続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨晩漸く雪降る富山に帰還しましたです、隊長ッ!!
凍てつく部屋はなかなか暖まらず、こりゃ堪らんとコメダ珈琲に緊急避難ついでに巨大エビカツサンドをたべましたです、タイチョー。おせちもいいけど、コメダもね☆
で、今朝起きたらどーよ、この豪雪ッぷり!
いよいよですなー。へ…へクシッ!!正月より鼻喉風邪を引き摺っていた、旦那さん以外の三人、帰還早々本日病院回り。仲うぃ〜ねぇ〜☆(駄目一家)
---------
旦那さんのお父さんは京都の鴨川で産湯を浸かったクチで、その息子も勿論京都人なわけで。よって旦那さんの実家で執り行われる正月儀式は生粋の京式だ。因みにこういう古いしきたりを守ってるのは、京都でもごく少数だという。絶滅の危機を救う為、富山人となった我らが少年にはキッチリその味と作法を教え込まねば勿体無い。そんくらい京の正月は東のそれとは一味も二味も違うしオモロイ。
しょうがつの三ヶ日。毎朝続く朝の御節の前に戴く「お福茶」。

中には結び昆布、黒豆の炊いたん、梅干し(申年に漬けた梅が一番良い)が入っている。ここに、おくみどりの煎茶を注いだものを主人の「お祝いします」の号令と共に、その年の恵方に坐して向かい戴く。コレを三日間。
さて、コレが朝の御節。

うーん、シンプル。禅スタイルですね。コレが三日間続く。
鯛は塩焼きだが、昔は生だったとか。京都は寒かったんだねぇ。
「睨み鯛」

年男、年女の御膳前に置かれて睨んで貰って厄払い。
この鯛は三日目夜の鯛鍋で良い出汁を出してくれる。
雑煮は昆布出汁に白味噌。腕もデカイが分量的には一人頭50g程の白味噌イン、非常に濃口。

中には丸もち、デカイ八頭一個(元日のみ一人一個の苦行)、小芋、白カブ。
餅は三日間、毎日「お食い上げ」なので、初日に欲張って二個ッ!!とか言うと、三日目には4つ食わねばならんので注意が必要だ。
雑煮椀の蓋には四種類。

黒豆、たたきごぼう、ごまめ、数の子。三日間一緒。
白味噌の雑煮はとにかく胸焼けする。
平らげた後に必ず千枚漬けで胸焼け防止を兼ねて、お椀を綺麗にする。

本来正月の御節は「水を使わない」のが基本だったそうで、旦那さんの父上はこの椀にご飯と茶を入れ、茶漬けにして椀を洗っていた。
三日間使う祝い箸も勿論最終日まで洗わないので茶などですすいで銘々袋に納めておく。正月禅スタイルは兎に角潔く、美しいニッポンの伝統行事だ。捨てるには、惜しすぎる。
夜は夜でお重があって、それも三日で食べ切る。
他にも色々とオモロイシキタリがあるのだけど、またの機会にする。
あゝ、いいね☆お正月☆(でもかなり胸焼け気味なのはマイとし恒例。少年の苦行僧の様な顔を拝むのも、毎年恒例。)
因みにこちらはりん子さんのお食い初め正月膳。

朱塗りの膳が可愛いこと!少年もコレで初正月にお食い初めしたなぁ、懐かしい。
お陰様で今じゃ喰うも喰ったり肥えたりもう直ぐ30kg超えだよ、ヲイ。
フト子もいずれ…おお怖や、怖や。
凍てつく部屋はなかなか暖まらず、こりゃ堪らんとコメダ珈琲に緊急避難ついでに巨大エビカツサンドをたべましたです、タイチョー。おせちもいいけど、コメダもね☆
で、今朝起きたらどーよ、この豪雪ッぷり!
いよいよですなー。へ…へクシッ!!正月より鼻喉風邪を引き摺っていた、旦那さん以外の三人、帰還早々本日病院回り。仲うぃ〜ねぇ〜☆(駄目一家)
---------
旦那さんのお父さんは京都の鴨川で産湯を浸かったクチで、その息子も勿論京都人なわけで。よって旦那さんの実家で執り行われる正月儀式は生粋の京式だ。因みにこういう古いしきたりを守ってるのは、京都でもごく少数だという。絶滅の危機を救う為、富山人となった我らが少年にはキッチリその味と作法を教え込まねば勿体無い。そんくらい京の正月は東のそれとは一味も二味も違うしオモロイ。
しょうがつの三ヶ日。毎朝続く朝の御節の前に戴く「お福茶」。
中には結び昆布、黒豆の炊いたん、梅干し(申年に漬けた梅が一番良い)が入っている。ここに、おくみどりの煎茶を注いだものを主人の「お祝いします」の号令と共に、その年の恵方に坐して向かい戴く。コレを三日間。
さて、コレが朝の御節。
うーん、シンプル。禅スタイルですね。コレが三日間続く。
鯛は塩焼きだが、昔は生だったとか。京都は寒かったんだねぇ。
「睨み鯛」
年男、年女の御膳前に置かれて睨んで貰って厄払い。
この鯛は三日目夜の鯛鍋で良い出汁を出してくれる。
雑煮は昆布出汁に白味噌。腕もデカイが分量的には一人頭50g程の白味噌イン、非常に濃口。
中には丸もち、デカイ八頭一個(元日のみ一人一個の苦行)、小芋、白カブ。
餅は三日間、毎日「お食い上げ」なので、初日に欲張って二個ッ!!とか言うと、三日目には4つ食わねばならんので注意が必要だ。
雑煮椀の蓋には四種類。
黒豆、たたきごぼう、ごまめ、数の子。三日間一緒。
白味噌の雑煮はとにかく胸焼けする。
平らげた後に必ず千枚漬けで胸焼け防止を兼ねて、お椀を綺麗にする。
本来正月の御節は「水を使わない」のが基本だったそうで、旦那さんの父上はこの椀にご飯と茶を入れ、茶漬けにして椀を洗っていた。
三日間使う祝い箸も勿論最終日まで洗わないので茶などですすいで銘々袋に納めておく。正月禅スタイルは兎に角潔く、美しいニッポンの伝統行事だ。捨てるには、惜しすぎる。
夜は夜でお重があって、それも三日で食べ切る。
他にも色々とオモロイシキタリがあるのだけど、またの機会にする。
あゝ、いいね☆お正月☆(でもかなり胸焼け気味なのはマイとし恒例。少年の苦行僧の様な顔を拝むのも、毎年恒例。)
因みにこちらはりん子さんのお食い初め正月膳。
朱塗りの膳が可愛いこと!少年もコレで初正月にお食い初めしたなぁ、懐かしい。
お陰様で今じゃ喰うも喰ったり肥えたりもう直ぐ30kg超えだよ、ヲイ。
フト子もいずれ…おお怖や、怖や。
PR