続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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「ファム=アンファント」恐るべき子供。
ようやっと富山駅に着いて少年がいうことにゃ
「僕、ラーメンが食べたい」
はいよ、じゃ、恒例の「ジンジャーラーメン」へ。
久々の来店に、ご機嫌なマスターに抱っこされて更にご機嫌な少年「ラーメンいっちょ」。
出てきたラーメンを一目みて、少年の一言に凍りつくマスター。
「あ!麺の色が違う。」
・・・・いや~、実は昨日予想外の入りで、同じ製麺所の違う麺なんだよね、とマスター。少年、ご名答。
誰も見破れなくても、微妙な違いの判る男。奴の舌は一味違うのかッ!!マスターと二人、拝みました。
帰り道、暫く家をあけていたのでお茶代わりに、川沿いのお地蔵様から湧き出る霊水を汲んで、帰宅後飲ませた所、頂きました。少年の一言。
「ふちゅーだね、うん、ふちゅー」
・・・・・奴に間違いはないのだろう。因みにこちらの霊水は、各方面から車でわざわざ列をなして汲みに来る地元の名水である。なむさん。
因みに因みに、「ジンジャーラーメン」のスナギモは、塩ダレ味で非常にビールと合います。
因みに因みに因みに、今日のマスターはYAZAWAの゛N.M.N.L″Tシャツに、永ちゃんの新譜を流してました。私は宮本先生の文豪Tで抵抗しました。夜のラーメン屋で低俗な争い。

ようやっと富山駅に着いて少年がいうことにゃ
「僕、ラーメンが食べたい」
はいよ、じゃ、恒例の「ジンジャーラーメン」へ。
久々の来店に、ご機嫌なマスターに抱っこされて更にご機嫌な少年「ラーメンいっちょ」。
出てきたラーメンを一目みて、少年の一言に凍りつくマスター。
「あ!麺の色が違う。」
・・・・いや~、実は昨日予想外の入りで、同じ製麺所の違う麺なんだよね、とマスター。少年、ご名答。
誰も見破れなくても、微妙な違いの判る男。奴の舌は一味違うのかッ!!マスターと二人、拝みました。
帰り道、暫く家をあけていたのでお茶代わりに、川沿いのお地蔵様から湧き出る霊水を汲んで、帰宅後飲ませた所、頂きました。少年の一言。
「ふちゅーだね、うん、ふちゅー」
・・・・・奴に間違いはないのだろう。因みにこちらの霊水は、各方面から車でわざわざ列をなして汲みに来る地元の名水である。なむさん。
因みに因みに、「ジンジャーラーメン」のスナギモは、塩ダレ味で非常にビールと合います。
因みに因みに因みに、今日のマスターはYAZAWAの゛N.M.N.L″Tシャツに、永ちゃんの新譜を流してました。私は宮本先生の文豪Tで抵抗しました。夜のラーメン屋で低俗な争い。
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決めの一手、男の色気。
旧家だからなのだらうか。旦那さんの実家の男衆は慣習として茶をたてる。
旦那さんの実家で初めて茶をたてて貰ったのは、旦那さんの兄ちゃんだった。
感激。痺れたね。
茶をきちんとたしなんだ事が無いが、思った。茶は、男のもんだと。
背筋を正し、慣れた手付きで茶をたてる男の長い指に勝る色気無し。満腹感無量。
その他、旦那さんの実家の男衆の慣習は色々ある。父がいたころは、初めてみる男の所作に何度も震えたものさ。
銀杏を煎る。鯛鍋の味付けをする(食卓を皆で囲みながら)、お節を重箱に詰める。女衆がお膳立てしたものを、最後にピシッと決めるのが男の手。その姿が何やら特別な作法にのっとっているかのようで、恭しく、カッチョよかった。涎。
末っ子であり、真のフェミニストである旦那さんのこうした姿は余りみられないのが残念であったが、何度も懇願し、茶菓子を用意し、茶道具も揃えて、近年漸く茶を立てて頂いているが、矢張こなれていらっしゃる。きちんと習ったことはないが、見知りしているのだ。素晴らしい。
私はもう、てか元から知らんが、けして自分で茶はたてまいと決めた。
ほれ、うちの男衆の末裔も、こうして茶を立てておる。よしよし。
旧家だからなのだらうか。旦那さんの実家の男衆は慣習として茶をたてる。
旦那さんの実家で初めて茶をたてて貰ったのは、旦那さんの兄ちゃんだった。
感激。痺れたね。
茶をきちんとたしなんだ事が無いが、思った。茶は、男のもんだと。
背筋を正し、慣れた手付きで茶をたてる男の長い指に勝る色気無し。満腹感無量。
その他、旦那さんの実家の男衆の慣習は色々ある。父がいたころは、初めてみる男の所作に何度も震えたものさ。
銀杏を煎る。鯛鍋の味付けをする(食卓を皆で囲みながら)、お節を重箱に詰める。女衆がお膳立てしたものを、最後にピシッと決めるのが男の手。その姿が何やら特別な作法にのっとっているかのようで、恭しく、カッチョよかった。涎。
末っ子であり、真のフェミニストである旦那さんのこうした姿は余りみられないのが残念であったが、何度も懇願し、茶菓子を用意し、茶道具も揃えて、近年漸く茶を立てて頂いているが、矢張こなれていらっしゃる。きちんと習ったことはないが、見知りしているのだ。素晴らしい。
私はもう、てか元から知らんが、けして自分で茶はたてまいと決めた。
ほれ、うちの男衆の末裔も、こうして茶を立てておる。よしよし。