見ててね。

山んちゅの兄さん姉さんらと入山した少年がデカい幼虫と共に帰宅。
カブトムシだそうですが。やめてよ。
一緒に入れてきた山の土が少ない上に、エサになりそうなもんもないし、取り敢えず干からびそうなんで園芸用の培養土買ってきて入れようとしたが、どーなん。カブトムシはすんごいデリケートだっていうし、野菜じゃねぇし。
偶々近所の友達に有機の土(やっぱし野菜用…テヘ☆)と腐葉土貰って、決死の覚悟でブニブニのライチ(幼虫)を投入。半透明の背中に薄っすらカブトムシ的な模様が…そろそろ蛹化するのだ。
そのまま土に潜ってさっさと蛹に…と思ったら今度は日に何度も上まで出てきてコンニチハ〜と出てしまう。土が乾いているのかと思って霧吹き状に水分を与えるものの、やっぱしコンニチワ。

虫嫌いでも、流石に無下に出来ないデカさ。
そんなに好きでもないし世話もしねぇのに、死んじゃうともなると熱い涙を流す小4馬鹿男児はもう完全スルーしてやる。
コレは…エサが足りないの？やっぱ腐葉土の種類？水分？ところで培養土ってイケる(野菜用…)？
アドヴァイス求む、特に毎年玄関先でカブトクワガタの類を越冬させてるソコのアナタ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

悪魔の三歳児に早突入した二歳半(天邪鬼子)の最近のマイブーム「注ぐ」。
コレを阻止すると目の上の毛細血管をブチブチ切りながら咆哮して暴れます。女子。

兄がもう心配で心配で寄り添っております。

注いだもんを、注ぎ移して、注ぎ返します。永遠のループ。

真剣さが下唇を突き出させる。

こぼしたら拭く乙女心。

拭けども溢れる水はテーブルの引き出しの中まで水没…ヲイ、ウロン！どーなんだッ!

アーーーー、タノチイ☆


モーーーー、シャイコーーーー☆

もう、どーにでもな〜れ☆

エスカレートして床上浸水。

見上げるその目がもういっちゃってる、最近髪が伸びてめっきり室井滋似の幼女。富山ッ娘だけに。

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玄関先にそっと置かれた、ダンボール箱入りの臍の緒の付いた子猫、レヴェルの選択の余地の無さ。


……も…もう、見るしかねっか！
決戦は土曜日、晴れますように。見てマス。