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続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」 平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。      二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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二歳女児の気配が台所の背後から消えたので、皿を洗いながら不審に思い振り返ると、閉ざされたサンルーム(廊下)とリビング(和室)を隔てる障子に西日が当って影が躍ってゐる。ウニウニと。
どうやら川に向かっているガラス張りを覗き込んで、腰を振っているらしい。

りんちゃーーーん、りーーんちゅわわーーーん!と呼んでも出てくる気配なし。
と、暫くして障子を開ける音が。
振り向くとそこに、オムツを手に下半身丸出しの女児が笑顔でたっていた。

こ…このオムツッ!!!!イヤーーーーッ!!イヤイヤイヤーーーッ!!
絶叫しながら走り寄る母に、露出狂ムスメは確信犯的な笑みを浮かべて腰を振る。
下校時刻の小学生や散歩中の善良な一般市民の方々…すんません、うちのウロンが…。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

そんなウロンが兄ちゃんから律儀に菌を貰って発熱…
そのはずデスね、だ〜ってだってだってぇ〜♪
旦那さんが出張中なんだモン☆どーーーして子供って…。脱いでるからだよッ!!キョエェェェッ!!

----------------


寝しなに少年が久々にマフィンが食べたいという。寝る直前に何故食い物が脳裏をかすめる…(デブ)。
この時間に…うぅぅぅ…もうこちとら呑んでんだようッ!!

うぅぅ…ヨシッてんで、呑みながらチャチャっとね。

ホットケーキミクックスを使った、簡単ソッコー手抜きマフィン@9:00pm…遅ェよ。でも間に合う、手抜きだKara〜☆

余裕ブチかまして卵と砂糖をまぜまぜ〜してたら、発熱中にも関わらずプラップラしてる不良二歳に捕まった。誕生日を過ぎてから怒涛の言語爆発中、更におままごと熱がアゲアゲの二歳女児
「えっとぉ〜ちゅぎはぁ〜りんりん、まじぇまじぇ、たいッ(まぜまぜしたい)!」
サッサと済ませたい午後九時過ぎ、エェイとオムツを足蹴にしたのが悪かった。
憤慨した血気盛んな平成の暴れオムツ、母の手が塞がってるのをいいことに、手当たり机の上の物を床にぶちまけ始めた。そういやオーブンを使ってるってことは、ターンテーブルは…
ガッシャーーーンバリバリィィィーーーギャァァァァァッ!!←私の絶叫

絶叫に飛び起きた少年に掃除機を持ってこさせて妹を捕獲させ、床に這いつくばって粉々に粉砕したターンテーブルの残骸を拾いつつ歯軋りするたんこであった。コ…コドモッてッ!!コドモってぇ〜ッ!!

そんなバタバタでも20分で焼けるマフィンは偉い。

翌朝の朝めし、少年がお山で取ってきたブルーベリーを冷凍しといたのと、クリームチーズのっけ。
以前作った桑の実マフィンに似て、甘みの少ない酸っぱさがクリチと合わさって美味しいマフィンになりました。この時間に作らせるな。てか、作るな。←朝は滅法弱い

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独り呑みの友。

ゴーダ、ミモレット、皿の上のはペコリーノロマーノ。コレが旨かった…
パルミジャーノに匹敵する塩気とアミノ酸の多い羊のチーズ、調味に使うといいそうだが、コレがナカナカ…臭くてしょっぱくて旨いッ!!

出張前になると何故か罪滅ぼしのように旦那さんはワインだのチーズだの買って来てくださる。ありがたいですねぇ。
我が家御用達、いたち川縁の酒屋PEPEさんちのチーズがなんでいいかってぇと、グラム売りしてくれるですよ。好きなものを、好きなだけ。ああ、スーパーも海外みたいに何でもグラム売りしてくれればいいのに…
オマケにここんちのチーズは、総じて安いッ!!しかも熟成してる。高いもんは、100g未満で…もオッケー、ああ、この店が近所にあってヨカッタとつくづく思う深夜独り呑みであった。たんこオススメ☆

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墓穴を彼方此方にディグディグしては、ジャンジャン落ちまくっている我が家の小学三年生、小肥りを既に軽く通り越して普通に肥満、おまけに反抗期真最中の三苦行中。

朝からどういう流れだったか【墓穴を掘る】の意味について聞いてきたパク君に、夫婦であーだこーだ説明をしていたのだった。

“Don't think,just feel...(アチョーーーッ!)”で済ませるのが正解なのは承知の上だがしかし、大人として説明責任が。「だからさ〜、ホレ、川で釣りしてるオッチャンたちがいるとするでしょ。そこに鼻歌交じりに堂々と突っ込んでく魚みたいなぁ…」「ちょっと違うんじゃね」

…全然わかんねぇーーーーッ!と不満な反抗期様。
安心せぇ、その数時間後に急に気持ち悪いだの寒いだの言って白い顔していた少年、腹が減りすぎてるから…との予測に出た。某食堂名物、「卵の山」という名の特大オムカレーを旨い旨い食べた(ダイエット中)ところ半分でやっぱ(余計…)気持ち悪い…。寝てろというのにモウマンタイ・モウマンタイと交通公園で足漕ぎ自動車で大暴走、見事な墓穴を掘って本日頭痛発熱の為に学校欠席…(しかも前日に「今年は学校で皆勤賞を狙う」発言まで飛び出した矢先の芸術的タイミングの良さ…)
ド…Don't think,just feelッ!!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

真っ白な灰になって墓穴(ベッド)でプスプス白煙をあげている息子の行く末を案じつつ。
墓穴息子をアテに晩酌中、ふと旦那さんが
「おれ、あんなに優しい奴って、知らない」と言った。
どんなに鈍臭くて、阿呆で、(肥満で)、気が小さくて、情けなくても。
優しいんだもん、もうそれでオーライなんだけどね。
だけどそれでも墓穴を掘りまくる少年を見ていてキョーレツなツッコミを入れちゃうのは、
やっぱり二人してあなたのことが、だいすきだから。

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「◯◯するだけ」に弱いKara〜。
巻くタケ〜。装着して寝るタケ〜。一日10分タケ〜。

何度目かの…

履くタケ〜。猫耳スリッパダイエットで美姿勢と下半身の筋力を強化、上下左右に足底が揺れてバランスを取るために普段使わない下半身の筋肉をフル稼働させるといふ…。

一日10分でいいところを、コレがナカナカ…タノシーのにちゃんとお腹・お尻・内腿・ふくらはぎの筋肉使ってる感?エヘエヘ言い乍ら調子にのって延々履いてたら、初日に膝、二日目に腰にきた。

そういえばビリー隊長の元で初日から最高速度で飛ばした結果、全身を痛めて入隊当日に即除隊したっけ…うふふふふ…って、やっぱ墓穴掘りって遺伝するのかーーーーッ!?
今回は墓穴は掘りたくない所存、猫耳は兎も角、結構小さくて邪魔にならないし愉しいのよ、このスリッパ。

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大分涼しくなったし。畑のビーツは完熟だし。
そろそろはじめますか。

というわけで週末、今年初めてのボルシチ試作。
今年のビーツは暑い夏の気温からか、生育が極めて早く、独特の土臭さが殆ど無いフレッシュな味。
茹でてサラダにするにはもってこいなのだが、ビーツの深い味わいが調味の決め手となるボルシチでは果たしてどうなるのか。

---------------

ロシアの味噌汁、ボルシチはおかーちゃんの味。従って各家庭や地方に依って入る具材も色味も様々。
基本的にはビーツは入れるのだが、ダシとなる肉も牛肉から豚、トリ、ハム、お財布事情によっては肉なしもオーライなボルシチ。果てはビーツ無しの白いスープもボルシチ。何て自由なの…

ロシアには数回いったものの一度もボルシチを食べた覚えのない私が頼るのは、ロシア人(じゃねぇ)の旦那さんの舌の記憶と、ロシア人のオバチャンの正統派ボルシチレシピ。言う通り作れば成功する、が料理ベタの基本だ。ハラショー。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

先ずはスープストックから。コレで味の半分位は決まってしまう為、是非出汁の良く出る赤身のブロック肉が欲しい所。いつもは牛すね肉を調達するのだが、急に思い立った為に肉屋で品切れであった。今回はもひとつ気軽な牛ももブロックとカレーシチュー用の牛肉、合計600g。大きい鍋に肉をほおり込んで、七分目くらいまでの水とローリエ二枚入れて、茹でる。

灰汁が大量に出るので丁寧にすくって肉が柔らかくなる迄コトコト煮ること、牛すねの場合一時間半。
今回の牛ももは、お気楽一時間弱だ。肉は取り出して冷めたら、じぇじぇじぇッと叫ぶほどパッサパサ。いーの、そんで。ドイツやロシアの北限の食堂で供される「栄養状態の悪そうな牛さん」感が、ポイント(貧しさがご馳走)。

次に具を用意。
生ビーツは大きいもんを一個、ジャガイモ3、人参1を1センチ幅のスティック状にカット。肉も同じように切っとく。玉葱1個は粗みじん切りにし、キャベツ1/4玉は一センチ幅に。トマトは皮むきして粗みじん切り。荒目がポイント、ロシア風にペティーナイフでチョップチョップ、で行く。

フライパンにバターをガツンと入れて(大さじ2位)、潰したニンニク1と玉葱を炒める。そこにビーツ・イモ・人参投入。バターで炒まったビーツのいい香りがポイント、やっぱ生ビーツ無くしてボルシチはできぬ。

ビーツの色が人参を真っ赤に染める。ジュースタップリのいい熟成生ビーツなら、もっと紅くなるが、矢張り今年のビーツは若い感がある。ダイジョブカーーーー。いい色と香りになったら、トマト投入。水分が飛ぶまで炒めて…

スープストックにキャベツと一緒に全部ぶち込む。

鍋とフライパンだけで作る豪快さ。イーーーーーネッ☆

こっから約1時間、コトコト煮込む。
ところで旦那さんが在ロ中に地元のおかーちゃんに一度、ボルシチの味のヒ・ミ・ツを聞いたそうだ。
オバチャンはコッソリと、だが然し、したり顔でこう教えてくれたそうだ。
「ヒミツは、マ・ギ・イ・ブ・イ・ヨ・ン☆」
それって…(爆)。是か非なら、是だ。昔、天国の名がついた料理番組で必ず登場したのが旨味調味料だ。
コッソリ秘密を明かしてくれたオバチャンへのオマージュも込めて、我が家のボルシチはどんなにイイ肉でスープストックをとっても、マギーブイヨンは入れる事にしている。野菜と一緒に一粒ポイっとな。

で、一時間後。

いい香り!ビーツの赤が効いてますねぇ。
既に肉と色んな野菜から出るスープが、味醂的な「味を丸く繋ぐ」作用を持つビーツの甘みでほぼ完成している為、味付けは塩コショーのみ。出来れば塩は岩塩が好ましい。味が決まったら、仕上げにバターを一切れポン、で完成。

2013年度版ボルシチ完成、どうでしょう?
浅野屋さんのライ麦パンと一緒に。ボルシチとライ麦パンは親友です。

テーブルでディルを千切ったのんと、スメタナ。これ大事。
スメタナはロシアのヨーグルトみたいなもんで何かにつけ調味に使われるが、ウチでは水切りしたヨーグルト(ブルガリア…が一番いいみたい)1パック分に生クリーム100〜150ccを混ぜたもんをスメタナとしている。
そのままジャムのせて食べてもパンに塗っても美味。

今年のビーツは矢張りジュースに乏しい感は否めず、少し色味にパンチが欠けるような気がしたが、今回使用した牛もも肉のお陰で、脂っこくなく味の濃いボルシチに、いいじゃん、牛もも。安いし。
旦那さんも子供様達も大満足、小鍋に移して山荘レストランにお裾分けしてシェフを始めお山のお仲間にも試食して頂けた。評価は上々、ヨカタネーーー☆ヒミツはマギーブイヨン☆


因みにボルシチは、作ってすぐ食べちゃいけません。
コレが翌日。

わかりますか。
翌日以降のボルシチは色がルビーに輝くのデスよ!キレイネーーーー☆
いいビーツで作るほど、翌日のスープの色は紅く透明になります。不思議ーーーー。
しかも味が数段落ち着いて丸くなって、深みが出る。寝かせましょう。

畑の血液(怖い)、ビーツで作ったボルシチは、ロシアの紅。ボルシチはロシアの血なんだね。
この紅に魅せられて頑張って畑で汗水垂らした旦那さん、ナットクの一皿でした。

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大福豆モナカ、うまッ!ガッ!
(だからもうすぐ晩飯…)
だってぇ〜ン、白松ががァン〜、白松ががァ〜ン!(爆)




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ムスメは寝ちゃったし、ムスコは工作と称して自部屋を発砲スチロール屑だらけにしてるし。

現実逃避の仙台銘菓『白松がモナカ』、昔ねーさんが「この“が”がいーのヨネ☆」といっていたガ。ガってなーに。そして夕飯前のこの時間帯の甘ってどーよ。胡麻モナカうまッ!ガッ!





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