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続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」 平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。      二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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小学生も3年生辺りがお子ちゃまと少年の境い目らしくてですね。

その正に狭間にいる我が家の愛玩小学二年生(小太り)、日々の喜び・哀しみ・苦悩悶絶がもう面白くて仕方ない。誰しも通るヒトの成長過程を、至近距離かつ有る意味客観的に鑑賞できるのは、非常に愉しい。

先日おもむろにノートを作り始めた。
表紙に「しあわせ?」と書いてある。ふむ。

みないでよ。みないでよ。と煩いので、見ませんよ。というと、み…見てもいいけどねッとかまた気持ち悪い遠回しな誘い。小学二年生。

見ると記念すべき一ページ目にはいもうとの写真。口を窄めてプープー言ってる、最近のキメ顔ショット。

下に
「だいめい ぷーぷーかりん
なぜかぷーぷーいってるかは、わからないけど、とってもかわいいです。
しあわせかくりつ 100%!!」
だそうです。なんて幸せな男なのだ、お前は。

幸せ探しに駆け出す小学二年生、(いつもながら)タイミングの悪い事に1頁目を仕上げた途端に、例の幸せぷーぷーが40度開始しちゃったもんだから
「あぁぁぁぁ…ママ…僕何だか、このしあわせノートの表紙のハートマークがシワシワに見えてきたよ…うぅぅ…何か破りたくなってきた…」といって頭を掻き毟っていたので、それは阻止した。若きヴェルテルよ。落ち着け。あゝオモロ。

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小さい頭の真ん中に付いてる小さい二つの穴から、ブッ!!!と物凄い量の青鼻がもりもり出てくるんでだよね。どっからそんな出てくんの。

苦しくて夜も良く寝れないし、昼も機嫌の悪い事鬼の如し。ムキャーーーー。

ムキャムキャ言ってるコビトがくっついて離れんので、ほぼ台所に立てん。

疲労MAXの折、友人に注文をしていた「極東カンパーニュ」が届く。待ってました!!

パストラミビーフを乗っけたサラダをチャチャっと用意して、パスタは茹で時間7分。頂いた目の詰まってキツく焼き締めてあるハードパンを切り分けて、冷蔵庫のストックのキノコのオイル漬けをドンと出してワイン開ければ、即ディナー。後は銘々が取り分けて、片付け楽チン。ほぼ火を使わない手抜き(他者依存)メニューだが、こういう食事が一番美味しかったりする。何しろ多めの塩で茹でてオリーブオイルかけただけの素パスタは、少年と旦那さん(自称マルコ)の永遠の憧れで大好物。質素は贅沢で、美味。コレにキノコジェノベーゼをかければ、ご馳走になる。タパスタパス。

明日の朝は残りのサラダとパストラミをスライスしたパンに乗っけてオープンサンドだ。楽ちん美味しい「ほぼ」コンチメニューは食卓の味方、コレも美味しくて飽きのこないパンがあってこそ。

コレを少年はヤカンで煮出した錦番茶で頂く。どーみてもワインだぞ、このメニューには!早く一緒に呑みたいような、呑みたくないような。




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「ママ、マスク出して。
ママとリンちゃんはこっちの部屋で寝て。
僕はあっちで独りで寝るから。
ご飯は簡単なもんでいいから。」

よぉぉーーーし、と独りガッツポーツして気合をいれる少年。

週末、旦那さんが西へ出張の日の夜。
出張名物・りんりん急な発熱40度&つられてアタシの微熱発覚時の小学二年生の言動。

出掛けに父親から「ママを宜しく頼む」と言われての責任感に震える、8歳のブレイブハートだ。やるときゃやるぜ、小学二年生。

と、暫くあとにもう一回計り直して母親が平熱に戻った事を知り、即マスクをおもむろに外してリラックスし始める少年に、移るよと言ったら「ん…ママいるしもう大丈夫かなと…」。

親がいるから子は育たぬ場合も、結構ある。

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RS流行ってるからきをつけなさ~い、と実家の母は電話してきたけれど。どー防げばよいといふのか。
ガンバレ、タブチ君(古い)。




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今週は旦那さんがほぼ仕事に掛かりっきり、晩は母子家庭状態。

こういう時は少年と二人分しか作らないので、楽しいメニューに徹する。
旦那さん抜きの時の少年と私のスペシャルメニューは、乾いたカレー(ドライカレー・目玉焼きのっけ)やら、クルクル巻巻き(パンケーキ生地にソーセージやらサラダやら乗っけて巻く)やら、お子様向けメニューで気分を上げてやる。

今日のトト抜きメニュー、何しよっか?と聞くと「えーとね、ポニョラーメン」。

アレですね、「崖の上のポニョ」の中でかーさんが停電中にそーすけとポニョに作っていた、袋麺っす。ハム入ってる奴。わーかーるーーー。コレも結構な確率で注文がくる。

我が家は袋麺といえば、サッポロ一番塩ラーメン。でもタダのポニョ麺じゃつまらん、といことで今回はサッポロ一番のパッケージ通りにできるか挑戦。

水菜ーーーーあるある。
チャーシューーーーモチロンハムハム。
茹で卵ーーーーーおっけーーー。
海老。海老?

エビ無いもんと言ったら、そんなに海老好きでも無い少年がゴネた。

赤いもんねぇ…赤…あるじゃねぇか。

早速自信作を持ってして、少年の前へ。

「いっただっきまーーーーーっす!わーーー凄いーーーーおんなしじゃーーーーん…って、海老?うわーーーー海老!いっただっきまーーす!おいしーーーっ!てコレ、リンゴの皮ーーーーッ!!」

最近安定した独りノリツッコミをする。

ふふふふふのふ。
悦に入ってると「…ママの遊びゴコロだネ☆」とシレっと言われた、母40歳・秋の夕べ。

どっすか。なかなかじゃねっすか。





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♪地球はひっとっつ
◯◯タマふったっつ
おー たいちマン
チャッカマーン♪

少年のテーマソング(すげぇ嫌がってる)。名曲。

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山で使うチャッカマンが切れたので、男子二人でホームセンターへ買い出しに。

ガッチャマンの曲に併せて「おーーチャッカマーン♪チャッカマーン♪」と小唄を歌いつつ探す旦那さんに、少年「ね、チャッカマンって何け。チャッカマンってホントにいるんけ。け。」とシツコく聞きながらドキをムネムネさせていたと。純粋な小学二年生はチャッカマンの正体を知ると、それはそれは残念そうな顔をして嘆いていたそうだ。チャッカマン…。

マンの乱用。
マンを多用しているのは矢張り米国と日本位なもんだろうよ。

ただ米国ではスーパーマンやスパイダーマンのようにマン(人間)が何かの力を持ってしてスーパーになったりスパイダーになったりする一方で、日本ではウルトラマン(もはや宇宙人)、スッパイマン(もはや駄菓子)、果てはゴーヤマン(もはやゴーヤ)に至る乱用ッぷり。正確にマンを使用しているのはガッチャマン(ガッチャってのは何だ)、或いはインドの山奥で修行してダイバダッタの魂を宿したレインボーマン(分かるか)位なもんだ。でもそのマンが付いてるか付いてないかで少年達のウブな漢心に電流がビビッと流れるんだから、やっぱマンって偉大。チャッカマン(もはやライター)。

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富山の冬は乳幼児には厳しい。
雪が降る前におんもでアンヨさせておかなくては。

ということで連日町内徘徊中の日々。
いたち川にかかる橋の下、鴨一家が今日もリンの投げるパンを待って口を開けておる。その足元には更に腹を空かせ目をギラギラさせているウグイの稚魚やら鯉やら何やら。そしてその様子をジッと見守る仙人(サギ)。いつもの川縁の風景。

いつも橋の上で合流する近所の爺様達の話によると、サギが狙ってるのタマに流れつく鮎だそうだ。聞けば年に一度位は鮭が遡上し、山女魚も混じって泳いでるらしい。何と豊かな。数十年前に川岸工事する前は、小さい鰻も泳いでたし、鯰もいたらしい。常願寺水系の水の清さと豊かさよ。リン、いいとこ住んでるねぇ。

トコトコ散歩。
古い町の細い道を選んで歩く。
公園は保育園児でモリモリだったので、今日は地域の萬処・少年もお世話になった幼稚園へしけこむ。いつでも両手を広げてウェルカムな場所があるのも、古い町ならではの良さだ。いいとこ住んでるねぇ、リン。

砂まみれになって、しこたま大きなお姉ちゃんとお兄ちゃんにカイグリカイグリされた後、幼稚園はお昼ご飯。今日は食パンにハムカツの大道メニュー。子供達の色めき立つ歓声。

そろそろおウチ帰ろっか、と、神様のようなエンチョーセンセが「持ってかれ~」とビニール袋に入れた食パン二枚とハムカツ二枚を持たせて下さった。

ホクホクしながら帰り道、赤ん坊はベビーカーで貰った食パンを齧り乍ら砂にまみれてウツラウツラしておる。

残りはいただき。ホクホク。
カツはモチロン、赤い縁取りのハム。
ソースかけてハムカツサンドにしたら、お腹も空いてたし、ここ数年で五本の指に入る位美味かった。ご馳走様でした!




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「あの地平線 輝くのは
どこかに君をかくしているから
たくさんの灯が なつかしいのは
あのどれかひとつに 君がいるから
さあ でかけよう ひときれのパン
ナイフ ランプ かばんにつめこんで
父さんが残した 熱い想い
母さんがくれた あのまなざし
地球はまわる 君をかくして
輝く瞳 きらめく灯
地球はまわる 君をのせて
いつか きっと出会う
ぼくらをのせて」

ここんとこずっと少年が唄ってる。
久石&宮崎ペアのジブリの名作「天空の城ラピュタ」の主題歌だ。

月末に控えた学校行事の合唱曲で、ひねもす少年はミゲル張りの美声を震わせて絶唱しておる。コレがなかなか良ろしい。

コドモの歌声…しかも少年の歌声って、いいよね。ウィーンも別に変な趣味から少年ばっか集めてるわけじゃないんですな(そうだろ)。変声期前の少年の声は、まっすぐで本当に透き通ってて、刹那的。『限りなく透明に近いブルー』だ。だから唄って唄ってとおネダリするわけです。少年は自分の唄にもう絶対の自信を持ってしまってるので、そりゃウットリですよ。ミゲルウットリ。

少年が唄うと、私は物凄い褒める。
だからもう犬みたいに一生懸命唄うわけです。横で小さい妹が腰を振る。あの地平線ーーーー♪(ミゲル)また褒めまくる→絶唱→腰振りまくり。平和だ。

その平和の代償が旦那さんに。
気づくと「あのちーへいーせーんーー…」と無意識に口づさんでいる。何故俺がラピュタの主題歌を…と怪訝そうな旦那さん(パブロフの犬)、はい、刷り込みです。旦那さんの口からジブリが流れてくる不自然さ(ありえない)、でも結構いい唄なんだねーーー、改めて聞くと…と夫婦で納得な、ふつーの日。

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あの地平線を輝かせてるのは…
あたちよッ!!(チャウチャウちゃうで~)




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