続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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大分前の話。
何かの雑誌のスナップか何かだったか,フランスの何でもない街角。確かモノクロ。
通りに面したところに掲示板があって,履き古されたストラップシューズの写真だか絵だかのポスター。いいなァ・・なんか素敵だなァ・・・と何とは無しに眺めてゐた。
それからまた随分たって,たまたま偶然に,見つけちゃったのだ@アンティーク・タミゼ。
ん?あれ?なんであたしコレ知ってんだ?・・・・あッ!そうだ,アレかッ!
たまたま道ですれ違った人に,何年も後でばったり出くわしたような,細い糸。
でも,覚えてたんだから,印象に残ってたんだよなぁ。
でも,何故アレがココに・・・売ってるし・・・。
再会して初めて,相手の素性を知って驚く。
コレは写真であること。作者はSachiko MORITA氏,’73年福井生まれ,’98年渡仏し
,こちらは5年間履いた靴の写真なのだそうだ。へ〜ッ!同年代じゃぁないかッ!てか,これ作品だったのかッ!
早速人の良い旦那さんにプレゼントとして買って貰ったがしかし。
でかい。
でかいことはいいことなのだが,しかしでかい。
以前住んでいたマッチ箱のような住居では,貼れない。
貼ろうと思えば貼れる。が,いかんせん,この写真。だって5年間履いて履いた靴ですよ。ケージツ品は貼る場所を選ぶ。旦那さんに言わせると「な・・・何故履き古した靴の写真を買う・・・」というわけで,勿論ダイニングには貼れないし,寝室にもちょっと。
この作品は,やっぱりポスターとして,街頭の掲示板なんかが似合うと思う。
でも,買っちゃったんだもん。再会しちゃったんだもん。もん。
そしてもんもんとしていた。
引っ越した。
まだもんもんもんもん。
そして本日,雨だけど晴天なり!
新しい部屋には,だだっ広い廊下があるじゃぁないか。道路みたいなもんだ。
私的にはあくまでポスターなので,額には入れずにペタっと直貼りした。
出会いが出会いだけに,思い入れもあって,貼るときゃちょっと緊張したものさ。
これでうちの廊下は道端になった。ネコでも歩いてこないかね。

何かの雑誌のスナップか何かだったか,フランスの何でもない街角。確かモノクロ。
通りに面したところに掲示板があって,履き古されたストラップシューズの写真だか絵だかのポスター。いいなァ・・なんか素敵だなァ・・・と何とは無しに眺めてゐた。
それからまた随分たって,たまたま偶然に,見つけちゃったのだ@アンティーク・タミゼ。
ん?あれ?なんであたしコレ知ってんだ?・・・・あッ!そうだ,アレかッ!
たまたま道ですれ違った人に,何年も後でばったり出くわしたような,細い糸。
でも,覚えてたんだから,印象に残ってたんだよなぁ。
でも,何故アレがココに・・・売ってるし・・・。
再会して初めて,相手の素性を知って驚く。
コレは写真であること。作者はSachiko MORITA氏,’73年福井生まれ,’98年渡仏し
,こちらは5年間履いた靴の写真なのだそうだ。へ〜ッ!同年代じゃぁないかッ!てか,これ作品だったのかッ!
早速人の良い旦那さんにプレゼントとして買って貰ったがしかし。
でかい。
でかいことはいいことなのだが,しかしでかい。
以前住んでいたマッチ箱のような住居では,貼れない。
貼ろうと思えば貼れる。が,いかんせん,この写真。だって5年間履いて履いた靴ですよ。ケージツ品は貼る場所を選ぶ。旦那さんに言わせると「な・・・何故履き古した靴の写真を買う・・・」というわけで,勿論ダイニングには貼れないし,寝室にもちょっと。
この作品は,やっぱりポスターとして,街頭の掲示板なんかが似合うと思う。
でも,買っちゃったんだもん。再会しちゃったんだもん。もん。
そしてもんもんとしていた。
引っ越した。
まだもんもんもんもん。
そして本日,雨だけど晴天なり!
新しい部屋には,だだっ広い廊下があるじゃぁないか。道路みたいなもんだ。
私的にはあくまでポスターなので,額には入れずにペタっと直貼りした。
出会いが出会いだけに,思い入れもあって,貼るときゃちょっと緊張したものさ。
これでうちの廊下は道端になった。ネコでも歩いてこないかね。
籠買ったんだもん。

可愛かったんだもん。
お店の人がいうことにゃ「鈴虫籠ですよ」。
早速採りに行く。夜更けのいたち川の土手には,鈴虫の声で山盛りだ。
懐中電灯片手にうろつく。
甘かった。
採れない。あぁ,採れないとも。隠れてるんだよね。涼しい声はするものの,かくれんぼ。・・・・採れないとなると,余計欲しくなる強欲Greed。どこじゃ〜ッ!!!
甘かった。
翌日,泣きついた先は,ご存じ地域のよろず処,少年の幼稚園。
で,即答。
「あら〜,ここに山盛りいるわよ〜」
気づけば,夕暮れの園内に響く山盛りの鈴虫の歌声。
なんでも,十数年前に近所の爺さんが持ち寄った数匹の鈴虫が始まり。
秋にリンリン鳴いて,あれあれ,雌が雄を食べちゃったわ,と思ったら雌もじき他界し,飼育箱には産卵管についた卵らしきものが残されたそうな。
そこで土をしめらし,一冬越え,また春がきたころ,卵からわらわらわらわらと鈴虫の赤さんたちが。ひきつづき土を湿らし,茄子とドジョウのから煎りしたのんと鰹節を与へ,秋が来て,おのおのが恋をして,歌を歌い・・・・・
そう。ジーザス。この国宝級骨董幼稚園では,もう何世代もの鈴虫を世に送り出しているのだ。どうだ,古いってのは,いいだろう。すごいだろう。
で,頂戴して参りました。

暗くすると鳴くのです。
男子2匹,女子2匹。
園長先生は「これで仲良くできるでしょ。ふッふッふッ」と。園長〜。
よくよく考えたら,あの鈴虫籠では到底無理な話なのだ。本末転倒。まいいさ,いつものことさ。
もらってきてから,気がついた。私は虫が大の苦手である。本末転倒。まいいさ,いつものことさ。
ていうか,ドジョウのから煎りしたのんって・・・・まいいさ,明日考えよう。
ほれ,だって,ほんとに,なんて素敵なんでしょう!
ちりーーーーーん,ちりーーーーーん,ちりーーーーーーん,ちりーーーーーーん。
家中鈴虫の美声!!!
可愛かったんだもん。
お店の人がいうことにゃ「鈴虫籠ですよ」。
早速採りに行く。夜更けのいたち川の土手には,鈴虫の声で山盛りだ。
懐中電灯片手にうろつく。
甘かった。
採れない。あぁ,採れないとも。隠れてるんだよね。涼しい声はするものの,かくれんぼ。・・・・採れないとなると,余計欲しくなる強欲Greed。どこじゃ〜ッ!!!
甘かった。
翌日,泣きついた先は,ご存じ地域のよろず処,少年の幼稚園。
で,即答。
「あら〜,ここに山盛りいるわよ〜」
気づけば,夕暮れの園内に響く山盛りの鈴虫の歌声。
なんでも,十数年前に近所の爺さんが持ち寄った数匹の鈴虫が始まり。
秋にリンリン鳴いて,あれあれ,雌が雄を食べちゃったわ,と思ったら雌もじき他界し,飼育箱には産卵管についた卵らしきものが残されたそうな。
そこで土をしめらし,一冬越え,また春がきたころ,卵からわらわらわらわらと鈴虫の赤さんたちが。ひきつづき土を湿らし,茄子とドジョウのから煎りしたのんと鰹節を与へ,秋が来て,おのおのが恋をして,歌を歌い・・・・・
そう。ジーザス。この国宝級骨董幼稚園では,もう何世代もの鈴虫を世に送り出しているのだ。どうだ,古いってのは,いいだろう。すごいだろう。
で,頂戴して参りました。
暗くすると鳴くのです。
男子2匹,女子2匹。
園長先生は「これで仲良くできるでしょ。ふッふッふッ」と。園長〜。
よくよく考えたら,あの鈴虫籠では到底無理な話なのだ。本末転倒。まいいさ,いつものことさ。
もらってきてから,気がついた。私は虫が大の苦手である。本末転倒。まいいさ,いつものことさ。
ていうか,ドジョウのから煎りしたのんって・・・・まいいさ,明日考えよう。
ほれ,だって,ほんとに,なんて素敵なんでしょう!
ちりーーーーーん,ちりーーーーーん,ちりーーーーーーん,ちりーーーーーーん。
家中鈴虫の美声!!!