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続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」 平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。      二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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旦那さんは幼少の頃,京都の古い家の裏で茶葉を栽培してそれを煎った番茶を飲んで大きくなったそうな。

だもんで,麦茶は飲めぬ。

ついでに言うと,ほうじ茶もダメ。ほうじ茶だって番茶じゃないか,と言っても駄目。
御茶屋さんに「一緒ですよ」といわれても,ダメでした。

「京番茶」が,いいんだと。

そんなわけで結婚してからというもの,京都の錦小路に行くときは必ずやまだしやさんの『お料理屋さんの番茶』を買いだめする。



錦小路で「錦番茶」ののれんを掲げてモクモク茶葉を煎っている,こちらのやまだしやさんの番茶。2種類あって,こちらの『お料理やさんの番茶』の他に,普通の錦番茶がある。しかし,中身は値段に比例する。薫り・味ともに,料理屋使用のが絶品である。因みに値段は通常バージョンの3倍・・・・。目をつぶろう。うん。

錦番茶は京番茶の中でも非常に独特の薫りと渋みがあるという。
旦那さんはこちらの番茶が,幼少期に慣れ親しんだ自家製の番茶の味に近いのでお気に入り。

毎日毎日飽きもせず,ヤカンで湯を沸騰させては京番茶を入れ続ける。




使うやかんは京都から嫁入りしたもの。旦那さんがちっちゃいときから,京都の台所にあったそうだ。穴はまだ開いていない。一体何世代使ったら,やかんには穴が開くんだろうね。ほんと毎日毎日お世話になりますなぁ,やかんクン(と呼んでいる)。

夏はこれをそのまんま冷蔵庫にいれてキンキンに冷やす。
ヤカンから直接コップに入れて飲む京番茶に勝るものなし。

冬は冬で,1分煮出して5分置いたいれたての番茶を象印保温ポットくんにたっぷり入れておく。



寒い日に我が家の台所は,それはそれは芳ばしい京番茶の薫りで包まれる。
そうすると,冬になったねぇ,と思う。
最近めっきり夜は涼しくなってきたから,そろそろ出番かね?

因みに我が家の少年は,赤さんのときから赤ちゃん番茶で育ち,錦番茶の味に慣れているため,面倒な事に毎日幼稚園に持参するお茶も錦番茶だ。一度夏の番茶消費量の多い時期に,こっそり水出し番茶を入れたらバレた上に,苦虫を噛みつぶしたような声で「これなら濃い緑茶にしてくれ」と言われた。流石京都人(富山人か)。

ついでに言わせていただければ。
私は絶対,夏は麦茶派だ。文句あるか。

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毎日、毎日、えらいね!
うちは冬限定だから。
そろっと準備始めなきゃ、っと思っていたところ。

そっか~、やかんでコトコト・・・美味しいわけよね。
りりあん 2009年09月09日「Wed」19:56:03 編集
Re:無題
あのね,ほんとにね,やかんで冷やした煮出し番茶はうまいんだよ!りりあんもやってみてって〜。
って間に,もう秋ですね。富山は鈴虫大合唱だよ。っていうか,もう寒い・・・。
2009年09月09日 22:43
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