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続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」 平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。      二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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富山市に最接近予定は、あと15分。

いよいよ雨風共にMAX。

富山県教は全域の公立高校・中・少・幼稚園の休校を宣言。

さて、少年の幼稚園は?電話してみよう。

「は~い、やってますよ~ッ!」

!!!!!
大英断ッ!
天晴れ、地域のヨロズ処ッ!!!ここだけじゃないか!?

ドーンと腰の座った少年の幼稚園でした。

皆様、お気をつけて!
行ってらっしゃい!



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幼稚園も年中さん位になると,5歳児の想像力を駆使して結構様々な工作物が作れるようになってくる。

うちの少年が通っている幼稚園では,近所の方達が素材として使えそうなもの(空き箱やストローなど)を持ち寄ってきてくださるので,園では特に,空き時間があると子供らに率先して自由に好きなものを好きなように作らせているようだ。素晴らしい。

ティッシュの空き箱やらプリンのカップやらを利用して,電車や機関車なんかを作る子もいれば,結構緻密な立体迷路を造る子,ロボット造る子がいれば,一口ゼリーの空カップをいくつも利用してパソコンで〜す,なんて子も。中々幼稚園児も侮れん。

少年も多分にもれず,毎日毎日シコシコと創造してはお持ち帰りなさるのだがしかし。

こちらの幼稚園にお世話になり初めに,最初に持ち帰った彼の作品は衝撃的だった。

「箱」
確かカレーの箱。以上。

満面の笑みでそれを私の前に掲げる少年の瞳には,一点の曇りも無かった。
「カレー好きだから」と少年は真っ直ぐに言い放った。
私は言った。「そうか」


以前通っていた幼稚園では,余り子供の想像力を自由に・・というよりは,教材なぞを使って幼児知能開発に力をいれていたようなので,初めて「自由」を手に入れた猿は開け放たれた檻の中で呆然と座りこけていたのだろう。気を利かせて先生が「最初はねぇ,こんなものなのよね,みんな!」とおっしゃった。私は頷いた。

そして,半年はあっという間に過ぎた。
気がつけば,すっかり背も伸び,年中さんが板についている少年。

今でも毎日毎日シコシコと創造しては,最近に至っては,それはそれは自信たっぷりに鼻の穴を広げて私に御開陳してくださっている。

あれから,半年。
作品はこうなった。



箱。
真ん中にアルファベットらしきものの姿が見受けられる。
「バクダンなん。バクダン。」

次。



箱。
真ん中に数字らしきものの列が。
「ピタゴラスイッチなん。スイッチ。」

衝撃的なのが,どこからどう見ても,数字や文字以外に何かを施した痕跡が皆無だということだ。素材。文字。後はこの半年間で育った想像力のみ。想像力がそっちの方向に伸びていったのか。

最近は先生方も,フォローなんてしない。
ただただ温かく見守って下さっているだけだ。

先生方の思惑とは全く違った方向に伸びていった少年の「自由な想像力」。
それでは最新の作品を御覧いただこう。



箱。
健康ドリンク系。

開け口にビッシリ,それはそれはびっしりセロテープで封がされている。
開けてみよう。



箱。カップ。
ギュウギュウに詰めてある。広げてみよう。



マカダミアナッツ空箱。ポッキー空箱。梅干し空缶。プチダノンの空カップ2個。ヨーグルトの空カップ2個。

「おべんと箱なん。おべんと箱。」
私は言ったよね。「そうか」と。

夜,帰ってきた旦那さんに自信たっぷりに掲げる少年。
父親は言ったよね。「そうか」と。

因みに,ご想像下さい。
このような作品を少年はほぼ毎日お持ち帰りなさるわけです。
もう私のような凡人では,一体全体これらをどう扱って良いものやら,皆目見当がつかないわけです。

しかも箱。かさばりますねぇ。えぇ,かさばりますとも。

処分?一度,持ち帰ってから2〜3日後にゴミ箱に入れたところ,それを見つけた少年が真っ青になっていたのを目撃して以来,少しづつ少しづつ間引いてゆき,そっと処分するわけです。細心の注意を払い,カレーやヨーグルトの空きカップを捨てる。

・・・・・何やってんだ,私は。なんてもう,思わなくなったわ。えへ!えへへ!

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先日,村の仙人からいただいた山の宝石。



白マイタケ(ナラタケ)。ドーン。画像は頂いたマイタケの半分。一株がデカイッ!
これ,山の中でドカンッと咲いてたら,踊るよな。
肉厚ですねぇ。ふふふふふ。

因みにマイタケは,山の上のかなり険しいところまでいかないと見つからないそうだ。こういうのは,やはり仙人に任せるのがよろしい。

皆様,マイタケはマイタケでも,山マイタケの石突きはどこにあると思いますか?
普通スーパーなどで売られている奴は,下の方にチョロっとありますね。
ご想像下さい。だってキノコだぜ,ナラの樹からこう,にょろにょろっとでてくるわけですよ。キノコのお腹だろうが足だろうが顔だろうが,好きなところに石突きがくっついてるわけ。コレを親指の爪で個そぎ落とします。

軽く水洗いして,だし汁・醤油・酒・味醂。炊飯用の水は勿論,「桂水」。ムテキングですね。

大長谷・秋ご飯スペシャル。薫りがッ!!届けッ!!



自然は凄い。

ご馳走様でした。

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週末お世話になっておる,富山市八尾町は,大長谷集落。
長い歴史を有するこの谷には,おじいちゃんに化けた仙人とおばぁちゃんに化けた妖精さん達がおる。

その仙人様や妖精さんたちの囁きに耳を側立てれば,この村に古くから語り継がれておる秘密のパワースポットの情報を得ることができる。
面白いことに,当の本人達にとってその場所は別段秘密裏にしているわけでもなく,生活の一部であるもんだから,その辺の路傍の石と一緒だったりする。ま,仙人と妖精ですから。

今回,われわれが耳にした情報によると,どうやら大長谷は花房地区に棲まう妖精さんが「桂の大木の根っこから渾々と湧き出でる清水」その名も“桂水”に詳しいらしいことをつきとめたのだ。日本昔話なら,その水を大人が飲めば酒に,子供が飲めばジュースになること請け合いだ。これはいかねばならぬ。

で。
早速空のペットボトルを抱え,大長谷集落の入り口山中にある花房地区へ。

家の前で妖精は,真っ白い可憐な小花のような笑顔で待っていて下さった。
我々はそのまま妖精を拉致,桂水の湧く更に山奥まで車を進める。

凄い。崖?道?
怖い。あぁ怖い。大長谷に来て,怖い山道に慣れていると思いこんでおったが,車内の息が白くなる。ただ一人,穏やかに微笑んでいる妖精の眼差しだけが,唯一の救いだ。

花房地区から約5分ほどで清水(しょうず)地区に到着。こんな処に小屋が一軒ある。この小屋の主は小さな大天使,桂水とともに80有余年(大天使暦では不明),たったお一人で清水地区に棲まっておられるのだ。凄い。
とても綺麗なお庭。ちいさいながらも野菜や花が秩序よく植えられている。

小さな大天使は破顔しながら玄関先で待っててくれてゐた。
一目で感激。本当に,山奥なのだ。お一人なのだ。やっぱり大天使としか思えない。
このお宅の裏に,例の桂水が湧き出ているらしい。
チロチロと清水の流るる音。清水があるから清水(しょうず)地区なのか。至極明快。



妖精の案内で,裏山へ。

ここはもうトトロの森。
息を飲む程の碧い苔の絨毯が続く森。木漏れ日が清水に濡れた絨毯を光らせる。
ほう・・・・・・・ッと息ついたそのとき。

で・・・・・・でたーーーーーーーーーッ!!!



どーん。はい,樹齢700年。ごいすー。屋久島かどこかですか,ここは。
この老木が突如として山中に現れるわけです。パワースポットでなくて何なのか。

妖精と霊木。ミステリアス。



桂の木の根っこから湧き出でる清水。怖ろしいほどクリアなその水は,それはそれは清く清潔で,痺れるほどちべたい。




思わず駆け寄り,清水を濁らせぬようつま先立ちながら,両手のお椀で頂く。
甘い。酒だ,もはや酒。上善酒如だ。少年は,ジュースじゃない,と口を尖らせておったが,おぬしまだまだよのう。修行が足らんぞ。

近くにこんな立て札が。



八尾町指定天然記念物なのだそうだ。知らなかったぞ。
この桂水は,ここ清水(しょうず)地区と下の花房地区一帯の「清花(しょうはな)」と呼ばれる,現在は数軒のみを残すこの集落の生活用水となっているそうだ。いいなぁ,豊かだなぁ。
生活用水ですからね,けして余所もんが汚したりしちゃいけないのだ。そおっと,そおっと近づいて,お願いをしてから,手を合わせて少うし分けていただくのだ。

ペットボトル一杯に汲んだ桂水は,どこから見てもなんの混じりけがない。クリアだ。ここを見れてよかった。お水,いただけてよかった。帰ったら,先日別の仙人から頂いた,山で採れた白マイタケをこの水使って炊き込みご飯を炊こう。そうしよう。

「この水があるから,ここから降りないんだよ」
暫し大天使と歓談させていただいた後,丁寧にお礼申し上げて山を下りた。
大天使は破顔しながらいつまでも手をふってくださっていた。
小さな天空の庭に咲く,まるで桜桃の様なふわり丸くて愛らしい花のような人。



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秋植えの野菜の間引きがはじまりました。

ギュウギュウになって苦しそうな所を摘んであげて、呼吸を楽にしてあげる。

摘んだ葉っぱは、捨てずに綺麗に洗って根っこを取ってやれば、「すぐり菜」になり、お浸しにして食べるとどんだけ旨いか!栄養もタップリだしね。

お湯に放すとクタッと小さくなるものの、ギュッと絞って鰹ぶしとポン酢で食すと、歯ごたえも残り、キャピキャピした味が可愛く美味しい!

野菜はほんと、無駄なく旨しッ!

今夜は辛み大根のすぐり菜のお浸しで一杯やらう。



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