続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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天気良し。
晩の準備よし。
オムツよし。
さ、いたち川縁をブラブラ行こう!
家の前に川が流れてるってのは、いい。
目的無しにブラブラするなら、川縁だ。
ずっと川沿いを歩いて行けばいいだけだし、川のほとりには春夏秋冬いろんあ木々や草花の表情が目に愉しい。
しかも眼前流るるいたち川、文字通りいたちのしっぽのような細くクネクネと下町に通っている。歩くの億劫な我が家の面々でも、なんだかワクワクしてついついフラリと出てしまうから不思議だ。
予定もないのにふ〜らふら。
ふと川沿いの家々を眺めやると、なかなか渋い物件発見。

昔の外壁屋さんかな。
この建物は川沿いの角地にあり、道に沿って不思議なペンタゴン型になっている。
流石外壁屋だけあって、総タイル張り。こういう不思議な形をした物件は好きだ。
ムムッ!前方に三角屋根の風見鶏発見ッ!

画像ヨコだし〜。
今までなんで見過ごしてたんだろう・・・北新町のカフェ・ブリッジ横の物件。
元々喫茶店か何かだったんだろう。店先には花壇、向かいの川沿いの歩道には錆びた鉄のハコブランコ。三角屋根の見晴らし台の上にはでっかい時計と風見鶏。
私的に、川沿い物件ナンバーワンだな。無人のハコを不審者ばりに覗いては、ここを板張りにリフォームして、一階がカフェでしょ〜二階が住居で、見晴らし台は子供部屋・・・と夢想するのもまた愉し。
川沿いを不審者のように睥睨して歩く母と、川の直ぐ横まで階段で降りていって併走する息子。秋風のなか爆睡する乳児。
川沿い歩けば知り合いに当たる。この辺りは下町なので、皆何かしらワラワラと川縁に出てきては秋の日和を愉しむ風情を持つ。久々に会った人などもいて、立ち話に花が咲く。
花が咲いたら喉も渇くし、ちょっと一休み。
川沿いのアイスの老舗、ご存じ「やまかわ」本店へ。
この時期、本店では焼き芋(塩味で旨い)を供しておるが、なにせブラリ家を出たもんだから、財布の中には小銭程度しか入ってない。

というわけで、やっぱりいつものようにアイスモナカの特大をチョイス。
少年は「今日こそビー玉をゲットするぜッ」とラムネを。

本日は目出度く中のビー玉を取り出すことに成功し、本人ご満悦。
以降、ビー玉を覗きながら逆さの町並みを歩いていた。
向かいのお地蔵様にも御挨拶を。

と、行きしに道端で御挨拶してチワ話しして別れた品の良いご婦人と、帰り道にバッタリ。地蔵尊商店街の店にお酒を卸してらっしゃった。
聞くと、角の酒屋の大女将だっていうじゃない。
風もちべたくなってきたし、「ちょっと寄ってかれ」ということで中へ。
こちらの酒屋さんでは、向かいにある地蔵尊の湧き水を使ったお酒やおまんじゅうなどの他に、江戸時代から続く老舗の味噌屋「立山味噌」を樽で置いていて、グラム単位で計り売りしている。塩味がまろやかな北陸味噌だそうで、今度器持参でこよう。そうしよう。
その他、いたち川沿いに点在する数々の地蔵尊の中で唯一(だと思う)作られてる御守りも取り扱っており。
大女将に「いや〜、最近運がどうも悪くてですね・・・」と打ち明けると、それならコレをと勧められ、財布に残った300円で一袋購入。ここのお地蔵さんは、いたち川沿で一番の商売上手とみた。

地蔵尊脇の大きなご神木の銀杏の実が、末広がりの八つ入り。
コレを爆ぜて、厄を吹き飛ばすのね。袋はそのまま本なんかに挟んどくと、これまた御利益があるとのこと。ほう。
川縁には桜の老木のほかに、松や柳なんかも生えていて、勿論銀杏の木も結構あるのだが、こちらの銀杏の木は特に立派できちんと管理されているそう。他の木と比べて大きな実がつくそうなのだが、その数は少なく貴重なのだそうだ。確かにデカイ。
この風情溢れるいたち川縁が好きで、この町に越してきた我が家。
のんびり、のんびりと歩を進めれば、有閑を愛で、季節の草花を愛でる人情味に溢れた人々の暮らしにピッタリ触れる。
天気が良ければ、いたち川日和。
じいちゃんもばあちゃんも、犬も猫も鴨もコドモも赤さんも、みんなワラワラ出ておいで!川縁でお逢いしましょう。
晩の準備よし。
オムツよし。
さ、いたち川縁をブラブラ行こう!
家の前に川が流れてるってのは、いい。
目的無しにブラブラするなら、川縁だ。
ずっと川沿いを歩いて行けばいいだけだし、川のほとりには春夏秋冬いろんあ木々や草花の表情が目に愉しい。
しかも眼前流るるいたち川、文字通りいたちのしっぽのような細くクネクネと下町に通っている。歩くの億劫な我が家の面々でも、なんだかワクワクしてついついフラリと出てしまうから不思議だ。
予定もないのにふ〜らふら。
ふと川沿いの家々を眺めやると、なかなか渋い物件発見。
昔の外壁屋さんかな。
この建物は川沿いの角地にあり、道に沿って不思議なペンタゴン型になっている。
流石外壁屋だけあって、総タイル張り。こういう不思議な形をした物件は好きだ。
ムムッ!前方に三角屋根の風見鶏発見ッ!
画像ヨコだし〜。
今までなんで見過ごしてたんだろう・・・北新町のカフェ・ブリッジ横の物件。
元々喫茶店か何かだったんだろう。店先には花壇、向かいの川沿いの歩道には錆びた鉄のハコブランコ。三角屋根の見晴らし台の上にはでっかい時計と風見鶏。
私的に、川沿い物件ナンバーワンだな。無人のハコを不審者ばりに覗いては、ここを板張りにリフォームして、一階がカフェでしょ〜二階が住居で、見晴らし台は子供部屋・・・と夢想するのもまた愉し。
川沿いを不審者のように睥睨して歩く母と、川の直ぐ横まで階段で降りていって併走する息子。秋風のなか爆睡する乳児。
川沿い歩けば知り合いに当たる。この辺りは下町なので、皆何かしらワラワラと川縁に出てきては秋の日和を愉しむ風情を持つ。久々に会った人などもいて、立ち話に花が咲く。
花が咲いたら喉も渇くし、ちょっと一休み。
川沿いのアイスの老舗、ご存じ「やまかわ」本店へ。
この時期、本店では焼き芋(塩味で旨い)を供しておるが、なにせブラリ家を出たもんだから、財布の中には小銭程度しか入ってない。
というわけで、やっぱりいつものようにアイスモナカの特大をチョイス。
少年は「今日こそビー玉をゲットするぜッ」とラムネを。
本日は目出度く中のビー玉を取り出すことに成功し、本人ご満悦。
以降、ビー玉を覗きながら逆さの町並みを歩いていた。
向かいのお地蔵様にも御挨拶を。
と、行きしに道端で御挨拶してチワ話しして別れた品の良いご婦人と、帰り道にバッタリ。地蔵尊商店街の店にお酒を卸してらっしゃった。
聞くと、角の酒屋の大女将だっていうじゃない。
風もちべたくなってきたし、「ちょっと寄ってかれ」ということで中へ。
こちらの酒屋さんでは、向かいにある地蔵尊の湧き水を使ったお酒やおまんじゅうなどの他に、江戸時代から続く老舗の味噌屋「立山味噌」を樽で置いていて、グラム単位で計り売りしている。塩味がまろやかな北陸味噌だそうで、今度器持参でこよう。そうしよう。
その他、いたち川沿いに点在する数々の地蔵尊の中で唯一(だと思う)作られてる御守りも取り扱っており。
大女将に「いや〜、最近運がどうも悪くてですね・・・」と打ち明けると、それならコレをと勧められ、財布に残った300円で一袋購入。ここのお地蔵さんは、いたち川沿で一番の商売上手とみた。
地蔵尊脇の大きなご神木の銀杏の実が、末広がりの八つ入り。
コレを爆ぜて、厄を吹き飛ばすのね。袋はそのまま本なんかに挟んどくと、これまた御利益があるとのこと。ほう。
川縁には桜の老木のほかに、松や柳なんかも生えていて、勿論銀杏の木も結構あるのだが、こちらの銀杏の木は特に立派できちんと管理されているそう。他の木と比べて大きな実がつくそうなのだが、その数は少なく貴重なのだそうだ。確かにデカイ。
この風情溢れるいたち川縁が好きで、この町に越してきた我が家。
のんびり、のんびりと歩を進めれば、有閑を愛で、季節の草花を愛でる人情味に溢れた人々の暮らしにピッタリ触れる。
天気が良ければ、いたち川日和。
じいちゃんもばあちゃんも、犬も猫も鴨もコドモも赤さんも、みんなワラワラ出ておいで!川縁でお逢いしましょう。
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