おでんのゆで、あ〜っつあつ☆

寒い冬の夜鍋に、一皿どうですか。

うちの小さい方の女子が今ムチューの一冊、真珠まりこセンセイの「おでんのゆ」。
熱い名作です。

ストーリーはのほほんとした表紙絵の雰囲気をけして裏切らない、説教くさくもなく、あわよくば大人様向け…的なものを排除した、完全コドモ様向けの潔い内容。

おでんのゆに次々と訪れる、長湯好きのだいこんちゃん(美人)、ドボンと飛び込み窘められるジャガイモくんにコンニャクさん、万を時して登場のハンペンくん…皆仲良くゆっくりと湯につかって、もうい〜かい。

もうい〜よ！
あったかおでんの出来上がり！

いっただきまーーーす！

そんなわけで、リアル「おでんのゆ」開催。

勿論MAX興奮するチョットでっかいのと、ちっさいの。

現在我が家には土鍋も卓上電磁調理器もないため(全部山に置きっ放し…)苦肉の策の寸胴とガスコンロだが、屋台風に暖簾もついてこれはこれで愉しそう。

しかし本物の屋台さながらの、寸胴一杯のおでんのゆ。
でもダイジョーブ、今夜はウレシーお客様。さあさ、皆で喰って呑んで…

と、ここで長年に渡って家族同然の付き合いをさせて頂いているお嬢さんが爆弾発言「オヨメサンニナリマス」。キャーーーーーーーーーッ!‼一家総出で狂喜乱舞、たちまちおでん屋台はパーティー会場へ。

「もうオネエチャンじゃなくって、オクサンといったほうがいいのか…」と呟く少年を横目に、嗚呼、こんな事だったらおでんじゃなくって、もうちょっと洒落たモンにすりゃよかったよ…と思いつつも、皆で頬張る熱々おでんと熱〜い花嫁トークに、もう寒い部屋も身も心もあっつあつふッふで、結果オーライとなったのであった。嗚呼、幸せのおでんのゆ哉。おめでとう！

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


バレンタインのチョコ持ってくるって話かと思ってたのにねぇ…。

産まれる前から世話ンなってる二匹、やっぱ呼び名は引き続きオネエチャンでいーんじゃね。

オミヤゲのグラサンと耳当て装着、何故か偉そうにツンとすましてポーズをとる小さい方。
大人ぶってるんすよッ!こんなに偉そうか〜？大人？(悪そうやなァ〜ヲイ…)