続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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小山のおうちも夜は大分寒くなり、温泉が有難い季節に突入。
夕方、八尾市内の気温は19℃。夜には更に温度が下がった上、そのまた山奥の大長谷に至っては、そこからマイナス2~3℃程下がります。
そうなると畑はいよいよ雑草の草勢がおちつき、秋植えの水菜・カブ・小松菜・春菊などの葉物野菜がニョキニョキ何も手をかけずとも順調に土から伸びてゆきます。いとおかし。
秋は好きです。とりわけ、お山に奇偶してから。だって・・・・・・やることないんだもんッ!!!虫いないし~。天敵の動物も畑を荒さんし~。けっけっけっけッ!!!←有閑万歳
さて、冬山の暮らしに無くてはならん物・・・それは鍋と・・・日本酒ッ!!!絶対だッ!!!
ただ呑むのが好きなだけではない。今はまだ良いが、雪に埋もれた小屋を幾ら灯油で温めても、丸1日はかかる。小屋はまるごと恐怖を感じる程に、凍りついているのだ。
永久凍土の上に住まうロシア人は何故に度数40度超のウォッカを煽るのか。山にくるまで、わからなかった。「必要に迫られいる」のだ。ほんとに。取り敢えず、身体の中から直接暖をとらねば、無理なのだ。
今はまだ、お山のおうちはそこまで凍てついてはいないが、やはり去年の冬の記憶が、我等を日本酒に駆り立てる。呑まなきゃッ、呑まなきゃッ!!
見よッ!この卓上にそびえる一升瓶をッ!この勇みあいをッ!
いづれも富山の地酒。その土地の空気には、その土地で育まれた酒が合うに決まっておる。
旦那さんは、小さな酒蔵が造った珠玉の逸品「勝駒」、私は慣れしたしんだ地元の名酒「よしのとも」。両者けして譲らない机上の闘いを見よ。
しっかし、可愛くねぇ卓上だなァ、おい・・・・・。

夕方、八尾市内の気温は19℃。夜には更に温度が下がった上、そのまた山奥の大長谷に至っては、そこからマイナス2~3℃程下がります。
そうなると畑はいよいよ雑草の草勢がおちつき、秋植えの水菜・カブ・小松菜・春菊などの葉物野菜がニョキニョキ何も手をかけずとも順調に土から伸びてゆきます。いとおかし。
秋は好きです。とりわけ、お山に奇偶してから。だって・・・・・・やることないんだもんッ!!!虫いないし~。天敵の動物も畑を荒さんし~。けっけっけっけッ!!!←有閑万歳
さて、冬山の暮らしに無くてはならん物・・・それは鍋と・・・日本酒ッ!!!絶対だッ!!!
ただ呑むのが好きなだけではない。今はまだ良いが、雪に埋もれた小屋を幾ら灯油で温めても、丸1日はかかる。小屋はまるごと恐怖を感じる程に、凍りついているのだ。
永久凍土の上に住まうロシア人は何故に度数40度超のウォッカを煽るのか。山にくるまで、わからなかった。「必要に迫られいる」のだ。ほんとに。取り敢えず、身体の中から直接暖をとらねば、無理なのだ。
今はまだ、お山のおうちはそこまで凍てついてはいないが、やはり去年の冬の記憶が、我等を日本酒に駆り立てる。呑まなきゃッ、呑まなきゃッ!!
見よッ!この卓上にそびえる一升瓶をッ!この勇みあいをッ!
いづれも富山の地酒。その土地の空気には、その土地で育まれた酒が合うに決まっておる。
旦那さんは、小さな酒蔵が造った珠玉の逸品「勝駒」、私は慣れしたしんだ地元の名酒「よしのとも」。両者けして譲らない机上の闘いを見よ。
しっかし、可愛くねぇ卓上だなァ、おい・・・・・。
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大事なジーンズが破けた。
捨てるには口惜しい。せっかくここまで育てたんに。
というわけで,ここんとこちくちくちくちくやっておりましたです。
このとうり。

少年のも破けてたので,ついでに手当て。
クローズアップで見てみよう。

・・・細けッ!!やりながら,縫い物酔いしましたよ。
縫い目がメチャクチャですね。ただ細かいだけですね。放っといてくれッ!
そしてキッチンクロス。新しいの買えッ!!


一体何年ものだ。8年ものだ。だって結婚して初めてかったクロスなんだもん。もん。
因みに他のクロスも,ことごとく手当てされておる。
次ッ!とにかく使い易い相棒,「DeLonghi」の鍋つかみ。

もともとパン職人用で,中がボアになっておる。これがほんとに愛しく賢い。
もう裾のあたりはボロッボロになっておったが継ぎ当て,穴は塞ぎ,千切れた引っかけ紐は新たに麻紐でくっつけた。これも8年選手。別れるには口惜しい。
このヘッタクソな手当て癖につきあわされておるのは旦那さん。
年齢的,社会的に如何なものか。危ない。

手首がパックリ割れたシャツを赤い糸で手当て済み。
因みにこのシャツは,わたしが学生時代にフンパツして買った結構いいシャツだ。
学生時代だ。学生時代。ついでに女物を見事に着こなす旦那さんの体型・・・。
こちらは愛用の「オーロラシューズ」と「koose」のストラップシューズ。
歩き方がヘッタクソで,どうしても踵の外側が猛スピードですり減ってしまいます。

踵部分に『Shoo Goo』というお直し剤を盛りつけて乾燥させています。
コレが便利なんだッ!一度修復すると,なかなか減りません。
「オーロラシューズ」に至っては,ソールが非常に軽く柔らかな為,即すり減ってしまううえ,オールソール交換しか修復する術がないのが厄介。
一度ソール交換に出したところ,生産地のNYはオーロラ市まで発送→仕上がりまで2ヶ月という恐ろしさ。自分でシコシコ直します。はい。
ふと見上げると,気に入って買った古い木箱にも,どこぞのどなたさんかが手当てしたと思われる痕跡が。

亀裂にガムテープ。
これも手当てなり。
ガムテープで亀裂を修復した古ーーーーーい木箱が商品として売られているという事実に目が点の旦那さんを更に混乱に陥れるかのように,即購入した私を温かく見守りつづけているのも,また旦那さんである。なんと奇特な方・・・愛用品。捨てるには惜しすぎる。
捨てるには口惜しい。せっかくここまで育てたんに。
というわけで,ここんとこちくちくちくちくやっておりましたです。
このとうり。
少年のも破けてたので,ついでに手当て。
クローズアップで見てみよう。
・・・細けッ!!やりながら,縫い物酔いしましたよ。
縫い目がメチャクチャですね。ただ細かいだけですね。放っといてくれッ!
そしてキッチンクロス。新しいの買えッ!!
一体何年ものだ。8年ものだ。だって結婚して初めてかったクロスなんだもん。もん。
因みに他のクロスも,ことごとく手当てされておる。
次ッ!とにかく使い易い相棒,「DeLonghi」の鍋つかみ。
もともとパン職人用で,中がボアになっておる。これがほんとに愛しく賢い。
もう裾のあたりはボロッボロになっておったが継ぎ当て,穴は塞ぎ,千切れた引っかけ紐は新たに麻紐でくっつけた。これも8年選手。別れるには口惜しい。
このヘッタクソな手当て癖につきあわされておるのは旦那さん。
年齢的,社会的に如何なものか。危ない。
手首がパックリ割れたシャツを赤い糸で手当て済み。
因みにこのシャツは,わたしが学生時代にフンパツして買った結構いいシャツだ。
学生時代だ。学生時代。ついでに女物を見事に着こなす旦那さんの体型・・・。
こちらは愛用の「オーロラシューズ」と「koose」のストラップシューズ。
歩き方がヘッタクソで,どうしても踵の外側が猛スピードですり減ってしまいます。
踵部分に『Shoo Goo』というお直し剤を盛りつけて乾燥させています。
コレが便利なんだッ!一度修復すると,なかなか減りません。
「オーロラシューズ」に至っては,ソールが非常に軽く柔らかな為,即すり減ってしまううえ,オールソール交換しか修復する術がないのが厄介。
一度ソール交換に出したところ,生産地のNYはオーロラ市まで発送→仕上がりまで2ヶ月という恐ろしさ。自分でシコシコ直します。はい。
ふと見上げると,気に入って買った古い木箱にも,どこぞのどなたさんかが手当てしたと思われる痕跡が。
亀裂にガムテープ。
これも手当てなり。
ガムテープで亀裂を修復した古ーーーーーい木箱が商品として売られているという事実に目が点の旦那さんを更に混乱に陥れるかのように,即購入した私を温かく見守りつづけているのも,また旦那さんである。なんと奇特な方・・・愛用品。捨てるには惜しすぎる。
大分前の話。
何かの雑誌のスナップか何かだったか,フランスの何でもない街角。確かモノクロ。
通りに面したところに掲示板があって,履き古されたストラップシューズの写真だか絵だかのポスター。いいなァ・・なんか素敵だなァ・・・と何とは無しに眺めてゐた。
それからまた随分たって,たまたま偶然に,見つけちゃったのだ@アンティーク・タミゼ。
ん?あれ?なんであたしコレ知ってんだ?・・・・あッ!そうだ,アレかッ!
たまたま道ですれ違った人に,何年も後でばったり出くわしたような,細い糸。
でも,覚えてたんだから,印象に残ってたんだよなぁ。
でも,何故アレがココに・・・売ってるし・・・。
再会して初めて,相手の素性を知って驚く。
コレは写真であること。作者はSachiko MORITA氏,’73年福井生まれ,’98年渡仏し
,こちらは5年間履いた靴の写真なのだそうだ。へ〜ッ!同年代じゃぁないかッ!てか,これ作品だったのかッ!
早速人の良い旦那さんにプレゼントとして買って貰ったがしかし。
でかい。
でかいことはいいことなのだが,しかしでかい。
以前住んでいたマッチ箱のような住居では,貼れない。
貼ろうと思えば貼れる。が,いかんせん,この写真。だって5年間履いて履いた靴ですよ。ケージツ品は貼る場所を選ぶ。旦那さんに言わせると「な・・・何故履き古した靴の写真を買う・・・」というわけで,勿論ダイニングには貼れないし,寝室にもちょっと。
この作品は,やっぱりポスターとして,街頭の掲示板なんかが似合うと思う。
でも,買っちゃったんだもん。再会しちゃったんだもん。もん。
そしてもんもんとしていた。
引っ越した。
まだもんもんもんもん。
そして本日,雨だけど晴天なり!
新しい部屋には,だだっ広い廊下があるじゃぁないか。道路みたいなもんだ。
私的にはあくまでポスターなので,額には入れずにペタっと直貼りした。
出会いが出会いだけに,思い入れもあって,貼るときゃちょっと緊張したものさ。
これでうちの廊下は道端になった。ネコでも歩いてこないかね。

何かの雑誌のスナップか何かだったか,フランスの何でもない街角。確かモノクロ。
通りに面したところに掲示板があって,履き古されたストラップシューズの写真だか絵だかのポスター。いいなァ・・なんか素敵だなァ・・・と何とは無しに眺めてゐた。
それからまた随分たって,たまたま偶然に,見つけちゃったのだ@アンティーク・タミゼ。
ん?あれ?なんであたしコレ知ってんだ?・・・・あッ!そうだ,アレかッ!
たまたま道ですれ違った人に,何年も後でばったり出くわしたような,細い糸。
でも,覚えてたんだから,印象に残ってたんだよなぁ。
でも,何故アレがココに・・・売ってるし・・・。
再会して初めて,相手の素性を知って驚く。
コレは写真であること。作者はSachiko MORITA氏,’73年福井生まれ,’98年渡仏し
,こちらは5年間履いた靴の写真なのだそうだ。へ〜ッ!同年代じゃぁないかッ!てか,これ作品だったのかッ!
早速人の良い旦那さんにプレゼントとして買って貰ったがしかし。
でかい。
でかいことはいいことなのだが,しかしでかい。
以前住んでいたマッチ箱のような住居では,貼れない。
貼ろうと思えば貼れる。が,いかんせん,この写真。だって5年間履いて履いた靴ですよ。ケージツ品は貼る場所を選ぶ。旦那さんに言わせると「な・・・何故履き古した靴の写真を買う・・・」というわけで,勿論ダイニングには貼れないし,寝室にもちょっと。
この作品は,やっぱりポスターとして,街頭の掲示板なんかが似合うと思う。
でも,買っちゃったんだもん。再会しちゃったんだもん。もん。
そしてもんもんとしていた。
引っ越した。
まだもんもんもんもん。
そして本日,雨だけど晴天なり!
新しい部屋には,だだっ広い廊下があるじゃぁないか。道路みたいなもんだ。
私的にはあくまでポスターなので,額には入れずにペタっと直貼りした。
出会いが出会いだけに,思い入れもあって,貼るときゃちょっと緊張したものさ。
これでうちの廊下は道端になった。ネコでも歩いてこないかね。
籠買ったんだもん。

可愛かったんだもん。
お店の人がいうことにゃ「鈴虫籠ですよ」。
早速採りに行く。夜更けのいたち川の土手には,鈴虫の声で山盛りだ。
懐中電灯片手にうろつく。
甘かった。
採れない。あぁ,採れないとも。隠れてるんだよね。涼しい声はするものの,かくれんぼ。・・・・採れないとなると,余計欲しくなる強欲Greed。どこじゃ〜ッ!!!
甘かった。
翌日,泣きついた先は,ご存じ地域のよろず処,少年の幼稚園。
で,即答。
「あら〜,ここに山盛りいるわよ〜」
気づけば,夕暮れの園内に響く山盛りの鈴虫の歌声。
なんでも,十数年前に近所の爺さんが持ち寄った数匹の鈴虫が始まり。
秋にリンリン鳴いて,あれあれ,雌が雄を食べちゃったわ,と思ったら雌もじき他界し,飼育箱には産卵管についた卵らしきものが残されたそうな。
そこで土をしめらし,一冬越え,また春がきたころ,卵からわらわらわらわらと鈴虫の赤さんたちが。ひきつづき土を湿らし,茄子とドジョウのから煎りしたのんと鰹節を与へ,秋が来て,おのおのが恋をして,歌を歌い・・・・・
そう。ジーザス。この国宝級骨董幼稚園では,もう何世代もの鈴虫を世に送り出しているのだ。どうだ,古いってのは,いいだろう。すごいだろう。
で,頂戴して参りました。

暗くすると鳴くのです。
男子2匹,女子2匹。
園長先生は「これで仲良くできるでしょ。ふッふッふッ」と。園長〜。
よくよく考えたら,あの鈴虫籠では到底無理な話なのだ。本末転倒。まいいさ,いつものことさ。
もらってきてから,気がついた。私は虫が大の苦手である。本末転倒。まいいさ,いつものことさ。
ていうか,ドジョウのから煎りしたのんって・・・・まいいさ,明日考えよう。
ほれ,だって,ほんとに,なんて素敵なんでしょう!
ちりーーーーーん,ちりーーーーーん,ちりーーーーーーん,ちりーーーーーーん。
家中鈴虫の美声!!!
可愛かったんだもん。
お店の人がいうことにゃ「鈴虫籠ですよ」。
早速採りに行く。夜更けのいたち川の土手には,鈴虫の声で山盛りだ。
懐中電灯片手にうろつく。
甘かった。
採れない。あぁ,採れないとも。隠れてるんだよね。涼しい声はするものの,かくれんぼ。・・・・採れないとなると,余計欲しくなる強欲Greed。どこじゃ〜ッ!!!
甘かった。
翌日,泣きついた先は,ご存じ地域のよろず処,少年の幼稚園。
で,即答。
「あら〜,ここに山盛りいるわよ〜」
気づけば,夕暮れの園内に響く山盛りの鈴虫の歌声。
なんでも,十数年前に近所の爺さんが持ち寄った数匹の鈴虫が始まり。
秋にリンリン鳴いて,あれあれ,雌が雄を食べちゃったわ,と思ったら雌もじき他界し,飼育箱には産卵管についた卵らしきものが残されたそうな。
そこで土をしめらし,一冬越え,また春がきたころ,卵からわらわらわらわらと鈴虫の赤さんたちが。ひきつづき土を湿らし,茄子とドジョウのから煎りしたのんと鰹節を与へ,秋が来て,おのおのが恋をして,歌を歌い・・・・・
そう。ジーザス。この国宝級骨董幼稚園では,もう何世代もの鈴虫を世に送り出しているのだ。どうだ,古いってのは,いいだろう。すごいだろう。
で,頂戴して参りました。
暗くすると鳴くのです。
男子2匹,女子2匹。
園長先生は「これで仲良くできるでしょ。ふッふッふッ」と。園長〜。
よくよく考えたら,あの鈴虫籠では到底無理な話なのだ。本末転倒。まいいさ,いつものことさ。
もらってきてから,気がついた。私は虫が大の苦手である。本末転倒。まいいさ,いつものことさ。
ていうか,ドジョウのから煎りしたのんって・・・・まいいさ,明日考えよう。
ほれ,だって,ほんとに,なんて素敵なんでしょう!
ちりーーーーーん,ちりーーーーーん,ちりーーーーーーん,ちりーーーーーーん。
家中鈴虫の美声!!!