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続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」 平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。      二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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灰汁抜き,奥ふかし。
特にワラビの灰汁抜きなんてあんた,失敗したらどっだけガクガク震える程苦いか。
そういえば,今年は連敗中。

そうだ,たんこばあちゃんを呼ぼうッ!たんこば〜ちゃん〜ッ!

はいよ。呼んだかい。
はいはい,ワラビの灰汁抜きだね。任しときなッ!

山のもんは採ってすぐ灰汁抜きしないいと,どんどんえぐくなるからね。
採ったら(いただいたら),直ぐに灰汁抜き開始よ。

重曹で灰汁抜きする方法もあるけれど,私はばあちゃんだから木灰でやるわよ。
灰汁抜きッつーんだから,灰の汁でえぐみを抜くのよッ!!
しかも木灰をつかうほうが,どのくらいの量灰をいれたらいいかあまり気にしないでいいしね。重曹だとわらびが柔らかくなりすぎたりするでしょ。確実に,失敗しないなら,木灰ね。

まず大きめの鍋に採った(いただいた)ワラビを入れて,そこにエイッ!とばかし木灰をかけるわね。


そこに,湧かしたお湯をひたひたにかけるわね。ブクブク〜。

ここで注意したいのは,余りにブックブクに湧いた熱湯だと,ワラビの組織が死んでしまって,灰汁が抜けきれず苦みが残ったり,色が茶色くなったりするから,80℃位の湯を最後に足してあげるといいわよ。

そのまま放置して冷ますわね。
採って暫くたってしまったワラビなんかだと夜仕込んで翌朝まで放置するくらいでもいいけれど,採りたてのものは2時間くらいして冷めたら味見をしてみるといいわ。
今回は約三時間ってとこね。早ッ!でもちゃんと色よく灰汁抜き出来た上に,さすが木灰仕込み,歯ごたえシャキシャキ&トロトロでバランスバッチリ☆

(ここまで,ご協力は村上山荘のご主人でした。有り難う御座いました。←完全依存型灰汁抜き帳)

・・・・・・ん?何かおっしゃったかしら?何もないわね?じゃッ!旬の味を食べ尽くすわよッ!!

良く水洗いした歯ごたえ抜群のワラビ,半分は保存の為に醤油漬けにするわね。
漬け醤油は富山人なら誰もが知ってるわねッ!よねッ!「あなん谷(たん)」よッ!
まろやかなダシ醤油風味,色がほとんどつかないから,ワラビの綺麗な碧が引き立つわよ。千切り生姜と一緒に瓶でつければ,翌日にはいただけちゃうわよ。


山の箸休めね。


もう半分は定番の煮物にして,モリモリ食べちゃいましょ!
ダシ粉とあなん谷少々,お揚げと鰹節だけ。水分はワラビがだしてくれるわ。


さッ!モリモリ食べましょッ!!今しか食べれないわようッ!!


ついでに今旬のエシャロットが採れた(頂いた)ので,半分味噌付けてビールのアテにしてイエッフー☆し終わったらば,去年漬けた(頂いた)梅干しの梅酢に漬けましょうか。

ほんのり桜色で美味しいわようッ!!
これは一夜漬けだけど,4〜5日漬けてもっと色濃くしてもいいわね。

じゃ,またね。あたしは山荘のご主人の所で,ちょっと一杯ひっかけてくかねッ!

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週末訪のうた大長谷はお山のおうちは,植えた苗よりも威勢良く雑草花盛り。
地道に抜くしかないわけですね。

とそこへ虫と雑草と格闘するわれらの元に,バイクに跨った山菜の使者が到着。
心優しき山人(やまんちゅ)は,山遊びついでに見つけた珍しい山菜をお恵みくだすった。ありがたや,ありがたや。

見て,この太さ。山ワラビをこんなに沢山!


こちらは名前も可憐なナルコユリ(絶対女子)。


更に。非常に珍しい「山のアスパラガス」シオデ。
(見た目まんまアスパラ。こんなの山奥で見つけたら吃驚するよなぁ。)


いづれも山奥に分け入らないと見つけられないそうで,山は好きども決して山里からは離れない我等インドア派,このようなお恵みを頂ける度に,本当に有り難く有り難く感じますです。はい。嗚呼ありがたや。

さて。
頂いた貴重な山の幸を如何したら一番旨いか。

山荘の主人は知ってゐる,いそいそと「村上山荘」へ。

まずはナルコユリちゃんは,天ぷらに。

別名をアマドコロと言うだけあって,生で囓ってもとても甘い。
コレをカラッと揚げて塩つけて食すのが一番旨い事を,山荘の主人は知ってゐる。
嗚呼旨い。

続いて珍しいシオデは,サッと茹でて。

見た目もそうだが,味も野趣味溢れるアスパラ。
コレに軽く塩を振ってアスパラよろしくマヨを付けて食すと美味なることを,山荘の主人は知ってゐる。嗚呼美味なりや。

ついでに先日,お山のご近所さんの釣り仙人から頂戴したピチピチの岩魚を三枚におろすことに失敗した我等は,お勉強も兼ねて,だがしかし結局主人に上手に岩魚をさばいて頂く(どんだけ受け身の連鎖)。

綺麗な身は刺身に,皮と中骨は片栗粉を付けて唐揚げに。

岩魚の御身を捨つる所なしに美味しく頂く方法を,山荘の主人は知ってゐる。

さうして我々は,労働の後の冷えたビールとこれら山の幸が最高に旨い事を知ってゐる。

嗚呼,旨し。
このぐうたらな我等にどこまでも優しい,日本の四季と山里の人々に,日々是感謝。

因みに我が小さいのは,カウンターにて山荘の客人のお相手をすると可愛がっていただける事を知ってゐる。

意外とカウンターが似合う。流石寿司職人希望(廻る方)。

ご馳走様で御座いました。
極太山わらびのあとさきについては,また後日。

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くっそ~・・・・・何なん・・・・・・・・・。

さっきからアホボケカス連発の精神暗黒街たんこです。真夜中に皆様如何お過ごしでせうか。私は今しがた「マックは悪くないよ~。あんたが悪いんだヨ~。」と旦那さんに捨て台詞を吐かれたばかりです☆てへ☆オーーーイッ!!!寝るな―――ッ!!!

夕方、ブログをアップしようとしておった折り、横で雨降ってんのにキックボード連れてけ~連れてけ~攻撃を受けて「行けるわけ・・・・・・ないやろッ!!!」と言ったら散々騒がれた挙句、パパパンッ!と勢い良くキーを打ったら何故か本文が全部消え、日本代表がオランダに先制点を奪われた瞬間のサポーターさながらの両手で頭抱えポーズにて「ノ――――――ッ!!!!」と叫んだら、ブツクさいってた小さいのが駆け寄ってきて「マンマ・・・ごめんなさいッ!僕悪かったッ!!!!僕がぐずぐずいったから・・・あ~んッ!!!」と何故か泣き付かれ、肉付き良く涙で汗ばむ背中をさすりながら、真っ白な灰になってゆく・・・・そんなことありませんか。

夜更けに昼間のリベンジをかけて再度ブログアップを試み、慎重にキーを叩き、ヨシッ!今度こそアップ、パーンッ!で「サーバーが込み合っています。再度お試し下さい。」はい、入力画面にリターンしたら綺麗に真っ白~☆イエッフ~☆って馬鹿かッ!!アホボケカスッ!!!明日も早いんじゃッ!!!時間返せッ!!!・・・・なんてことありませんか。

このうらみはらさで・・・・悔しい紛れに携帯でキーを叩く横で、今度はまた相方が「あんたもシツコイね・・・・・」との捨て台詞を残し寝息と共に去った。
・・・・・く・・・・。

後日改めて「完全受け身式山菜ノオト」アップ予定。く~ッ!!!!

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以前,神奈川県逗子市を拠点に,逗子人に依る逗子人の為の逗子サイト『zushitto逗子』を運営していた,心の兄貴(大人の女性)。その温かみのある眼差しと巧みな文章力・類い希なる好奇心で,地元逗子の緩やかな時間を切り取られておった。本当にいいサイトだった。

私を始め多くの人々に惜しまれつつも閉鎖したzushittoだったが,「ごくゆるい記録として」個人的なつぶやきブログを新設された。

こちらに,兄貴とウチの小さいの合作の言の葉が美しい写真とともに載せられているので,暇つぶしにフラっと寄られたし。

http://aitaizushi.exblog.jp/page/4/

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忙しさにかまけて暫くの間,ダイニングテーブルの上にいつも置いてある『お楽しみ入れ』が空っぽになっているのも気がつかなんだ。あかんて〜。

早速いそいそと。
今回は題して「目眩」。

ぐ〜るぐる。
見栄えがいい割に,簡単。
所謂アイスボックス・クッキーで,プレーンとココア入りの二種類の生地を重ねてグルグルと細巻きの要領で捲く。コレを冷凍庫で冷やして,トントーンとこれまた金太郎飴の要領で切って,焼くたけ。これたけ。あなたか〜すきたから〜。

ヨシ。

やっぱテーブルの上には,甘さんがないとね。

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