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続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」 平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。      二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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崖ッぷちを走って、更に細い渓谷沿いの細い山道は続く。
「道…間違えた?」不安なまま更に奥へ、奥へ。
軽い恐怖さえ感じたその刹那、急に目の前が開け現れたるは、深い谷の集落。「こんなところに、集落が?!」

そんな山間の限界集落との出会いから、早六年。
あの頃オムツをまだ装着していた少年も、今やすっかりお兄ちゃんになりました。
小さな小さな少年は、芽吹きの春に山が嗤っている側で微笑み、夏山の日差しに灼かれつつ虫に追われ収穫の歓びをお腹一杯感じ、秋の夕べに虫の音に耳を側だてつつ茸を摘み、圧倒的な冬山の畏怖にその身を震えさせ乍ら雪原にて出くわす越冬中の動物等と心通わせ、週末迎える「お山のおうち」での時間の中で、山の自然に負けぬ速度で蕗の薹宜しくニョニョニョと成長してゆきました。

街では知り得ぬ、只々圧倒的でどこまでも優しい日本の四季。
そしてそこに住まう、どこまでも大きく優しい村のじいちゃんばあちゃん達と、そこに集う様々な心優しき人々。
沢山の大きな優しさを知って育つ君はきっと、豊かに優しい青年にさせていただけるのだと、思う。

と、何処までも他力本願で半径100mが行動限界の飲んだくれグータラ両親が両手を合わせる週末、少年はまた一つ雪山で漢になった。カンジキ履いて傾斜30度の雪原に挑む我が家の雪見大福の勇者を「大長谷 里山便り」公式ブログよりご覧されたし。マスコットボーイとしていつも可愛がって(揉んで)下さる優しきオトナの皆様方に、感謝。これからも、優しく揉んでネ☆

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少年が雪山に分け入ってる間、足元のまだおぼつかぬ一歳半女児は母と軽い新雪で雪だるまを作って戯れる。チミにはまだ雪山は早い。

晴天の元のリアル雪だるま、兄の不在にちょっとヤサグレる妹。

翌日打って変わった猛吹雪に、雪だるまくんの頭までスッポリ新雪で埋まってしまった自然の猛威。
いつだって山は、ドラスティックに変化する。これだから、お山の奇遇はやめられない!

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