続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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ジメジメの梅雨空でも、風があれば窓とドアを全開にしてやると(一応個室に入院中なんすけど…)エアコンつけるよかよっぽど気持ちが良いもんで。
今日も全部開けっ放しにしてベッドから空を眺めてホヘーッとしておったら、ベタ足で体重のやけに掛かった足音が向かいの通りから響いて来る。
パタパタパタパタパタパタパタパタ…
不器用そうなデカイ駆け足の音…と思ってふと通りに目をおとすと、下校中のウチの少年だった。お前か。
思わずベッドから
「おーい!」
三階の開け放った病室から手をふる母親を確認すると、吃驚しながら満面の笑みで
「ただいまーッ!今日は給食おいしかったーッ!ぼく、一番だったーッ!」
微笑ましい、まんまる肥った我が愛玩小学生、おかえり。
因みに、愛玩小学生が帰ってくるまでの、寝てるだけしか出来ないこの超ヒマな時間、非常に重宝しておるのが荷風翁の著書だ。

『濹東綺譚』は窓を開け放ってツラツラと読むのに最高だ。ほんとは『断腸亭〜』のがもう一つツラツラ読めそうかも。長期療養にこんなに永井荷風がフィットするとはゆめゆめ思わなんだ、あな不思議。
今日も全部開けっ放しにしてベッドから空を眺めてホヘーッとしておったら、ベタ足で体重のやけに掛かった足音が向かいの通りから響いて来る。
パタパタパタパタパタパタパタパタ…
不器用そうなデカイ駆け足の音…と思ってふと通りに目をおとすと、下校中のウチの少年だった。お前か。
思わずベッドから
「おーい!」
三階の開け放った病室から手をふる母親を確認すると、吃驚しながら満面の笑みで
「ただいまーッ!今日は給食おいしかったーッ!ぼく、一番だったーッ!」
微笑ましい、まんまる肥った我が愛玩小学生、おかえり。
因みに、愛玩小学生が帰ってくるまでの、寝てるだけしか出来ないこの超ヒマな時間、非常に重宝しておるのが荷風翁の著書だ。
『濹東綺譚』は窓を開け放ってツラツラと読むのに最高だ。ほんとは『断腸亭〜』のがもう一つツラツラ読めそうかも。長期療養にこんなに永井荷風がフィットするとはゆめゆめ思わなんだ、あな不思議。
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