続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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♪行かなくちゃ 君に〜会いにいかなくちゃ 君の町に行かなくちゃ 雨に濡れ〜♪
(井上陽水「傘がない」)
富山は朝から土砂降りの雨。
過日、台風が富山を襲ったその日、富山市内の高校・中学・小・幼の休校が相次ぐ中、少年が通う幼稚園は大英断の末(否、ごく当たり前に)通常通りに開園したことを書いた。
「あら、昔は大雪の日にはシャベルで雪掻きしながらきたもんよ・・・・家でじっとするよりいいでしょ?」だそうだ。
大英断だといっているのは、まずこのご時世、特に小さな子供を預かる組織は、何かリスクが生じるであろう場合、リスク回避の為に試行錯誤に終始するものだからだ。過保護にも自己防衛にも映る、防御に防御を重ねた対応は、完全に大人理論だ。
一方、少年が通う昔ながらの幼稚園での、総ての判断基準は何か。
「子供の気持ち」だけだ。
それはそれはビシッとど真ん中を貫いたプリンシパルなので、その小さな心に寄り添うという恐ろしく面倒くさいであろう作業に徹底的に終始しているのだ。
親に気をつかって愛想笑いなんて、必要のないことはしない。辛抱強く耳を傾け,頬ずりし,必要とあらば容赦なく叱りとばす。天晴れだ。
さて、今日は冷たい土砂降り雨。
「あの~、今日の芋掘り遠足は・・・・」
「はい!いっちゃいましょうね!」
「!!!!?」
心配で青くなっていた少年の顔面に一気に血の毛がさす。にわかに広がる鼻の穴。
よし、行って掘ってこい。風邪引いたら、芋がゆ作ったる。ドーンと行けッ!!

因みに芋掘り遠足先は牧場兼農場で,牛もいる。少年の初恋の相手のお宅だ。
雨や嵐に負けるわけには,やっぱりいかんだろう。
えぇい,男よ,取り敢えず行けーッ!!
(井上陽水「傘がない」)
富山は朝から土砂降りの雨。
過日、台風が富山を襲ったその日、富山市内の高校・中学・小・幼の休校が相次ぐ中、少年が通う幼稚園は大英断の末(否、ごく当たり前に)通常通りに開園したことを書いた。
「あら、昔は大雪の日にはシャベルで雪掻きしながらきたもんよ・・・・家でじっとするよりいいでしょ?」だそうだ。
大英断だといっているのは、まずこのご時世、特に小さな子供を預かる組織は、何かリスクが生じるであろう場合、リスク回避の為に試行錯誤に終始するものだからだ。過保護にも自己防衛にも映る、防御に防御を重ねた対応は、完全に大人理論だ。
一方、少年が通う昔ながらの幼稚園での、総ての判断基準は何か。
「子供の気持ち」だけだ。
それはそれはビシッとど真ん中を貫いたプリンシパルなので、その小さな心に寄り添うという恐ろしく面倒くさいであろう作業に徹底的に終始しているのだ。
親に気をつかって愛想笑いなんて、必要のないことはしない。辛抱強く耳を傾け,頬ずりし,必要とあらば容赦なく叱りとばす。天晴れだ。
さて、今日は冷たい土砂降り雨。
「あの~、今日の芋掘り遠足は・・・・」
「はい!いっちゃいましょうね!」
「!!!!?」
心配で青くなっていた少年の顔面に一気に血の毛がさす。にわかに広がる鼻の穴。
よし、行って掘ってこい。風邪引いたら、芋がゆ作ったる。ドーンと行けッ!!
因みに芋掘り遠足先は牧場兼農場で,牛もいる。少年の初恋の相手のお宅だ。
雨や嵐に負けるわけには,やっぱりいかんだろう。
えぇい,男よ,取り敢えず行けーッ!!
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