続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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昨夜、オート・マーライオン(小四肥満男児)が絶食の末、早々に茶の間の布団で寝てしまわれたので、そのままそっと襖を閉めてネンネネンネ言ってる幼女を寝かしつけに寝室へ行ったのだった。
ネンネネンネ言ってた割にゴニョゴニョなかなか寝付かない暗闇に、ふと気配が。
寝ていた筈の微熱少年が震えながら立っている。こういうの、オバケより怖ェゾ。
「怖いからここにいていい?」(お前の方が充分怖い)
駄目ッ!ここ寒いし、熱あるから寝てな。お兄ちゃん!まずこのチビ助とっとと寝かせないと。電気つけといていいから。
いつまでたっても甘えん坊♪の奇跡の10歳、イジイジしつつも何度目かでスゴスゴ引き下がった。
漸く寝かしつけて茶の間に戻ると、もう少年は寝息を立ててた。
ーーーーーーーーーーーー
朝起きて熱を測ると、平熱。学校に行くという。
お粥を食べるというので慌てて土鍋をセット、ワタワタと着替えやら何やらさせてると、妹起床。朝の寝起きは阿修羅の如く、大変危険だ。
吹く土鍋、抱けと泣きわめく15㎏、あ…やっぱ気持ち悪いかも……とかボヤく45㎏。
いよいよ妹の癇癪がヒートアップ、顔面の血管をブチブチ切りながら仰向けに手足をバタつかせ乍ら訳の分からん雄叫びを上げる。
「まずはおにーちゃんデショッ!!!!!」
といってからシマッタ、逆に更なる火を煽ってしまう。
こら駄目だ、取り敢えず放置。
ーーーーーーーーーーーーーーー
兄ちゃんだろうが妹だろうが、そんなの知らんよなァ。
あんた勝手に産んだんでしょうがッ!だよなァ。
でも、少年には妹がいるし、幼女には兄貴がいるんだもん。
いなきゃこんな思いもしなくて済むけど、いるんだもん。それが家族だもん。
けどやっぱちょっと、かーさん反省。
反省多いなーーーー。
比べようが無いじゃん、このお日様の笑顔二つ、あればいいんだもん。私の宝物。
取り敢えず……マツコデラックスばりの舌打ちはやめよう。(そうしなさい)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ねんねの部屋に行く前に寒い廊下を横切る。
必ずといっていいほどその廊下の途中で立ち止まり、何やらニヤニヤゴニョゴニョ言ってる幼女をホレホレと引っ張って寝室に向かわせるのだが。
ある夜、恒例のホレホレ途中に幼女が一言
「キレイ……おちゅきしゃま、キレイ……」
と呟いてるのを聞き取った。
立ち止まる脇には薄い目隠し布が掛かった大きな窓があり、下の方は布が足りなくて隙間が空いている。
どうやら幼女は毎晩寝室に向かう道すがら、丁度彼女の目線にある小さな隙間から覗く夜空とニヤニヤ通信していたようだ。
目線を小さい女の子のソレに下ろすと、成る程、きれいなお月様がポッカリ笑っている。足元の小さい女の子も、満面の笑みだ。シマッタ。
165センチから見下ろしちゃダメよ〜ダメダメ〜。(お、時勢に乗った)
145センチの景色ってどんなん。
95センチのお月様ってどんなん。
大人って……ヤーーーーネッ!はんしぇーーーーーーいッ!
取り敢えず、マツコデラックスばりの舌打ちはやめます。(ダメよ〜ダメダメ〜)
ネンネネンネ言ってた割にゴニョゴニョなかなか寝付かない暗闇に、ふと気配が。
寝ていた筈の微熱少年が震えながら立っている。こういうの、オバケより怖ェゾ。
「怖いからここにいていい?」(お前の方が充分怖い)
駄目ッ!ここ寒いし、熱あるから寝てな。お兄ちゃん!まずこのチビ助とっとと寝かせないと。電気つけといていいから。
いつまでたっても甘えん坊♪の奇跡の10歳、イジイジしつつも何度目かでスゴスゴ引き下がった。
漸く寝かしつけて茶の間に戻ると、もう少年は寝息を立ててた。
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朝起きて熱を測ると、平熱。学校に行くという。
お粥を食べるというので慌てて土鍋をセット、ワタワタと着替えやら何やらさせてると、妹起床。朝の寝起きは阿修羅の如く、大変危険だ。
吹く土鍋、抱けと泣きわめく15㎏、あ…やっぱ気持ち悪いかも……とかボヤく45㎏。
いよいよ妹の癇癪がヒートアップ、顔面の血管をブチブチ切りながら仰向けに手足をバタつかせ乍ら訳の分からん雄叫びを上げる。
「まずはおにーちゃんデショッ!!!!!」
といってからシマッタ、逆に更なる火を煽ってしまう。
こら駄目だ、取り敢えず放置。
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兄ちゃんだろうが妹だろうが、そんなの知らんよなァ。
あんた勝手に産んだんでしょうがッ!だよなァ。
でも、少年には妹がいるし、幼女には兄貴がいるんだもん。
いなきゃこんな思いもしなくて済むけど、いるんだもん。それが家族だもん。
けどやっぱちょっと、かーさん反省。
反省多いなーーーー。
比べようが無いじゃん、このお日様の笑顔二つ、あればいいんだもん。私の宝物。
取り敢えず……マツコデラックスばりの舌打ちはやめよう。(そうしなさい)
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ねんねの部屋に行く前に寒い廊下を横切る。
必ずといっていいほどその廊下の途中で立ち止まり、何やらニヤニヤゴニョゴニョ言ってる幼女をホレホレと引っ張って寝室に向かわせるのだが。
ある夜、恒例のホレホレ途中に幼女が一言
「キレイ……おちゅきしゃま、キレイ……」
と呟いてるのを聞き取った。
立ち止まる脇には薄い目隠し布が掛かった大きな窓があり、下の方は布が足りなくて隙間が空いている。
どうやら幼女は毎晩寝室に向かう道すがら、丁度彼女の目線にある小さな隙間から覗く夜空とニヤニヤ通信していたようだ。
目線を小さい女の子のソレに下ろすと、成る程、きれいなお月様がポッカリ笑っている。足元の小さい女の子も、満面の笑みだ。シマッタ。
165センチから見下ろしちゃダメよ〜ダメダメ〜。(お、時勢に乗った)
145センチの景色ってどんなん。
95センチのお月様ってどんなん。
大人って……ヤーーーーネッ!はんしぇーーーーーーいッ!
取り敢えず、マツコデラックスばりの舌打ちはやめます。(ダメよ〜ダメダメ〜)
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