続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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ひさかた振りでやんす,え?あっし?まさかとは思うが,忘れたわけじゃねぇでしょう?
へぇ,こちらのお宅でお世話ンなってる,ヤカンですやすよ。ハイ。
えぇぇえ〜,あっし,この度ヨメを貰うことになりやして・・・・。
やもめ暮らしも,年貢の納め時ってんですか。
あっしだって,毎日呑気に地蔵さんの水で番茶湧かしてただけじゃぁござんせんよ,えぇ。
ご主人「やるこたァ,ヤッてるんだねぇ,おまいさん」
ご・・・・・ご主人ッ!カーーーーーーーッ!!て・・・照れるじゃぁないですかいッ!えぇ,あっしも伊達にこのいぶしアルマイトのボデーを番茶で磨いてるわけじゃぁねぇですぜ。ふッふッふ〜ん,とくりゃ。
新しい嫁ァ,新潟の燕三条ッてとこの職人の娘でサァ。
実はご主人の親友の親爺さんが連れてきてくれたんで。えぇ。
あっしは其の真っ直ぐ端正なボデーに・・・・コロッてなもんでやんすよッ!!カッカッカッ!!
・・・・オイ,カカァよう。これから毎日よう,オイラと一緒にご主人達が飲む旨ェ番茶を煎れてこうぜ,なぁ。オイラが湧かして冷蔵庫に入ぇッたら,次はオメェの番だ。おれたちゃぁ,二人三脚で,共にヤカンの底が抜けるまで,仲良くやってこうぜ・・・・
ご主人「・・・・・・泣かせる台詞じゃァないかい,お前さん。ところで,嫁の名前は何だい?」
へぇ,あっしの嫁になるってんで,ご主人の坊ちゃんから名前有り難く頂戴致しやしたです。名前ェを,「ラブちゃん」と申しやす。以後お見知りおきのほどを。
ご主人「・・・・・随分ハイカラな名前だこと。マァ,垢抜けた若いお嫁さん貰ったんだからさァ,お前さんもせいぜい地蔵水で茶渋を良く良く流して,末長く夫婦番茶,煎れとくれよね」
・・・・・・へぇッ!!ご主人,合点だぃッ(ズズッと鼻をすすり上げるヤカン君)!
「じゃぁ,祝言の記念に一枚撮りますよう」
ハイ,バタァ。

イヨッ!!富山一のヤカン夫婦ッ!
へぇ,こちらのお宅でお世話ンなってる,ヤカンですやすよ。ハイ。
えぇぇえ〜,あっし,この度ヨメを貰うことになりやして・・・・。
やもめ暮らしも,年貢の納め時ってんですか。
あっしだって,毎日呑気に地蔵さんの水で番茶湧かしてただけじゃぁござんせんよ,えぇ。
ご主人「やるこたァ,ヤッてるんだねぇ,おまいさん」
ご・・・・・ご主人ッ!カーーーーーーーッ!!て・・・照れるじゃぁないですかいッ!えぇ,あっしも伊達にこのいぶしアルマイトのボデーを番茶で磨いてるわけじゃぁねぇですぜ。ふッふッふ〜ん,とくりゃ。
新しい嫁ァ,新潟の燕三条ッてとこの職人の娘でサァ。
実はご主人の親友の親爺さんが連れてきてくれたんで。えぇ。
あっしは其の真っ直ぐ端正なボデーに・・・・コロッてなもんでやんすよッ!!カッカッカッ!!
・・・・オイ,カカァよう。これから毎日よう,オイラと一緒にご主人達が飲む旨ェ番茶を煎れてこうぜ,なぁ。オイラが湧かして冷蔵庫に入ぇッたら,次はオメェの番だ。おれたちゃぁ,二人三脚で,共にヤカンの底が抜けるまで,仲良くやってこうぜ・・・・
ご主人「・・・・・・泣かせる台詞じゃァないかい,お前さん。ところで,嫁の名前は何だい?」
へぇ,あっしの嫁になるってんで,ご主人の坊ちゃんから名前有り難く頂戴致しやしたです。名前ェを,「ラブちゃん」と申しやす。以後お見知りおきのほどを。
ご主人「・・・・・随分ハイカラな名前だこと。マァ,垢抜けた若いお嫁さん貰ったんだからさァ,お前さんもせいぜい地蔵水で茶渋を良く良く流して,末長く夫婦番茶,煎れとくれよね」
・・・・・・へぇッ!!ご主人,合点だぃッ(ズズッと鼻をすすり上げるヤカン君)!
「じゃぁ,祝言の記念に一枚撮りますよう」
ハイ,バタァ。
イヨッ!!富山一のヤカン夫婦ッ!
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