忍者ブログ
続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」 平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。      二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
41  42  43  44  45  46  47  48  49  50  51 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

いやーーー、寒いですなァ。いよいよ立山も白くなり、吹き下ろす風が手足を凍えさせます。

小腹も空いたなァ…ムム、お財布の中身も寒いゾ。
そいじゃ、そろそろイッチョいってみますか。小腹満たしに、石倉町の延命さんに!

㹨川とことこ散歩して延命地蔵さんでお参り済ませたら。

目指すは地蔵尊脇の小さい屋台。
少年「おいちゃん、はしまき一つね。」

「はしまき」は読んで字の如し、箸でクルッと巻いたタコ抜きのたこ焼きだ。

縁日の夜店で良く売られてるのとは一味違うのは、横に湧き出でる延命地蔵水を生地を溶くのに使ってるから、とは屋台の親父さん談。ふわっと口当たり柔らかく焼きあがるそうだ。

常願寺水系の㹨川の湧き水は各所あれど、酒や味噌・タコ焼きや饅頭に至る迄商品化されているのはココ石倉町の地蔵水くらいだろう。龍の口から出るその霊水は、ミネラルを多く含んだ軟水の為、味噌や醤油を仕込む際に使うと味がまあるくなるらしい。(因みに川向かいの鯉の口より出ずる地蔵水はカルシウムを多く含む硬水らしく、女性向けなんだとか)

200円という駄菓子的値段が下町オヤツの良さ。

上にベビースター乗ってる所が、北陸風もんじゃだねぇ。
健康に気を使い、長生きを目標にしておる齢八歳は手を合わせて何か祈ってから頂いていたぞ。寿命を気にするの早ぇえ。延命さんの御加護がありますように。

拍手[2回]

PR
トイレから爽やかな顔をして出てくるなり、少年が目を輝かせて言った。
「ちょっと待ってて。凄くいいものあげるっちゃ~(富山弁)」

暫く自室に篭り、はにかみ乍ら差し出す。
「いつもお世話になってるからン…」

これは…

ご丁寧に中身まで入れてセッティングして下さったが、全く反応のパッとしない母親に「うれしくないのか」と嬉しさ強要するので、凄いリアクションを捻り出して嬉しがったった。

小学二年生、二学期も残す所あと15日。




拍手[1回]

西の地にオギャーと産まれ

その穏やかで神々しい寝姿は仏の再来と称賛され

祖父母と両親に囲まれ健やかに育ち

志しを持つ青年に成長し

人生をかける職と出会い、やがて妻と子を持ち

真面目に生きてきた47年目の夕食時

背後から近づく自分の娘

パンツの中に生まれて初めてお好み焼きを入れられ、絶叫悶絶

赤ん坊のいる日常。
ご愁傷様☆

---------------

お山のクマさん達は、もう冬眠したかな。

冬だ冬だ、楽しい冬がやって来た!

一足早くお山のおうちの冬支度を済ませていたので、畑も早々に終わったし、後は我が家の本領発揮。籠もるだけ。へへへへへ。

電気カーペットと灯油ストーブだけで、狭い小屋は快適にポカポカ。

猫らもじゃれ合う。

外は寒くて、中は別世界。そうゆうの大好き。
ぬくぬく、夜はお鍋でキマり☆ぐうたら一家の季節到来!

猫もポカポカ丸くなる。

今年はりんがまだ小さいので、果たしていつ迄山にいけるか未知数。
真冬は雪を掻き分けカンジキで小屋まで辿りつかねばならないし、氷ついた空気は温めるのに半日以上を要する。吸い込む息で身体の芯まで凍る山の冬、大人みたいに熱燗で暖をとるわけにもいかんし。

でもでも、いよいよ始まるお山の冬だ。
美しく厳しく最高に楽しい雪山デビュー、トライさせる価値は充分。
楽しみ、楽しみ!あーーーー、りんを雪ん中に放り投げて雪んこネズミにしてぇ〜(少年は昔、雪大福にしたった)。

拍手[3回]

「ワシ、転職すんねん」

夢でイタリアンの調理師学校に合格したそうだ。益々ジローラモ。
出掛けようとしたら、りんりんサイズの私が足元にへばりついて「たんこも行くッ!たんこも行くッ!」と言って聞かなかったそうだ。どんなイメージ。

--------------
我が家のイタリアン・ダイナー。

今年散々な結果だった、奇遇しているお山の畑。
秋植えにひと畝だけ、申し訳なさそうに蒔いた種から漸く葉っぱモンがほんの少し収穫できた。
ディル(ウブ毛程度)、パクチー(本葉数枚)、イタリアン大根(二十日大根みたいの)。
いずれも寒くて日照率も低すぎて、コレが成長点限界か。

そして、ルッコラ。

青い。

春に植えると虫に殆ど喰われてしまうのだけど、秋植えはこの通り。
久々の収穫に喜んで夫婦して畑に這いつくばってプチプチ葉っぱを収穫。
だが一口噛んでみて「・・・・・。」堅い。良く噛むと胡麻の香りが広がるが、兎に角堅い。

雑草…。
プチプチ葉っぱを摘み乍ら、土の上にへばりつき卑屈な笑いをする奇遇人夫妻であった。来年頑張ります。

堅過ぎるのでサラダは無理。
生ハムとルッコラのピザをイメージして、今日はパスタだ。

材料これだけ。シンプルにいこう。

ペペロンチーノがベースで、パスタが茹で上がる前に刻んだ雑草ルッコラをソースで炒めて、パスタと和えたら上に生ハムとパルミジャーノを乗せるだけ。

美味しい。

生ハムが。

火を通して尚硬く、更に香りの消えたルッコラ(雑草)を噛み乍ら、再度リベンジ
に燃える我が家であった。来年はエンゲル計数さげるぞーーーー!おーーーー!

拍手[3回]

「昨日連れてきてたら、入院だったわね」

血中酸素濃度が92。
それでも呼吸は大分落ち着いていたのだが、医師の見たてではフラッフラの昨日は多分90を切っていたとのこと。

健康体で通常95以上。
93以下で喘息診断、90以下なんて入院。因みに少年はまだ喘息入院は経験ない。良く乗り切れたわねえ、と先生も関心。ひょえぇぇーーーー。

学校へ迎えに行った帰り道。
冷たい雨の中、傘さしてランドセル背負って、浅い呼吸でゆっくりゆっくり休み休み真っ白い顔した少年を自力で歩かせて帰った。しんどかったろうに。体力ついてきて、コイツは大丈夫だと錯覚していた。申し訳ない。気管支は矢張り、まだまだ脆弱だったのだ。

結局再開した投薬のお陰と持ち前の体力で、今朝は無事に元気良く登校していった。
何時の間にか背負うランドセルが丁度いい大きさになって、いよいよもうすぐ三年生になる背中を見乍ら、育ったなーーーと思う。

頑張れる男になってきた。
ぎりぎりまで我慢できてしまうけど、させすぎてないか見てないといけないね。薬はもうちょっと続けよう。こんなにしんどいのは、もうたくさんだもんね。

「いってきまーーーす!」
いってらっしゃい!
しんどかった事全部忘れてたくさん遊んどいで、かわりに母さんが全部覚えておくから。

-------------

おむすびコロコロ すっとんとん♪
りんちゃんも 一緒に すっとんとん♪

病院に行くんで、旦那さんに託したりんりんのお弁当。
コマネズミのおにぎしーーーーと旦那さんは笑ってた。りんりん、コマネズミと似たようなもんだし(結構な量だし)。





拍手[2回]

カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
たんこ激しくオススメッ!
9/22エレカシ待望のニューシングル・リリース!『明日への記憶』
ポンニチ人ならエレファントカシマシを聞かう!
最新コメント
[06/01 たんこ]
[06/01 たんこ]
[06/01 くろ]
[05/29 ねぇね]
[05/20 たんこ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
たんこ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
ブログパーツ
たんこブログ Produced by たんこ  AD :忍者ブログ [PR]

SimpleSquare 和心 ver.2 Edit by : 飛雄