続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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フォルツァ総曲輪で『グレン・グールド~天才ピアニストの愛と孤独~』を観てきた。
元々旦那さんが好きで、偶々ピアノ
物を聞こうと思ってかけてみたのがグールドのストラウス ピアノソナタ Bマイナーだった。物凄く独特な雨垂れのような音で、その響きを噛み殺したような鍵盤を叩く音色にハマってしまった。
どこかの教会で響くパイプオルガンのようで妙に落ち着くし、何故か癖になる。ガップリ内面世界に堕ちていけるので、特に切早入院時にはグールドをきいていないと眠れなかった。
映像として動くグールドを観るのは初めてだったけど、ま~、なんて変な弾き方!話には聞いてたけど、あの大きな身体を折り曲げて、脚を前に伸ばして低く座って、うんと上の位置で弾いている。それにしても、なんて大きくて美しい手のひらがパラパラと鍵盤をたたくこと!その指先をウットリ陶酔しながら眺めるグールドの、なんとうつくしいことよ!あゝ、いい男。堪らねぇな、こりゃ。
奇行で知られるnot socializeなグールドの、実は野心的・挑戦的かつ繊細過ぎる程の美的感覚と哲学感を同時に抱えた「ふつーの」天才の姿が印象的だった。意外にお喋りだし、意識的に行動してたんだなァ。
何より前編を通じて音楽はグールドだし、気持ち良かった。
しっかし…あゝ、いい男だった。やはり美しい音は、美しい人間が生み出した物に限る。ふ~☆

元々旦那さんが好きで、偶々ピアノ
物を聞こうと思ってかけてみたのがグールドのストラウス ピアノソナタ Bマイナーだった。物凄く独特な雨垂れのような音で、その響きを噛み殺したような鍵盤を叩く音色にハマってしまった。
どこかの教会で響くパイプオルガンのようで妙に落ち着くし、何故か癖になる。ガップリ内面世界に堕ちていけるので、特に切早入院時にはグールドをきいていないと眠れなかった。
映像として動くグールドを観るのは初めてだったけど、ま~、なんて変な弾き方!話には聞いてたけど、あの大きな身体を折り曲げて、脚を前に伸ばして低く座って、うんと上の位置で弾いている。それにしても、なんて大きくて美しい手のひらがパラパラと鍵盤をたたくこと!その指先をウットリ陶酔しながら眺めるグールドの、なんとうつくしいことよ!あゝ、いい男。堪らねぇな、こりゃ。
奇行で知られるnot socializeなグールドの、実は野心的・挑戦的かつ繊細過ぎる程の美的感覚と哲学感を同時に抱えた「ふつーの」天才の姿が印象的だった。意外にお喋りだし、意識的に行動してたんだなァ。
何より前編を通じて音楽はグールドだし、気持ち良かった。
しっかし…あゝ、いい男だった。やはり美しい音は、美しい人間が生み出した物に限る。ふ~☆
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