続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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賃貸に住んでいようが、断捨離していようが、そーんなもんモーマンタイなのです。
大分前の記事で(過去ログ参照)家族には余り理解をいただけない収集癖があることは書いた。必殺チェブラーシュカコレクションはロシア好きの旦那さんの理解と協力はとりつけてあるものの、箱、紙きれ、サビついた鉄もの、ボビン・・・収納ないんだからさァッ!しかも全部「捨てるには惜しすぎる」古いものばかり。油染み、青サビ、炭化もんだ。
家族の不審な「・・・・ゴミ?」の視線をひらりとかわして、と。
うちには何故かお盆が多い。
何故?だって好きなんですよぅ、お盆。
この人(盆)はサビ鉄系。

どうです、この渋さ。洗っても落ちないペンキがついてて何ともプロレタリアなブツでしょう?ん?汚い?・・・軽くスルーして、次ッ!
この子は旦那さんの実家より参戦。

旦那さんが小さい頃から使われていた年代もの。
大きさわかりますかね?丁度独り食カップヌードルを乗せられる位の小さなお盆・・・せ・しぼ〜ん・・・じゃなくて「てし盆(めいめい小皿のことを西ではオテシと呼ぶ)」。集金に来たに渡す代金を乗せたり、ちょっとしたお菓子の手土産を渡したりするときに使う、所謂アレですな、簡易袱紗みたいなもんですね。あー、弱い、弱すぎるッ!そーゆーのに!旦那さんのご実家で断捨離寸前だった処を救出。
で、こちらのカワイコちゃん(お盆〜)は・・・

アルマイト製なのよぅ!あたし☆
ペラの平盆の上に、やや歪んでるので液体物載せるとバチャバチャになるけど気にしない、気にしない。うっすら残るローズ柄?がもうたまんねぇな、コリャ。
ドンドン行かう!
お盆は別名トレー、トレーも好きっす。国籍モウマンタイ。

コイツはバリ島はウブド村の市場で、百戦錬磨の店のオバチャンと値引き合戦の末(この辺、あたし絶対負けない)、確か500円くらいで手に入れた、水草のアタを使ったインドネシアの伝統工芸品だ。アタもんは、やっぱいい。丈夫で長持ち、美しい。パン朝食セットを乗せてそのまま冷蔵庫に入っていて、朝は自動的に食卓へ。お盆はリムが付いてると、ほんとに便利な収納&可動ツールになる。
お次はちいさいちいさいトレー。

そもそも琺瑯もんは大好きなのだが、コレは確かフランスかどっかの古い琺瑯箱の蓋だ。蓋だってトレーになるだろう、立山町のカフェCARMETで購入。旦那さんが目を細めて珈琲のんでる隙に、コソコソ売ってもらった。こういうの多い。
ふと子のミルク&離乳食用トレーに。サイズぴったし。
まだまだあるのだが、最後にコレッ☆最近旦那さんの実家から我が家へ越してこられた、齢100歳の漆塗り木製盆。

激渋ーーーーーーーーーー☆
組木の角仕事といい、照り艶といい、やっぱ若いモンには到底真似できないようなこの色気ッ!最近は専らコレをテーブル中央に据えて、渋い茶ァ啜っておりやす。
思い立って我が家のお盆達の写真を撮ってると・・・・・ま、こんなにいらんわな・・・・という気持ちにはなるが、いやいや!捨てるには、惜しすぎる(だから断捨離が一向にすすまないんだよ)。
大分前の記事で(過去ログ参照)家族には余り理解をいただけない収集癖があることは書いた。必殺チェブラーシュカコレクションはロシア好きの旦那さんの理解と協力はとりつけてあるものの、箱、紙きれ、サビついた鉄もの、ボビン・・・収納ないんだからさァッ!しかも全部「捨てるには惜しすぎる」古いものばかり。油染み、青サビ、炭化もんだ。
家族の不審な「・・・・ゴミ?」の視線をひらりとかわして、と。
うちには何故かお盆が多い。
何故?だって好きなんですよぅ、お盆。
この人(盆)はサビ鉄系。
どうです、この渋さ。洗っても落ちないペンキがついてて何ともプロレタリアなブツでしょう?ん?汚い?・・・軽くスルーして、次ッ!
この子は旦那さんの実家より参戦。
旦那さんが小さい頃から使われていた年代もの。
大きさわかりますかね?丁度独り食カップヌードルを乗せられる位の小さなお盆・・・せ・しぼ〜ん・・・じゃなくて「てし盆(めいめい小皿のことを西ではオテシと呼ぶ)」。集金に来たに渡す代金を乗せたり、ちょっとしたお菓子の手土産を渡したりするときに使う、所謂アレですな、簡易袱紗みたいなもんですね。あー、弱い、弱すぎるッ!そーゆーのに!旦那さんのご実家で断捨離寸前だった処を救出。
で、こちらのカワイコちゃん(お盆〜)は・・・
アルマイト製なのよぅ!あたし☆
ペラの平盆の上に、やや歪んでるので液体物載せるとバチャバチャになるけど気にしない、気にしない。うっすら残るローズ柄?がもうたまんねぇな、コリャ。
ドンドン行かう!
お盆は別名トレー、トレーも好きっす。国籍モウマンタイ。
コイツはバリ島はウブド村の市場で、百戦錬磨の店のオバチャンと値引き合戦の末(この辺、あたし絶対負けない)、確か500円くらいで手に入れた、水草のアタを使ったインドネシアの伝統工芸品だ。アタもんは、やっぱいい。丈夫で長持ち、美しい。パン朝食セットを乗せてそのまま冷蔵庫に入っていて、朝は自動的に食卓へ。お盆はリムが付いてると、ほんとに便利な収納&可動ツールになる。
お次はちいさいちいさいトレー。
そもそも琺瑯もんは大好きなのだが、コレは確かフランスかどっかの古い琺瑯箱の蓋だ。蓋だってトレーになるだろう、立山町のカフェCARMETで購入。旦那さんが目を細めて珈琲のんでる隙に、コソコソ売ってもらった。こういうの多い。
ふと子のミルク&離乳食用トレーに。サイズぴったし。
まだまだあるのだが、最後にコレッ☆最近旦那さんの実家から我が家へ越してこられた、齢100歳の漆塗り木製盆。
激渋ーーーーーーーーーー☆
組木の角仕事といい、照り艶といい、やっぱ若いモンには到底真似できないようなこの色気ッ!最近は専らコレをテーブル中央に据えて、渋い茶ァ啜っておりやす。
思い立って我が家のお盆達の写真を撮ってると・・・・・ま、こんなにいらんわな・・・・という気持ちにはなるが、いやいや!捨てるには、惜しすぎる(だから断捨離が一向にすすまないんだよ)。
凄い雪ですなぁ。皆様、引きこもってますか?もうこりゃ駄目だ、篭るしかない。
といいつつも、さっき全身雪まみれになりながらタリーズコーヒーに行ってきましたよ。最近あそこ、軽食出せるようになったの知ってました?パスタとかホット系のサンドとか。
最近頻繁にいってるんですけどね(一度行くとしつこい)、今日はホットドッグ。これ!ましそー。まいうー。
アボカドのせを食べたんだけど、口にいれてちょっと歯を立てただけで「!う、うまい」と言ってしまった。何が?と言われても何せ歯を立てただけなんで。でも何?パンか?この一昔前のドトールのジャーマンドッグ用フランスパンみたいな?ソーセージ?SBCのドッグに挟まってる奴みたいな?アボカド…良くわかんないけど?久々にヒット、大変だ美味しゅう御座いました。おすすめ~。因みにどーなん、アレ、私は大抵コーヒーはトールを頼むんだけど、タリーズのトールって、マグカップ…ギャグ並みにデカくないっすか。タップリ好きしいいんですけど、手プルプルする。
----------
朝の情報番組で、長渕剛が生歌でハーモニカを泣かせていた。
「泣きのギター」関連に詳しいだんなさんに、ハーモニカを泣かせるといったらいったい誰が一番なのかときいたら
「…ロードじゃね?」
ファ~ファ~ファンワンワンワ~ン(爆)やっぱ旦那さんに間違いはない。
----------
不朽の名作「泣いた赤鬼」。
最近新たに浦沢直樹が挿絵をつけたものが出たので少年に手に入れさせる。
流石に浦沢直樹は絵が上手い。
でもラストのあそこ、物語のクライマックスシーン、赤鬼が泣く場面ね。画面一杯に描かれた赤鬼の泣き顔を見た瞬間、制作側が浦沢直樹を引っ張ってきた理由が即時判明。
コレコレ!この顔が見たかった!
そう思ったのは私だけではないはず。
泣き顔はネタバレになるので、是非ご購入を。あー、いい顔で泣くなァ、赤鬼ッ!
といいつつも、さっき全身雪まみれになりながらタリーズコーヒーに行ってきましたよ。最近あそこ、軽食出せるようになったの知ってました?パスタとかホット系のサンドとか。
最近頻繁にいってるんですけどね(一度行くとしつこい)、今日はホットドッグ。これ!ましそー。まいうー。
アボカドのせを食べたんだけど、口にいれてちょっと歯を立てただけで「!う、うまい」と言ってしまった。何が?と言われても何せ歯を立てただけなんで。でも何?パンか?この一昔前のドトールのジャーマンドッグ用フランスパンみたいな?ソーセージ?SBCのドッグに挟まってる奴みたいな?アボカド…良くわかんないけど?久々にヒット、大変だ美味しゅう御座いました。おすすめ~。因みにどーなん、アレ、私は大抵コーヒーはトールを頼むんだけど、タリーズのトールって、マグカップ…ギャグ並みにデカくないっすか。タップリ好きしいいんですけど、手プルプルする。
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朝の情報番組で、長渕剛が生歌でハーモニカを泣かせていた。
「泣きのギター」関連に詳しいだんなさんに、ハーモニカを泣かせるといったらいったい誰が一番なのかときいたら
「…ロードじゃね?」
ファ~ファ~ファンワンワンワ~ン(爆)やっぱ旦那さんに間違いはない。
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不朽の名作「泣いた赤鬼」。
最近新たに浦沢直樹が挿絵をつけたものが出たので少年に手に入れさせる。
流石に浦沢直樹は絵が上手い。
でもラストのあそこ、物語のクライマックスシーン、赤鬼が泣く場面ね。画面一杯に描かれた赤鬼の泣き顔を見た瞬間、制作側が浦沢直樹を引っ張ってきた理由が即時判明。
コレコレ!この顔が見たかった!
そう思ったのは私だけではないはず。
泣き顔はネタバレになるので、是非ご購入を。あー、いい顔で泣くなァ、赤鬼ッ!
昨年来身体をこわされていた、お山のマタギ仙人。毎年分けて頂いているマタギ米、今期の分には黒いものが混じっている。余り満足な世話ができなかったのだろうか、病害虫にやられたらしい。
其の侭食べても大丈夫なのだが、銀シャリを愛する息子の為にも毎日せっせと猿のように米をかき混ぜては黒く変色した粒を指で摘まんでいる。
実はコレが本当に面倒臭い。無洗米なんてのも出回っているきょうびに、まずコメ粒の精査をせにゃならん。
しかし毎日毎日せっせと黒い米粒を摘まんでいると、次第にその筋のプロっぽくなってくる。あ、ほい。あ、ほいな。チョイナチョーイナ位に。
そうして毎回、お爺さんの健康の回復を願う。家族に美味しいもん食べさせなけりゃと、思う。この面倒臭い作業は料理する前の、感謝と戒めを再確認する作業だ。ハァー、チョイナチョーイナ。
-----------
近所にスーパーを呼ぶオンナ。
しかしその開店した近所のスーパー(徘徊5分圏内)、非常に、ヒッジョーに便利極まりないのではあるが。
飽きたーーーー。飽きちゃった。
だって、物凄く安価で、物凄く新鮮で、物凄く出来のいい国産野菜が、物凄くかんたんに手に入っちゃうんだもん。
お山の野菜はね、虫が食ってて、泥が付いてて、葉っぱの根本にも土がギッシリ詰まってて、食べる迄にすんげぇ大変なんですよ。洗って、虫に出会ってギャーーーーッと絶叫してさ。山菜なんか採って直ぐにアク抜きしなきゃ駄目し、雑草混じってっし。茸のカサの裏には土だの虫だの入ってっし。
物凄く面倒臭い。
でも、コレがあるのと無いのでは、551があるときー無いときー(わかりますか)以上の喪失感がある。
野菜を洗ったり、水を何度も変えて虫やら枯葉やらを取ったり、一晩かけてアクを抜いたりする面倒臭い手間が、おいしく料理しなけりゃ一生懸命育った素材と、ソレを用意してくれたあの人のあの手にモッタイナイ、という気持ちのオマケを付けてくれるのだ。産地と生産者の名前が明記されてスーパーの陳列台に並んでいるモノとは、そのリアル差が違う。もう、猥褻なまでにリアルだ。コレはここ数年で私たち家族が豊かな里山から授かった、ワクワクすらしてしまう特別な感情なのだろう。
捨てるには、惜しすぎる。
------------
ここんとこ出張準備やら飲み会やら会議やら何やらで、首肩腰内臓の弱っている旦那さんの為に、明日は必殺スプリット・ピースープだ。皮を剥いて半分に割れた状態で乾燥されているグリーンピーは、前日の夜から洗って多めの水に漬けておく。
なかなか手に入りにくいスプリット・ピーはネットで大量注文した南米産だ。水で洗っていると、結構黒く変色してるものや、石ころなんかも混入してたりする。豆食の南米人にとっては、こうやって毎回チョイナチョイナとクズ豆を摘まむのは当たり前な作業なんだろなーと、ニッポンの台所で想いを馳せつつクズ豆を摘まむ。
明日も富山は大雪予報。
寒い夜には豆のポタージュが身も心もあっためてくれるだろう。
面倒臭いウチの小学一年生も、きっとオカワリする。
其の侭食べても大丈夫なのだが、銀シャリを愛する息子の為にも毎日せっせと猿のように米をかき混ぜては黒く変色した粒を指で摘まんでいる。
実はコレが本当に面倒臭い。無洗米なんてのも出回っているきょうびに、まずコメ粒の精査をせにゃならん。
しかし毎日毎日せっせと黒い米粒を摘まんでいると、次第にその筋のプロっぽくなってくる。あ、ほい。あ、ほいな。チョイナチョーイナ位に。
そうして毎回、お爺さんの健康の回復を願う。家族に美味しいもん食べさせなけりゃと、思う。この面倒臭い作業は料理する前の、感謝と戒めを再確認する作業だ。ハァー、チョイナチョーイナ。
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近所にスーパーを呼ぶオンナ。
しかしその開店した近所のスーパー(徘徊5分圏内)、非常に、ヒッジョーに便利極まりないのではあるが。
飽きたーーーー。飽きちゃった。
だって、物凄く安価で、物凄く新鮮で、物凄く出来のいい国産野菜が、物凄くかんたんに手に入っちゃうんだもん。
お山の野菜はね、虫が食ってて、泥が付いてて、葉っぱの根本にも土がギッシリ詰まってて、食べる迄にすんげぇ大変なんですよ。洗って、虫に出会ってギャーーーーッと絶叫してさ。山菜なんか採って直ぐにアク抜きしなきゃ駄目し、雑草混じってっし。茸のカサの裏には土だの虫だの入ってっし。
物凄く面倒臭い。
でも、コレがあるのと無いのでは、551があるときー無いときー(わかりますか)以上の喪失感がある。
野菜を洗ったり、水を何度も変えて虫やら枯葉やらを取ったり、一晩かけてアクを抜いたりする面倒臭い手間が、おいしく料理しなけりゃ一生懸命育った素材と、ソレを用意してくれたあの人のあの手にモッタイナイ、という気持ちのオマケを付けてくれるのだ。産地と生産者の名前が明記されてスーパーの陳列台に並んでいるモノとは、そのリアル差が違う。もう、猥褻なまでにリアルだ。コレはここ数年で私たち家族が豊かな里山から授かった、ワクワクすらしてしまう特別な感情なのだろう。
捨てるには、惜しすぎる。
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ここんとこ出張準備やら飲み会やら会議やら何やらで、首肩腰内臓の弱っている旦那さんの為に、明日は必殺スプリット・ピースープだ。皮を剥いて半分に割れた状態で乾燥されているグリーンピーは、前日の夜から洗って多めの水に漬けておく。
なかなか手に入りにくいスプリット・ピーはネットで大量注文した南米産だ。水で洗っていると、結構黒く変色してるものや、石ころなんかも混入してたりする。豆食の南米人にとっては、こうやって毎回チョイナチョイナとクズ豆を摘まむのは当たり前な作業なんだろなーと、ニッポンの台所で想いを馳せつつクズ豆を摘まむ。
明日も富山は大雪予報。
寒い夜には豆のポタージュが身も心もあっためてくれるだろう。
面倒臭いウチの小学一年生も、きっとオカワリする。
先週、りんりんの大好物の「メガネの人」があそびに来てくれてから、遂に寝返り返しを成功させた。
メガネの優しい指導の元、足をクイッとひねって手を上げて回転するコツを憶えたりん子さん。襖を開け放った二つの部屋をローリング運動で高速移動中。誰もこの肉玉を止めることは出来ぬ。
更に得意の唇ブルブル回転で「プルルルルルル~ッ!」と高音の雄叫びを上げながら部屋から部屋へとローリング運動で突っ切る白い肉玉。
目を離した途端に壁や襖に激突、「何でコレ動かへんのや…どきやーーーーッ!!」と絶叫する小さい人の足を持ち上げてズルズル180度方向転換の連続。もう目がはなせまへん。
ついでに赤さんの胃袋はまだストーンと一直線の為、うつ伏せになる度に「ゲロ」っとミルクを吐き逃げする訳で。プルルルルルル~ゲロ。プルルルルルル~ゲロ。皆、この回転肉玉を呆然と見つめながらおしりふきやタオル片手にスタンバイ中。いやー、少年ん時は殆ど動かなかったからなァ~。個体差がここまで違うんですなァ。プルルルルルル~。
----------
そんなローリング・ホワイトと、週末学校行事だった為に代休の少年をぶら下げて、昨日友人宅へ乗り込む。
いやー、そんなー、暇な小学生まで悪いよー、という小さい遠慮の言葉も「チーズフォンデュ会だってば。」の一言で紙切れのように吹き飛ぶ自称不屈のダイエッターと、若年性成人病を危惧して同じくダイエット中の小学一年生。駄目だ。
寒い一日、皆でワイワイ フォンデュ鍋を囲んでチーズとろ~り、ボトリ。少年が床にこぼす白いチーズをふきふき、ローリング・ホワイトと垂れ流す白い吐瀉物をふきふき…お…落ち着かへんやろーいッ!床に次々と落とされる白いもんを拭いてたら、もう一体私は今どっち拭いてんだかわかんなくなっちゃったわい。
ま、そんなもんだ。
もう手にしたタオルはビチョビチョだ。もう堪らんと、背中に背負ったら其の侭ゲロられて背中も凍りつくわ。
ま、そんなもんだ。世の中のおかーちゃん達、開けない夜は無い。タオル片手に、湿布を友に、気合い入れて頑張りまっしょい☆
あー、このそこはかとなく部屋に広がる芳醇な吐瀉物の薫り…この時期の風物詩ですなァー…。
メガネの優しい指導の元、足をクイッとひねって手を上げて回転するコツを憶えたりん子さん。襖を開け放った二つの部屋をローリング運動で高速移動中。誰もこの肉玉を止めることは出来ぬ。
更に得意の唇ブルブル回転で「プルルルルルル~ッ!」と高音の雄叫びを上げながら部屋から部屋へとローリング運動で突っ切る白い肉玉。
目を離した途端に壁や襖に激突、「何でコレ動かへんのや…どきやーーーーッ!!」と絶叫する小さい人の足を持ち上げてズルズル180度方向転換の連続。もう目がはなせまへん。
ついでに赤さんの胃袋はまだストーンと一直線の為、うつ伏せになる度に「ゲロ」っとミルクを吐き逃げする訳で。プルルルルルル~ゲロ。プルルルルルル~ゲロ。皆、この回転肉玉を呆然と見つめながらおしりふきやタオル片手にスタンバイ中。いやー、少年ん時は殆ど動かなかったからなァ~。個体差がここまで違うんですなァ。プルルルルルル~。
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そんなローリング・ホワイトと、週末学校行事だった為に代休の少年をぶら下げて、昨日友人宅へ乗り込む。
いやー、そんなー、暇な小学生まで悪いよー、という小さい遠慮の言葉も「チーズフォンデュ会だってば。」の一言で紙切れのように吹き飛ぶ自称不屈のダイエッターと、若年性成人病を危惧して同じくダイエット中の小学一年生。駄目だ。
寒い一日、皆でワイワイ フォンデュ鍋を囲んでチーズとろ~り、ボトリ。少年が床にこぼす白いチーズをふきふき、ローリング・ホワイトと垂れ流す白い吐瀉物をふきふき…お…落ち着かへんやろーいッ!床に次々と落とされる白いもんを拭いてたら、もう一体私は今どっち拭いてんだかわかんなくなっちゃったわい。
ま、そんなもんだ。
もう手にしたタオルはビチョビチョだ。もう堪らんと、背中に背負ったら其の侭ゲロられて背中も凍りつくわ。
ま、そんなもんだ。世の中のおかーちゃん達、開けない夜は無い。タオル片手に、湿布を友に、気合い入れて頑張りまっしょい☆
あー、このそこはかとなく部屋に広がる芳醇な吐瀉物の薫り…この時期の風物詩ですなァー…。