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続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」 平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。      二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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幼稚園が引越でグッと近くなったので,我が家では毎朝家族総出で少年の出勤のお供をする。

今日は毎朝の日課をリアルタイムプレビューで。

マンションをでると,川沿い桜並木。春は綺麗なんだろうな。富山城主・前田公が好んで城下の川沿いに植えに植えた桜の木は,大分年とって劇渋だ。

川向こうには珈琲豆屋。生豆をローストする香ばしい薫りが辺りを包む。う〜ん,違いのわかる男。ネスカフェ・ゴールドブレンド。最初,なにも知らんと嗅いだときには,火事かと思って本気で通報しようか思った。焙煎って結構ローストするんだよね,当たり前だが。



そして川沿いを歩く。少年はここを「はっぱのみち」と命名しておる。
私はここを「シミングリッシュ(清水町/市民/イングリッシュ)・ガーデン」と名付けよう。座布団1枚もってきとくれ。

いたち側沿いの歩道脇には,可愛らしい花や,時にはシソ・プチトマトなど,それはそれは様々な種類の植物がパッチワーク状に花壇に収まっている。何でもあり。
これらの花壇を管理しているのは,川沿いの住人の皆様。

富山の古い家屋は,間口が狭く奥行きが長い。庭の不在を埋めるかのように,毎朝住人の皆様は,家の前の川沿い花壇に水をやり,好きな花を好きに植える。もはや借景の領域を超え,自分の飛び庭状態。飛び石を置いたり,凄いのになると,プチ日本庭園みたいのもある。凄い。自分の庭だもん,掃除も行き届いていて,なるほど,公道の半私物化ってのは中々合理的で,何より綺麗で楽しい。




この川沿いは,富山城までずっと歩道が続いているので,ウォーキングルートとして定着している。朝から結構ウォーキングを楽しむ人や,散歩のご老人や赤さん・そして犬たち(何故か穏やかな老犬が多い)の姿が見られる。川沿いには所々立山連峰から流れる地下水が湧き出ているので,散歩中の水分補給も心配ないし,東屋やベンチもポンポンと置かれているので,突然の雨や休憩にぴったりなのだ。なんていたれり尽くせりなんだッ!!



いきつけの旨い小料理屋「魚楽」さん(本当に旨い)を横目で眺め



向かいのいつものお地蔵様に,いつものまんまんちゃんをする。
お祈り声にだして,今日の仕事(幼稚園)の目標を口にする。
大抵「たくさんあそべますように」「きょうもなきませんように」などとぶつぶつ申しておる。



美容院の窓辺に飾られている,少年にクリソツなペコちゃんのしなり具合を確認。



この辺りはお寺さんの多い地区でもあるので,石屋さんが多い。
墓石の展示小屋の隅にひっそりと佇む小さい者。
もうちょっとよってみよう。



この狸の存在感には一種異様なものがあり,見過ごすわけにはいかない。
「おぉッ!」全員,一言ずつそう述べて通る。
時には「せぇんぱぁ〜い!せぇ〜んぱ〜い!@響」と声を掛ける。



さ,狸に声かけすれば,通りの向かいに仕事場(幼稚園)だ。
園前の街路樹の姫りんごが鈴なり。赤くなったら,小さい人たちがみんなでとって食べるんだって。みんな唾をのみこんで赤くなるのを,待っている。ふふふ。1000個くらいなってるぞ,どうすんだ。



毎日こうして,歩いてんだ。
最近はちょっと大人びてきた少年は,幼稚園前2〜30メートルになると,照れくさそうに手を振り解いてくる。色気づきやがって。



でももう暫くは,この手は離したくない。





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皆既日食,皆様日本のどこかで御覧になられましたでしょうか。

富山は丁度11時頃に急に厚い雲がきれ,お日様が顔を出しました。ナイスタイミング,太陽。

お日様は出ているのに,急に辺りが薄暗くなるのですね。そうか,世紀の天体ショーだってアマタツも言ってたな・・・私は期せずして,富山大和前のパティオにて裸眼で確認しました。裸眼でも結構見えるもんですな。一瞬しか確認できないので,10回位「あ・みえた」「あ・みえた」「あ・みえた」とブツブツいいながら確認しましたよ。太陽のくせに,月のやうだった。

まぁ,そんなこんなで今日も一日富山は平和で暑かった。暑かった。

幼稚園まで茶飲み友達を迎えに行く。
「暑かったから,寄り道していこう」

途中にあるカフェトロワへ。



こちらはワンコ同伴で入れる店で,うちの少年はまだオムツをしている,所謂ワンコ状態の頃からこの店に通っている。

当初はただ寝てるだけ。
そのうちジュースだの。アイス〜だの。
そして幾年月が流れ,今ではもうはや



完全に茶飲み友達として板についている。
一緒にエスプレッソをシングルで。
・・・・おい,お前何歳だ。

最近の彼はぁ〜,熱〜いエスプレッソにぃ〜,冷たいヴァニラアイスを浸して食べるのがぁ〜,好きなんだってぇ〜。

混ぜてぇ〜


たっぷりすくってぇ〜


だからお前何歳だ,その笑顔。


いずれにしても,同じものを飲めたり食べられたりできるのは,嬉しいものです。
本気で「お茶しよっか」と言えますから。

さ,今日は珍しく雨に降られなかった。
町内は週末に控えた,祭りの準備で大忙し。納涼祭に,灯籠流し。
祭りだ〜ッ!!祭りのはしごで〜いッ!
このまま雨,ふらんといてね。

(業務連絡)
   其の壱→ねぇね  明日から週末にかけて,(山はしらんが)曇り予報です。

   其の弐→りりあん ハワイ土産,漸く着れるようになりました。ありがとう!
            本人,結構気に入って最近専らコレ。
            
 



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5歳だ,5歳だ,独り寝だ。

というわけで,少年は5歳にして遂にひとりで寝るようにし向けられ,果たしてその企みはサクッと成功したわけです。凄いだろう。

しかしながら,何も無しに子供のひとり寝は成功しないのであります。するわきゃない。何が彼をそうさせたのか?

種明かし。

まず,「持ち物には名前を書こう!」



これ,重要。5歳にもなると,自分の所有物であるという事実が,俄然盛り上がらせる。

その弐。
「独り寝のお供」



母親の如く,柔らかくあるべし。

うちの少年はかつて与えられたぬいぐるみというぬいぐるみにまったく興味を持たず,ただひたすらウルトラマンのプラ人形を溺愛してきた。しかし,遂に・・・なんといいタイミングで,彼のぬいぐるみアンテナにビビビッとくる一品(二品)が我が家に来た。とある学生さんが旦那さんに下さった,チェブラシュカのぬいぐるみだ。

我が家には数々のチェブコレがあるが,一切少年は触れない。
全て私のコレクションだからだ。何度懇願されても泣かれても譲らなかった。
だから余計,「この子達,一緒に君と寝たいらしいぞ」との一言に一発で乗った。

本当に,本当に有り難う御座います,某学生様。
貴方は少年の救世主で御座います。今では少年は,もの凄い勢いで抱いています。

さて最後の仕上げ,其の参。
「おばけバイバイ」



おばけがいるそうです。
窓からおばけが入ってくるそうで,一人で部屋にも入れぬ始末。
しょうがねえな。
「あのね,ロシアからおばけ除けの神様が来てくださったよ」

因みにこれは本当にロシアのお土産で,おとさんと おかさんの間っちょに,ちっこい赤さんが挟まっておる。「家族がギュッとしてるおうちには,おばけ入ってこれないのだ」と即興で申したらすんなり信じる所が,流石5歳。
少年は部屋に入るとき,チラとおばけ除けの神様を見やる。時には拝んでいる所を私は確認した。間違いないよ,少年,だって「おばけ除けの神様」って書いてあるし。

そして母親は夜中に何度も何度も,暗がりから響く悲痛な声を聞くのだ。
「ママァア〜ッ!!!」
(↑しかも昨夜は「なぜいつもむこうににげるのだ」と夜中に責められた)


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