続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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雪解けの氷庇の下から、今年もお山のおうちの周りで芽吹いてきました。
まだ何も春らしい景色の無い中、一番乗りで土の中から春を持ってきてくれるひと。
そう、ふきちゃん!

ふーーーきーーーちゃーーーん☆待ってたよぉぉーーーー愛い奴めぇーーー☆
ちなみに、ふきちゃんは性別がありんす。

左がおんにゃにょこ、右がボク。
女子は蕾がぷっくりで、花が黄色。男子は蕾が縦に伸びていて、花は白い。
雄花の方がおいしいらしいのだが、勿体無い!両方いただきます。
----------
春の仕事初めは、蕗味噌作りから。
予め保存瓶は水から漬けて煮沸消毒。

蕗味噌は一年たってもその年の春が味わえるからね(二年目のも美味しかったけど)、しっかり消毒で安心。
粗みじんに切ったふきちゃんは、あっという間にアクが浮いてくる。
採ってすぐにはでないのにね。でも大丈夫、味噌で色付けしちゃうから。

サラダ油がまわってきたら、味噌に味醂と三温糖で沸々言う迄煮詰める。
山の山菜や茸は、下処理さえきちんとすればとっても簡単。
蕗の薹の場合はアク抜きの手間無し、土と固いガクを丁寧に取り除けば、其の侭生で刻んで汁の実に。サッと湯がいて刻んで生ハムで包めば、贅沢なワインのアテになる。
ボウル一杯の蕗の薹で出来た味噌は、これっぽっち。

小さい方は、もうすぐ桜を愛でに来る両親に。
もうひと瓶は、我が家のほっかほか銀シャリの上に乗る。
沢山とれればいいんだけど、山菜は取りどきがほんの一瞬。
週末奇遇な我が家では、ちょうど頃合いのいいふきちゃんを集められるのも、ごく僅か。
来週末のお山には、まだふきちゃん蕾のままでいてくれるかしら。
だって本当に、目の覚めるような春の味がギュギュッと詰まってるのよね。
お裾分けしてあげたいよ、ふきちゃんを!
まだ何も春らしい景色の無い中、一番乗りで土の中から春を持ってきてくれるひと。
そう、ふきちゃん!
ふーーーきーーーちゃーーーん☆待ってたよぉぉーーーー愛い奴めぇーーー☆
ちなみに、ふきちゃんは性別がありんす。
左がおんにゃにょこ、右がボク。
女子は蕾がぷっくりで、花が黄色。男子は蕾が縦に伸びていて、花は白い。
雄花の方がおいしいらしいのだが、勿体無い!両方いただきます。
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春の仕事初めは、蕗味噌作りから。
予め保存瓶は水から漬けて煮沸消毒。
蕗味噌は一年たってもその年の春が味わえるからね(二年目のも美味しかったけど)、しっかり消毒で安心。
粗みじんに切ったふきちゃんは、あっという間にアクが浮いてくる。
採ってすぐにはでないのにね。でも大丈夫、味噌で色付けしちゃうから。
サラダ油がまわってきたら、味噌に味醂と三温糖で沸々言う迄煮詰める。
山の山菜や茸は、下処理さえきちんとすればとっても簡単。
蕗の薹の場合はアク抜きの手間無し、土と固いガクを丁寧に取り除けば、其の侭生で刻んで汁の実に。サッと湯がいて刻んで生ハムで包めば、贅沢なワインのアテになる。
ボウル一杯の蕗の薹で出来た味噌は、これっぽっち。
小さい方は、もうすぐ桜を愛でに来る両親に。
もうひと瓶は、我が家のほっかほか銀シャリの上に乗る。
沢山とれればいいんだけど、山菜は取りどきがほんの一瞬。
週末奇遇な我が家では、ちょうど頃合いのいいふきちゃんを集められるのも、ごく僅か。
来週末のお山には、まだふきちゃん蕾のままでいてくれるかしら。
だって本当に、目の覚めるような春の味がギュギュッと詰まってるのよね。
お裾分けしてあげたいよ、ふきちゃんを!
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崖ッぷちを走って、更に細い渓谷沿いの細い山道は続く。
「道…間違えた?」不安なまま更に奥へ、奥へ。
軽い恐怖さえ感じたその刹那、急に目の前が開け現れたるは、深い谷の集落。「こんなところに、集落が?!」
そんな山間の限界集落との出会いから、早六年。
あの頃オムツをまだ装着していた少年も、今やすっかりお兄ちゃんになりました。
小さな小さな少年は、芽吹きの春に山が嗤っている側で微笑み、夏山の日差しに灼かれつつ虫に追われ収穫の歓びをお腹一杯感じ、秋の夕べに虫の音に耳を側だてつつ茸を摘み、圧倒的な冬山の畏怖にその身を震えさせ乍ら雪原にて出くわす越冬中の動物等と心通わせ、週末迎える「お山のおうち」での時間の中で、山の自然に負けぬ速度で蕗の薹宜しくニョニョニョと成長してゆきました。
街では知り得ぬ、只々圧倒的でどこまでも優しい日本の四季。
そしてそこに住まう、どこまでも大きく優しい村のじいちゃんばあちゃん達と、そこに集う様々な心優しき人々。
沢山の大きな優しさを知って育つ君はきっと、豊かに優しい青年にさせていただけるのだと、思う。
と、何処までも他力本願で半径100mが行動限界の飲んだくれグータラ両親が両手を合わせる週末、少年はまた一つ雪山で漢になった。カンジキ履いて傾斜30度の雪原に挑む我が家の雪見大福の勇者を「大長谷 里山便り」公式ブログよりご覧されたし。マスコットボーイとしていつも可愛がって(揉んで)下さる優しきオトナの皆様方に、感謝。これからも、優しく揉んでネ☆
--------------
少年が雪山に分け入ってる間、足元のまだおぼつかぬ一歳半女児は母と軽い新雪で雪だるまを作って戯れる。チミにはまだ雪山は早い。

晴天の元のリアル雪だるま、兄の不在にちょっとヤサグレる妹。
翌日打って変わった猛吹雪に、雪だるまくんの頭までスッポリ新雪で埋まってしまった自然の猛威。
いつだって山は、ドラスティックに変化する。これだから、お山の奇遇はやめられない!
「道…間違えた?」不安なまま更に奥へ、奥へ。
軽い恐怖さえ感じたその刹那、急に目の前が開け現れたるは、深い谷の集落。「こんなところに、集落が?!」
そんな山間の限界集落との出会いから、早六年。
あの頃オムツをまだ装着していた少年も、今やすっかりお兄ちゃんになりました。
小さな小さな少年は、芽吹きの春に山が嗤っている側で微笑み、夏山の日差しに灼かれつつ虫に追われ収穫の歓びをお腹一杯感じ、秋の夕べに虫の音に耳を側だてつつ茸を摘み、圧倒的な冬山の畏怖にその身を震えさせ乍ら雪原にて出くわす越冬中の動物等と心通わせ、週末迎える「お山のおうち」での時間の中で、山の自然に負けぬ速度で蕗の薹宜しくニョニョニョと成長してゆきました。
街では知り得ぬ、只々圧倒的でどこまでも優しい日本の四季。
そしてそこに住まう、どこまでも大きく優しい村のじいちゃんばあちゃん達と、そこに集う様々な心優しき人々。
沢山の大きな優しさを知って育つ君はきっと、豊かに優しい青年にさせていただけるのだと、思う。
と、何処までも他力本願で半径100mが行動限界の飲んだくれグータラ両親が両手を合わせる週末、少年はまた一つ雪山で漢になった。カンジキ履いて傾斜30度の雪原に挑む我が家の雪見大福の勇者を「大長谷 里山便り」公式ブログよりご覧されたし。マスコットボーイとしていつも可愛がって(揉んで)下さる優しきオトナの皆様方に、感謝。これからも、優しく揉んでネ☆
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少年が雪山に分け入ってる間、足元のまだおぼつかぬ一歳半女児は母と軽い新雪で雪だるまを作って戯れる。チミにはまだ雪山は早い。
晴天の元のリアル雪だるま、兄の不在にちょっとヤサグレる妹。
翌日打って変わった猛吹雪に、雪だるまくんの頭までスッポリ新雪で埋まってしまった自然の猛威。
いつだって山は、ドラスティックに変化する。これだから、お山の奇遇はやめられない!
週末お山のおうち、再び。
今週は土曜の午後から日曜の午後までの24時間ショートステイ、でも雪さえあれば!
先週より大分積もったなぁ。
どれだけ積もったか、少年を使って測ってみよう。
雪原に大福が匍匐前進。

ここほれワンワン。

あ、もうスコップが手に届かない!
トト登場!

地面発見か?
ほぉ、こんなに積もったか!

因みに少年は140弱。
ついでに優しいトトは横穴を掘る。

ワクワクな少年。
天窓付きかまくら!

「にいたん、あたちもちゅれてって!」

「ママの具合が良くなったらネ☆」
-------------------
断酒中のたんこです。
申し訳ねっす。
先週日本酒を呑みすぎて、記憶を無くしたたんこです。
申し訳ねっす。
一緒に飲んでた旦那さんに「どーーーんどん飲めちゃう☆」と楽しそうだったと言われました。
翌朝金曜日は、もう誰もいない家の中で、ムスメに平手チョップで起こされました。
申し訳ねっす。特に旦那様。
40になったし、コップ酒はもう辞めたいと思います。お猪口で綺麗に呑みます…程々に。
申し訳ねっす!!
今週は土曜の午後から日曜の午後までの24時間ショートステイ、でも雪さえあれば!
先週より大分積もったなぁ。
どれだけ積もったか、少年を使って測ってみよう。
雪原に大福が匍匐前進。
ここほれワンワン。
あ、もうスコップが手に届かない!
トト登場!
地面発見か?
ほぉ、こんなに積もったか!
因みに少年は140弱。
ついでに優しいトトは横穴を掘る。
ワクワクな少年。
天窓付きかまくら!
「にいたん、あたちもちゅれてって!」
「ママの具合が良くなったらネ☆」
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断酒中のたんこです。
申し訳ねっす。
先週日本酒を呑みすぎて、記憶を無くしたたんこです。
申し訳ねっす。
一緒に飲んでた旦那さんに「どーーーんどん飲めちゃう☆」と楽しそうだったと言われました。
翌朝金曜日は、もう誰もいない家の中で、ムスメに平手チョップで起こされました。
申し訳ねっす。特に旦那様。
40になったし、コップ酒はもう辞めたいと思います。お猪口で綺麗に呑みます…程々に。
申し訳ねっす!!
三連休、お山のおうち。
子沢山の友より「子供らをたーーーくさん雪で遊ばせなさい」との御達しが。
ハイ、いっちょ遊ばせます。
何は無くとも、雪はある。雪さえあれば、子は遊ぶ。
延々と雪の中でのたうち回る少年、見つめる妹(棒立ち)。

ティラちゃんだって何だって怖いもの知らず・平成の暴れ馬りんりん、実は何故か雪上では動かざる事、石の如し。りんりんを泣かせたかったら、高速SA内トイレのオムツ替え台に寝かせるか、雪の上に転がせば其れで良し。何でだろうなぁ…ユキチャン…。
転がされた。(埋められてる)

でも前回より兄と愉しまれてる御様子。
折角のお山のおうち、冬こそ楽しまなきゃソンですよ!
巨大かまくらで寛ぐ二人。

中で兄は、温泉のお母さんが「かまくらで食べな」と焼いてくれた餅を喰う。
かまくらには餅だ!(ご馳走さま)
除雪車が残した大量の雪山を利用して、ショベルカーを使ってメガネの兄ィちゃん@お山の隣人が態々作って下さった。

冬場は除雪で大変だけど畑仕事も無い。村の優しい方々も結構ノンビリされてるので、こんな遊びに付き合ってくれるのだ。有難いねえ!しかもリアルショベルカーだぜッ☆
大人組は三連休、鍋喰って一升瓶片手に呑み連休。
雪は周りの景色を山水画に変えて、音まで消し去る。

静かで静かで、降り積もる雪の着氷音さえ聴こえる。
ここは富山ー岐阜県境の限界集落のそのまた端っこ。
綺麗な雪の色は、もう青い程。
同じように畑と小屋を借りているメガネの兄ィちゃんと我が家だけが、雪の時期もシツコく奇遇している。だから、この集落の隅っこじゃ、特に冬はヒトよりケモノ率が断然高い。
小屋の周りはケモノの足跡だらけ。

狸?肉球トレースしたら、ズボッとハマってた。想像するとウケる。
我が家の小さい女の子も結構この寒さに行けそうだし、今年の冬もまだまだお邪魔しますよ!ヨロシク☆キツネどん、タヌキどん、うさぎちゃん、テン君、山神様(ニホンカモシカ)!
子沢山の友より「子供らをたーーーくさん雪で遊ばせなさい」との御達しが。
ハイ、いっちょ遊ばせます。
何は無くとも、雪はある。雪さえあれば、子は遊ぶ。
延々と雪の中でのたうち回る少年、見つめる妹(棒立ち)。
ティラちゃんだって何だって怖いもの知らず・平成の暴れ馬りんりん、実は何故か雪上では動かざる事、石の如し。りんりんを泣かせたかったら、高速SA内トイレのオムツ替え台に寝かせるか、雪の上に転がせば其れで良し。何でだろうなぁ…ユキチャン…。
転がされた。(埋められてる)
でも前回より兄と愉しまれてる御様子。
折角のお山のおうち、冬こそ楽しまなきゃソンですよ!
巨大かまくらで寛ぐ二人。
中で兄は、温泉のお母さんが「かまくらで食べな」と焼いてくれた餅を喰う。
かまくらには餅だ!(ご馳走さま)
除雪車が残した大量の雪山を利用して、ショベルカーを使ってメガネの兄ィちゃん@お山の隣人が態々作って下さった。
冬場は除雪で大変だけど畑仕事も無い。村の優しい方々も結構ノンビリされてるので、こんな遊びに付き合ってくれるのだ。有難いねえ!しかもリアルショベルカーだぜッ☆
大人組は三連休、鍋喰って一升瓶片手に呑み連休。
雪は周りの景色を山水画に変えて、音まで消し去る。
静かで静かで、降り積もる雪の着氷音さえ聴こえる。
ここは富山ー岐阜県境の限界集落のそのまた端っこ。
綺麗な雪の色は、もう青い程。
同じように畑と小屋を借りているメガネの兄ィちゃんと我が家だけが、雪の時期もシツコく奇遇している。だから、この集落の隅っこじゃ、特に冬はヒトよりケモノ率が断然高い。
小屋の周りはケモノの足跡だらけ。
狸?肉球トレースしたら、ズボッとハマってた。想像するとウケる。
我が家の小さい女の子も結構この寒さに行けそうだし、今年の冬もまだまだお邪魔しますよ!ヨロシク☆キツネどん、タヌキどん、うさぎちゃん、テン君、山神様(ニホンカモシカ)!
西の地にオギャーと産まれ
その穏やかで神々しい寝姿は仏の再来と称賛され
祖父母と両親に囲まれ健やかに育ち
志しを持つ青年に成長し
人生をかける職と出会い、やがて妻と子を持ち
真面目に生きてきた47年目の夕食時
背後から近づく自分の娘
パンツの中に生まれて初めてお好み焼きを入れられ、絶叫悶絶
赤ん坊のいる日常。
ご愁傷様☆
---------------
お山のクマさん達は、もう冬眠したかな。
冬だ冬だ、楽しい冬がやって来た!
一足早くお山のおうちの冬支度を済ませていたので、畑も早々に終わったし、後は我が家の本領発揮。籠もるだけ。へへへへへ。
電気カーペットと灯油ストーブだけで、狭い小屋は快適にポカポカ。

猫らもじゃれ合う。
外は寒くて、中は別世界。そうゆうの大好き。
ぬくぬく、夜はお鍋でキマり☆ぐうたら一家の季節到来!

猫もポカポカ丸くなる。
今年はりんがまだ小さいので、果たしていつ迄山にいけるか未知数。
真冬は雪を掻き分けカンジキで小屋まで辿りつかねばならないし、氷ついた空気は温めるのに半日以上を要する。吸い込む息で身体の芯まで凍る山の冬、大人みたいに熱燗で暖をとるわけにもいかんし。
でもでも、いよいよ始まるお山の冬だ。
美しく厳しく最高に楽しい雪山デビュー、トライさせる価値は充分。
楽しみ、楽しみ!あーーーー、りんを雪ん中に放り投げて雪んこネズミにしてぇ〜(少年は昔、雪大福にしたった)。
その穏やかで神々しい寝姿は仏の再来と称賛され
祖父母と両親に囲まれ健やかに育ち
志しを持つ青年に成長し
人生をかける職と出会い、やがて妻と子を持ち
真面目に生きてきた47年目の夕食時
背後から近づく自分の娘
パンツの中に生まれて初めてお好み焼きを入れられ、絶叫悶絶
赤ん坊のいる日常。
ご愁傷様☆
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お山のクマさん達は、もう冬眠したかな。
冬だ冬だ、楽しい冬がやって来た!
一足早くお山のおうちの冬支度を済ませていたので、畑も早々に終わったし、後は我が家の本領発揮。籠もるだけ。へへへへへ。
電気カーペットと灯油ストーブだけで、狭い小屋は快適にポカポカ。
猫らもじゃれ合う。
外は寒くて、中は別世界。そうゆうの大好き。
ぬくぬく、夜はお鍋でキマり☆ぐうたら一家の季節到来!
猫もポカポカ丸くなる。
今年はりんがまだ小さいので、果たしていつ迄山にいけるか未知数。
真冬は雪を掻き分けカンジキで小屋まで辿りつかねばならないし、氷ついた空気は温めるのに半日以上を要する。吸い込む息で身体の芯まで凍る山の冬、大人みたいに熱燗で暖をとるわけにもいかんし。
でもでも、いよいよ始まるお山の冬だ。
美しく厳しく最高に楽しい雪山デビュー、トライさせる価値は充分。
楽しみ、楽しみ!あーーーー、りんを雪ん中に放り投げて雪んこネズミにしてぇ〜(少年は昔、雪大福にしたった)。