続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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チョットした約束を守る大人って、大好きだ。
ロシア贔屓の旦那さんと自称ボルシチ研究家の私にとってライ麦を使った黒パンは、富山でなかなか手に入らないこともあって、喉から手が出るほど欲しいものだ。お酒のアテに、スープのお供に。
ある時たまたま見つけたロシアの黒パンレシピ。他力本願な私の所にたまたま居合わせた友人はパン焼き名人。
「ねえねえ…いつか作ってネ☆」とレシピを渡してあった。
その友人が今日、焼きたての例の黒パンを抱えて来てくださった。
焼きたてのそれは、とっても香ばしく、生地はしっとりときめ細かくて、相変わらずとっても美味しい逸品だった。
そして、ふと思う。これはロシアやドイツの黒パンではない。「美味しい日本のパン屋さんのおいしい黒パンだ」と。
ペーターのお婆さんが固い黒パンばかり食べているのを可哀相におもったハイジは、フランクフルトに行って白パンを手に入れようとしたじゃなかとですか。黒パンは…じつに貧しいパンなのですよ。固くて、何か発酵したように生地は酸っぱくて…。ロシア贔屓の旦那さんが黒パンに拘るのは、きっとその「貧さ」がロシアの国と人にリンクして、愛おしさに繋がってのことだと思う。
そんな「貧しく、愛おしい」黒パンを、パン焼き名人の友に焼かせてしまったのだった。彼女の焼いてくれた黒パンは、ロシアのそれとはすこし違ったけれど、日本のヘタなパン屋で供される黒パンよりも、とっても上等さんで美味しくって、わざわざ焼いて持って来てくれた彼女のような優しい味であった。ご馳走様、いつも優しくしてくれて感謝です!
優しい友が焼いてくれるパンの御相伴にいつも預かっている、旦那さん。今日は黒パンに感無量、「いつも美味しいパンを食べさせて貰って…こんなに大きくなりました。有難や、有難や。」といっておられた。こんなに育ちました、ありがとう☆

ロシア贔屓の旦那さんと自称ボルシチ研究家の私にとってライ麦を使った黒パンは、富山でなかなか手に入らないこともあって、喉から手が出るほど欲しいものだ。お酒のアテに、スープのお供に。
ある時たまたま見つけたロシアの黒パンレシピ。他力本願な私の所にたまたま居合わせた友人はパン焼き名人。
「ねえねえ…いつか作ってネ☆」とレシピを渡してあった。
その友人が今日、焼きたての例の黒パンを抱えて来てくださった。
焼きたてのそれは、とっても香ばしく、生地はしっとりときめ細かくて、相変わらずとっても美味しい逸品だった。
そして、ふと思う。これはロシアやドイツの黒パンではない。「美味しい日本のパン屋さんのおいしい黒パンだ」と。
ペーターのお婆さんが固い黒パンばかり食べているのを可哀相におもったハイジは、フランクフルトに行って白パンを手に入れようとしたじゃなかとですか。黒パンは…じつに貧しいパンなのですよ。固くて、何か発酵したように生地は酸っぱくて…。ロシア贔屓の旦那さんが黒パンに拘るのは、きっとその「貧さ」がロシアの国と人にリンクして、愛おしさに繋がってのことだと思う。
そんな「貧しく、愛おしい」黒パンを、パン焼き名人の友に焼かせてしまったのだった。彼女の焼いてくれた黒パンは、ロシアのそれとはすこし違ったけれど、日本のヘタなパン屋で供される黒パンよりも、とっても上等さんで美味しくって、わざわざ焼いて持って来てくれた彼女のような優しい味であった。ご馳走様、いつも優しくしてくれて感謝です!
優しい友が焼いてくれるパンの御相伴にいつも預かっている、旦那さん。今日は黒パンに感無量、「いつも美味しいパンを食べさせて貰って…こんなに大きくなりました。有難や、有難や。」といっておられた。こんなに育ちました、ありがとう☆
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