種。一個700円前後だったか。
いづれも江戸時代デザイン。いいよね,無駄なし。
果たしてうちの子になった小鉢やらに色いろ薬味を入れた。中華スープで炊いた粥にザーサイやら木の実やら乗っけて,中華黒酢を垂らせば・・・・・
・・・・ほう。間違いなし。謝謝,再会,烏龍茶ッ!!
トンポーローッ!!と叫ぶ私を色んな意味で心配そうに見つめる旦那さんであった。
因みに,その他の戦利品はこちら。
何個目かの市場かご,牛乳が丁度縦に収まるバージョン(1100円,安ッ!!)。どうですか。そして穴の開いた,古い藍染めの木綿生地(多分昔の羽織裏)。半値にまけてもらって1000円。どうですか。どうすんだ,これ。
まぁ,今回一度で7点の巡り合わせは,なかなかの好成績,ヨシとしようじゃないか。なぁ,旦那さんよ。