旦那さんの仕事がアレなもんで

ちいさなお山のおうちの，これまた小さな玄関は時々こうなって



お部屋の中はカワイコちゃんと野郎たちで一杯になったりします。ふふふ。

若い衆は腹がへるのじゃ。ならば畑へッ！イモならあるぞ，掘りたてホヤホヤの新ジャガ。おっきいお鍋で，沢山茹でようね。



塩ジャガ片手に，宴会が始まります。イヤッフ〜ッ！！



イモと何で，若い衆は酒を呑むのか。この侘びしい若人の肴を見よ。



甘いもんかよッ！
ホームパイかよッ！

徐々に若人の酒の輪は崩れてゆき



いつしかジャイケル・マクソンさん達は月面を歩き出し，



何故かメイド姿にされた青年が，キャンプファイアーの炎の前に呆然と立ちつくしていたりなんかする。



旦那さんがアレだと，ヨメは時々こんなおもろい夜をご一緒させていただく機会があります。ありがたいことです。女の子たちは何だかみんな可愛くて可愛くて，男の子達はみんないい子たちばっかりだし，ヨメはまた嬉しくってお酒を沢山呑んでしまいました。

よかったね，旦那さん。
ごめんね，翌日使いもんにならなくて。

ねぼすけの朝飯

今日明日は幼稚園休みなんだい。

富山は明日から雨と猛暑。
お山に避難だ！

トトはもうおしごと行っちゃった。

僕はひとり遅れて朝飯だ。
山の蒼さが寝惚け眼に沁みるぜ。

平日のお山は、のんびりしてんなあ～。

「木が揺れてボヤボヤしてるからあれは怪獣だ。歩いてくる」

「風の音がしゅる(まあ詩的)」

「ケンタウルスが見える(こわい)」

だのブツブツいいながら、風の中で朝飯を喰らう少年の背中にはカメムシが張り付いておる。

その頭上を先日グリルの中から巣立ちしたキセキレイの赤さん4匹がフラフラ飛行訓練中。

ここは大長谷、風の谷なんだそうです。オームッ！←ほんとにいそう。