続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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山に行ってまいりました。もう限界です。今日は多分,山里は雪に覆われてるんじゃぁないでしょうか。
大急ぎで週末,お山のおうちの冬支度をしてきました。収穫できるものは収穫し,後は泥を被せ,保存用の野菜を納屋に始末し,畑の用具を仕舞い,雪道具を出して,大掃除して。もっと早くやれ。
大量の野菜とともに,帰宅。
保存食作り開始である。
野菜の少ない冬場の保存食の代表選手は,やはり漬け物だろう。
今月始めに雪が降ったので,秋野菜である大根・カブ・などの根菜類はアクが抜けて甘みを増している。この美味い野菜の風味を閉じこめる。
まず,こいつだ。

赤カブ。岐阜県境に近い大長谷の冬の特産物だ。
昨年度はこいつに惨敗を期した。
大長谷に棲まう蕪の妖精さん(大天使に近い)から,立派な赤蕪を頂いたのだが。
「いいかい,奥さん。塩分3%だよ。それに砂糖が10%に米酢が蕪1㎏に対して1カップだ。」
・・・・・・・・。
素朴な妖精さんの口からパーセンテージという文言が出てくるとは思わなんだ。
数字が出てくると頭が真っ白になる性質です。えぇいッ!目分量だッ!はッはッはッ・・・・・!!
で,もの凄いしょっからい蕪漬けができました。もう後戻り出来ないほどの。
後日泣きながら妖精さんにそのことを話したら
「・・・・・いいかい,奥さん。漬け物は計らなきゃ,駄目だ。」
はい。オラが悪かっただ。間違いねぇ。
そう,漬け物は,化学なのだ。
今年は頑張ります,妖精様。
赤蕪は中身が白い。塩や酢で漬け込むことで,皮の赤い色素が白い部分に浸透して,そりゃ綺麗な紅梅色になる。なんてオシャレな漬け物なんだ。
赤蕪2個で約800㌘。それを3%の塩で3日程漬け込む。

重しで水分が抜けてゆく。
その水分を洗わず切って,砂糖100㌘と酢1カップで漬け込む。真っ赤になったら食べ頃だ。早く食べたい。
今回はまだまだ赤蕪を今年もいただいたので,美味しく食べきる為に今年は味噌漬けにも挑戦。

水気を切った赤蕪2個を四分の壱〜半分に切って,そこに味噌240㌘・酢45cc・白砂糖80㌘を合わせたのんを袋の中で絡める。
このまま玄関脇で,この子はほっとかれる。

3日に一度,袋の上からゴーロコロ身体をさすられて,正月明けには食べれるようになる。上に水分が上がってきたら捨てつつ熟成させてゆけば,春の訪れ時期まで楽しめる。なんていい奴だ。
小さな白い蕪も今年マイノリスクで絶好調だった。旨い。
だた種を落とす時期が遅すぎて,まだ小さいものばかり。泥を被せておいて雪の下で眠ってもらうことにして,比較的大きいものを持ち帰ってきた。
これを今夜は和え物にしよう。

蕪を薄切りにしたものと,やはり今年好調だった水菜を刻んだもんを塩昆布(大長谷の仙人や妖精さん達の必需品・何はなくとも「さざなみ」がお約束,の魔法の一品)で和えて,しばらくおいとく。
水気がでてきたら切って,そこに叩いた梅と白いりゴマ,胡麻油をチョロっと。
旦那さんはこれで銀シャリ軽く2杯いくだろう。
あ・・・・・・一気に冬支度したら,一気にばぁちゃんになった気がするのう・・。
こうしてわしも,一冬迎える度にばぁちゃんになっていくんかの・・・・。の・・・。
ベランダの物干しで揺れている,あんなにパンッパンだった大根足も,今はもう早,50代くらいになってる。

目指せ80代。
そしたらこれを美味しく漬けよう。そして立派なばぁちゃんにいつかなるんだい。
大急ぎで週末,お山のおうちの冬支度をしてきました。収穫できるものは収穫し,後は泥を被せ,保存用の野菜を納屋に始末し,畑の用具を仕舞い,雪道具を出して,大掃除して。もっと早くやれ。
大量の野菜とともに,帰宅。
保存食作り開始である。
野菜の少ない冬場の保存食の代表選手は,やはり漬け物だろう。
今月始めに雪が降ったので,秋野菜である大根・カブ・などの根菜類はアクが抜けて甘みを増している。この美味い野菜の風味を閉じこめる。
まず,こいつだ。
赤カブ。岐阜県境に近い大長谷の冬の特産物だ。
昨年度はこいつに惨敗を期した。
大長谷に棲まう蕪の妖精さん(大天使に近い)から,立派な赤蕪を頂いたのだが。
「いいかい,奥さん。塩分3%だよ。それに砂糖が10%に米酢が蕪1㎏に対して1カップだ。」
・・・・・・・・。
素朴な妖精さんの口からパーセンテージという文言が出てくるとは思わなんだ。
数字が出てくると頭が真っ白になる性質です。えぇいッ!目分量だッ!はッはッはッ・・・・・!!
で,もの凄いしょっからい蕪漬けができました。もう後戻り出来ないほどの。
後日泣きながら妖精さんにそのことを話したら
「・・・・・いいかい,奥さん。漬け物は計らなきゃ,駄目だ。」
はい。オラが悪かっただ。間違いねぇ。
そう,漬け物は,化学なのだ。
今年は頑張ります,妖精様。
赤蕪は中身が白い。塩や酢で漬け込むことで,皮の赤い色素が白い部分に浸透して,そりゃ綺麗な紅梅色になる。なんてオシャレな漬け物なんだ。
赤蕪2個で約800㌘。それを3%の塩で3日程漬け込む。
重しで水分が抜けてゆく。
その水分を洗わず切って,砂糖100㌘と酢1カップで漬け込む。真っ赤になったら食べ頃だ。早く食べたい。
今回はまだまだ赤蕪を今年もいただいたので,美味しく食べきる為に今年は味噌漬けにも挑戦。
水気を切った赤蕪2個を四分の壱〜半分に切って,そこに味噌240㌘・酢45cc・白砂糖80㌘を合わせたのんを袋の中で絡める。
このまま玄関脇で,この子はほっとかれる。
3日に一度,袋の上からゴーロコロ身体をさすられて,正月明けには食べれるようになる。上に水分が上がってきたら捨てつつ熟成させてゆけば,春の訪れ時期まで楽しめる。なんていい奴だ。
小さな白い蕪も今年マイノリスクで絶好調だった。旨い。
だた種を落とす時期が遅すぎて,まだ小さいものばかり。泥を被せておいて雪の下で眠ってもらうことにして,比較的大きいものを持ち帰ってきた。
これを今夜は和え物にしよう。
蕪を薄切りにしたものと,やはり今年好調だった水菜を刻んだもんを塩昆布(大長谷の仙人や妖精さん達の必需品・何はなくとも「さざなみ」がお約束,の魔法の一品)で和えて,しばらくおいとく。
水気がでてきたら切って,そこに叩いた梅と白いりゴマ,胡麻油をチョロっと。
旦那さんはこれで銀シャリ軽く2杯いくだろう。
あ・・・・・・一気に冬支度したら,一気にばぁちゃんになった気がするのう・・。
こうしてわしも,一冬迎える度にばぁちゃんになっていくんかの・・・・。の・・・。
ベランダの物干しで揺れている,あんなにパンッパンだった大根足も,今はもう早,50代くらいになってる。
目指せ80代。
そしたらこれを美味しく漬けよう。そして立派なばぁちゃんにいつかなるんだい。
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不屈のダイエッターたんこです。
皆様,年末ですね。食べて飲んでますか?私は食べて飲んでます。えぇ。
唐突ですが,鯛焼きがスキです。えぇ。
寒くなってくると,脳裏にまず鯛焼きが浮かんでくる今日この頃。
甘いのがいいです。眉間が痛くなる程度の。
勿論焼きたてがいいです。皮はパリッと,中はトロントロンで。
鯛焼きって・・・・・イイヨネッ!ネッ!グフッ!
富山には古い鯛焼き屋さんが何軒かあります。
どこも大抵,鯛焼きの型が一尾づつ分かれてるやうです。
遠火でじっくり焼いてゆきます。いいね。
その中でも一押しは,稲荷町に暖簾を掲げる「藤の家」さんッ!
思うに,富山で一番美味いのではないかと個人的には思はれる。
今日は寒い。いくしかない(←理由づけしたがる不屈のダイエッター)。
THE鯛焼き屋「藤の家」。

隣が釣り具屋ってのも何とも洒落がきいてらァな。座布団一枚ッ!
ひっきりなしに,あんこ好きな輩が狭い間口に吸い寄せられてゆきます。
気になる文言がレジ横に。
「食物繊維・ポリフェノールたっぷりで,ダイエット中もオススメ☆」
ウーーーーーーーーン・・・・・・。スルーしとくか。
富山は大家族系で持ち家率がすんごく高いので,どこの店でもお持ち帰り率が高く,その量も半端ない。わしらは小さいのと二人,可愛く二尾。
どう見ても,可愛い。

ここんちの鯛焼きは,鋭く甘い。
そして兎に角,皮が美味い。薄くて薄くて,パリッパリなのだ。
そして・・・・・
見よッ!「鯛焼きのしっぽには いつもあんこがありますやうに」だッ!だッ!

完璧〜。
幸せって結構簡単〜(←燃費のいい女)
小さいのはあんこが嫌いなくせに,勢いにのまれて一尾所望したが,矢張り溜息をつきながら牛乳で流し込んでゐた。
だったら食ふな,野暮天め。
皆様,年末ですね。食べて飲んでますか?私は食べて飲んでます。えぇ。
唐突ですが,鯛焼きがスキです。えぇ。
寒くなってくると,脳裏にまず鯛焼きが浮かんでくる今日この頃。
甘いのがいいです。眉間が痛くなる程度の。
勿論焼きたてがいいです。皮はパリッと,中はトロントロンで。
鯛焼きって・・・・・イイヨネッ!ネッ!グフッ!
富山には古い鯛焼き屋さんが何軒かあります。
どこも大抵,鯛焼きの型が一尾づつ分かれてるやうです。
遠火でじっくり焼いてゆきます。いいね。
その中でも一押しは,稲荷町に暖簾を掲げる「藤の家」さんッ!
思うに,富山で一番美味いのではないかと個人的には思はれる。
今日は寒い。いくしかない(←理由づけしたがる不屈のダイエッター)。
THE鯛焼き屋「藤の家」。
隣が釣り具屋ってのも何とも洒落がきいてらァな。座布団一枚ッ!
ひっきりなしに,あんこ好きな輩が狭い間口に吸い寄せられてゆきます。
気になる文言がレジ横に。
「食物繊維・ポリフェノールたっぷりで,ダイエット中もオススメ☆」
ウーーーーーーーーン・・・・・・。スルーしとくか。
富山は大家族系で持ち家率がすんごく高いので,どこの店でもお持ち帰り率が高く,その量も半端ない。わしらは小さいのと二人,可愛く二尾。
どう見ても,可愛い。
ここんちの鯛焼きは,鋭く甘い。
そして兎に角,皮が美味い。薄くて薄くて,パリッパリなのだ。
そして・・・・・
見よッ!「鯛焼きのしっぽには いつもあんこがありますやうに」だッ!だッ!
完璧〜。
幸せって結構簡単〜(←燃費のいい女)
小さいのはあんこが嫌いなくせに,勢いにのまれて一尾所望したが,矢張り溜息をつきながら牛乳で流し込んでゐた。
だったら食ふな,野暮天め。
3ヶ月振りに漸くボソボソに伸びきって根元プリンから脱出したばかりの,ギリギリ女子たんこです。皆様如何お過ごしでせうか。私はギリギリです。
先日,『バンド一本で痩せる!巻くだけダイエット』の付属品・ピンクのゴムバンドを骨盤周りに巻いていて,いきなブチンッ!と鈍い音とともにバンドが破けた女です。皆様如何お過ごしでせうか。
兎に角。
こんな私でも。過去の公団4畳半スペースにおいても。現在の賃貸でも。
死守しているものがあります。
部屋の片隅に,涙ぐましく。

も・・もはや部屋じゃねぇ。廊下ッ!
ひっそりとこんな感じで,誰にも気づかれない所にひっそりと。

コレッ!大事ッ!廊下の隅だけどッ!

鏡台ですがな。一応。
化粧スペース。引越とともに,以前の築37年の公団から,こちらの部屋の片隅に移動してきた。因みにここは廊下のようだが,実はサンルーム(物干しスペース)だ。
季節問わず,もの凄く暑い。化粧品メーカーの人が見たらきっと絶句する。
けれどもこの場所しかないのさ。いいんだ,廊下だって。私にとっては,女子である自分を死守するための,大事な場所だったりする。けれどもふと,遠目から見たとき,余りにも涙ぐましきその姿に胸を打たれて,ちょっとアップしてみた次第だ。
このプチ鏡台には,お守りがある。
京都「十三や」さんの黄楊櫛。

・・・・ちゃんと髪手入れしろッつーのッ!!と,仰ってます。
黄楊の櫛は,傷んだ髪にそれを無理に通すとポキンと折れてしまいます。
一本の櫛を作るため,10年間黄楊を寝かせるそうで。
今はお月様に行ってしまった西の父が「一生もん」として買ってくれた奴だ。
いつも鏡台の上で「・・・・ちゃぁんとしぃ〜や〜。女は髪やで〜。」とボソボソ仰ってます。ちゃぁんとしますぅ〜。堪忍えぇ〜,おとうちゃぁ〜ん。
そしてもう一つ。睨みきかせてますから。

通称「あたしちゃん」。
あたし,ウラジオストクって港町にある,キオスクの売店の窓ガラスに貼り付いてたところを無理矢理連れてこられた,ロシアンガールよッ!うふッ!マスカラだってバッチリよッ!パーマネントもバッチリよッ!・・・ちょっと,ちょっとちょっと,あんたッ!忘れてるわよッ!アイラインッ!んもうッ!ったくッ!チッ!
この口うるさい女子に,いつも睨んで貰ってゐます。凄く怖いです。
こんな品々に叱咤激励を受けながら,かろうじて女子をやっています。
矢張りこの場だけは,死守せねばなるまい。
先日,『バンド一本で痩せる!巻くだけダイエット』の付属品・ピンクのゴムバンドを骨盤周りに巻いていて,いきなブチンッ!と鈍い音とともにバンドが破けた女です。皆様如何お過ごしでせうか。
兎に角。
こんな私でも。過去の公団4畳半スペースにおいても。現在の賃貸でも。
死守しているものがあります。
部屋の片隅に,涙ぐましく。
も・・もはや部屋じゃねぇ。廊下ッ!
ひっそりとこんな感じで,誰にも気づかれない所にひっそりと。
コレッ!大事ッ!廊下の隅だけどッ!
鏡台ですがな。一応。
化粧スペース。引越とともに,以前の築37年の公団から,こちらの部屋の片隅に移動してきた。因みにここは廊下のようだが,実はサンルーム(物干しスペース)だ。
季節問わず,もの凄く暑い。化粧品メーカーの人が見たらきっと絶句する。
けれどもこの場所しかないのさ。いいんだ,廊下だって。私にとっては,女子である自分を死守するための,大事な場所だったりする。けれどもふと,遠目から見たとき,余りにも涙ぐましきその姿に胸を打たれて,ちょっとアップしてみた次第だ。
このプチ鏡台には,お守りがある。
京都「十三や」さんの黄楊櫛。
・・・・ちゃんと髪手入れしろッつーのッ!!と,仰ってます。
黄楊の櫛は,傷んだ髪にそれを無理に通すとポキンと折れてしまいます。
一本の櫛を作るため,10年間黄楊を寝かせるそうで。
今はお月様に行ってしまった西の父が「一生もん」として買ってくれた奴だ。
いつも鏡台の上で「・・・・ちゃぁんとしぃ〜や〜。女は髪やで〜。」とボソボソ仰ってます。ちゃぁんとしますぅ〜。堪忍えぇ〜,おとうちゃぁ〜ん。
そしてもう一つ。睨みきかせてますから。
通称「あたしちゃん」。
あたし,ウラジオストクって港町にある,キオスクの売店の窓ガラスに貼り付いてたところを無理矢理連れてこられた,ロシアンガールよッ!うふッ!マスカラだってバッチリよッ!パーマネントもバッチリよッ!・・・ちょっと,ちょっとちょっと,あんたッ!忘れてるわよッ!アイラインッ!んもうッ!ったくッ!チッ!
この口うるさい女子に,いつも睨んで貰ってゐます。凄く怖いです。
こんな品々に叱咤激励を受けながら,かろうじて女子をやっています。
矢張りこの場だけは,死守せねばなるまい。
いや〜,寒いですね。冬ですね。皆様如何お過ごしでせうか。
お山では木々が葉を落とし,草木は既にヘタンっと力と色を失ってすっかり冬景色。
渋みを増した12月の里山で,探しております。
何を?

春でんがな。
ちべたい川のせせらぎ近くには,この時期春が目を覚ますのですよ。

蕗のとう!初取りはこの時期ッ!去年と同じ場所です。
昨年はもう雪がふっとってのう・・草勢も落ち着いとったから川べりでも散策すべぇと分け入ったら見つけたんじゃ。コレを逃すと,もう来年の4月までお預けなんじゃ。
ついでに酒のアテも。コレ,何だか判りますかね。

山藤の実!
もう乾いてて,固くて,いい塩梅。採っとくれ。

美味くて,カラダの毒出しに良し。
(藤の実に関しては,姉妹ブログ「大長谷週末寄寓人」参照)
そんなこんなで,収穫。


蕗のとうの,なんと鮮やかな翠!冬支度最中の枯れた大地に一際鮮やか。
岩陰からひょっこり顔なんて出されると
「ふ・・・・ふきちゃんッ!むぎゅッ!」と抱きしめたくなりますね。
蕗のとうは,間違いなく女の子ですね。おかっぱの。
ふきちゃんは,この時期の初物が一番美味しい。薫りがまず良く,姿形もふっくらしていて良くしまってる。これを汁の実にしてみ。悶絶するから。これをサっと茹でて微塵切りにしたのんをオリーブ油とマヨネーズで和えて,生ハムの上にのっけてみ。やはり悶絶しますから。あぁ,ふきちゃん,今年も逢えてよかったよ・・・・。
畑も,やることはもうほとんど無し。
残った冬野菜を細々食べたり,保存食にしたり。
大根は葉付きのまま収穫して,軒下に干して漬け物になり,長く白い冬の間の貴重な保存野菜になります。
もうすぐ手も足も出なくなる!
自然が圧倒的に勝利する静寂が,すぐそこまできている!
さ,急いで!急いで!

雪が降り積もる前に!
お山では木々が葉を落とし,草木は既にヘタンっと力と色を失ってすっかり冬景色。
渋みを増した12月の里山で,探しております。
何を?
春でんがな。
ちべたい川のせせらぎ近くには,この時期春が目を覚ますのですよ。
蕗のとう!初取りはこの時期ッ!去年と同じ場所です。
昨年はもう雪がふっとってのう・・草勢も落ち着いとったから川べりでも散策すべぇと分け入ったら見つけたんじゃ。コレを逃すと,もう来年の4月までお預けなんじゃ。
ついでに酒のアテも。コレ,何だか判りますかね。
山藤の実!
もう乾いてて,固くて,いい塩梅。採っとくれ。
美味くて,カラダの毒出しに良し。
(藤の実に関しては,姉妹ブログ「大長谷週末寄寓人」参照)
そんなこんなで,収穫。
蕗のとうの,なんと鮮やかな翠!冬支度最中の枯れた大地に一際鮮やか。
岩陰からひょっこり顔なんて出されると
「ふ・・・・ふきちゃんッ!むぎゅッ!」と抱きしめたくなりますね。
蕗のとうは,間違いなく女の子ですね。おかっぱの。
ふきちゃんは,この時期の初物が一番美味しい。薫りがまず良く,姿形もふっくらしていて良くしまってる。これを汁の実にしてみ。悶絶するから。これをサっと茹でて微塵切りにしたのんをオリーブ油とマヨネーズで和えて,生ハムの上にのっけてみ。やはり悶絶しますから。あぁ,ふきちゃん,今年も逢えてよかったよ・・・・。
畑も,やることはもうほとんど無し。
残った冬野菜を細々食べたり,保存食にしたり。
大根は葉付きのまま収穫して,軒下に干して漬け物になり,長く白い冬の間の貴重な保存野菜になります。
もうすぐ手も足も出なくなる!
自然が圧倒的に勝利する静寂が,すぐそこまできている!
さ,急いで!急いで!
雪が降り積もる前に!