続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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床の上に、白いウーパールーパーが転がっている。
熱い視線を後頭部に感じて振り向くと、ウパ・と口を開けニッコリしながらジッとこちらを見つめている。
・・・・・・・・ほーれーてーまーうーやーろーーーーーーッ!!!!
シャーシャー言いながら(ムツゴロウ風)腰を屈めて白いのを抱き上げに行くと、期待にドキをムネムネしている小さいのはキャッと鳴いて、得意げにくちびるをプルプル言わせる。
このウーパールーパーはおんにゃにょこなので、台所に抱いて連れてって作業すると、良く良く流し台の音とかヤカンがたてるお茶の湯気なんかをそれはそれは興味深そうにエビ反りしながら眺めている。
まだ一歩も前に進めないけれど、おかゆさんも食べてるつもりがベロでベーっとでちゃうけれど、もうホントは色んなものを見たいし色んな事を知りたいのよね。小さい未来の生命体を抱えながら、明日が待ち遠しい毎日である。
あー、りんこ可愛や、可愛やりんこ。
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我が家のアイドルに、客観的視点はいらない。
嬉しい、嬉しいリンリン。最近お気に入りのキリンちゃんをギュッと抱いて。
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