続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」
平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。 二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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長年お世話になっている「勝手知ったる」美容院でしか出来ない、家族総出のヘアカット。
店内貸切で、旦那さんと二人同時に髪をいじって頂く合間に、少年はソファーで店内に全冊揃っている「ONE PIECE」三昧、ふと子は授乳&オムツ替え。なんと自由な。
旦那さんに至っては、普段家で使用してるジャパンヘナを持ち込み(ついでにミツカン酢も持ち込み…染毛後の色素定着酢リンス用)でやりたい放題。
本日あたちは、約5年伸ばした髪をバッサリ切ってチビまる子状態。40を前に髪の毛のタンパク質の限界、前髪に白髪を発見して勢いづいてバッサリいきやした。あーすっきり。
お陰様で無事に夫婦揃ってサッパリできました。
ありがたや、ありがたや。

店内貸切で、旦那さんと二人同時に髪をいじって頂く合間に、少年はソファーで店内に全冊揃っている「ONE PIECE」三昧、ふと子は授乳&オムツ替え。なんと自由な。
旦那さんに至っては、普段家で使用してるジャパンヘナを持ち込み(ついでにミツカン酢も持ち込み…染毛後の色素定着酢リンス用)でやりたい放題。
本日あたちは、約5年伸ばした髪をバッサリ切ってチビまる子状態。40を前に髪の毛のタンパク質の限界、前髪に白髪を発見して勢いづいてバッサリいきやした。あーすっきり。
お陰様で無事に夫婦揃ってサッパリできました。
ありがたや、ありがたや。
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富山の皆様…もうMarket0のリアルブラウニーなんてなァ、どうでもいいんでしょうか。
一時期ミドリのドラッグストアに置いてあったじゃないですか。行く度に品切れ状態で、流石新しいもん好きの富山人だなんて思っとりましたよ…で、一ども手に入れることの無いまま、遂に店から姿を消したピンクの憎い奴。もうお忘れデスか?…忘れたとは言わせねぇッ!!
トウキョウのドラッグストアには特売で箱売りしてるって言うじゃねぇですかい。おうおうッ!!どうなってるんでぃッ!!
---------------
そんなこんなで早速2つ程箱買いしといて貰ってる、自称不屈のダイエッターたんこデス☆てへ☆(デブ)
今日はいい天気し、気のいい友達が昼ご飯作ってくれるってんで、相変わらず節操なく馳走になってきました。本当に節操ない。
ワキワキ喋くりつつ、キッチンで茹だるパスタを眺めていたが。
「主婦の昼なんてさ…テキトーだよね、テキトー」
そう、テキトー。
だいたい、食べさせてあげたい一心で作ってんだもん。
それまであたいなんて、米さえろくに研いだこともない外食大好き人間だもんね(胸を張るな、胸を)。
いいじゃない、テキトーで。コイツに喰わせたいと思って作る料理が一番崇高で美味なのだと、誰かさんも言っていた。
「残っちゃったモンだとかさー。タマゴかけご飯だったりさー」
タマゴかけご飯は、完全食品の上に最高に旨い。
大体、普段は朝ご飯は家族を学校やら職場やらに送りつけた一息ついた後で頂くので、殆どブランチ状態。昼抜きが定番だ。
でもたまに無性に食べたくなるのは、菓子パン(デブ決定)と袋麺。あゝ、袋メーン。勿論銘柄指定のサッポロいっちばーん、塩ラーメン。
実家はカップ麺だった。
母の田舎に行った時、離れに部屋を持つ七つ上の大きな従兄弟の兄ちゃんが、小さい私に教えてくれた。袋の中身をバリバリ砕いてー小袋の粉末スープ素をサラサラかけてー其の侭食べる。ポリポリ。うーーむ。以来、袋のサッポロ一番は「禁断のオトナの味」となった。
たまにその禁断の味を独り食す。
勿論鍋で茹でるのだが、今だに背徳感と大人になった喜びを感じてしまう昼の孤食タイム。因みに、湯の半量を牛乳にし、仕上げにパルメザンチーズと黒胡椒をかけて食すとスゲぇ洋風になって旨い。ついでに、サッポロ一番塩ラーメン(袋)は、昔から旦那さんの好物だ。
------------
コドモ様二人を寝室で同時に寝かしつけるのだが、部屋を薄暗くし少年をベッドインさせといて、その脇で赤ん坊にナイトキャップのミルクをインする。
今夜もジョージを抱いてベッドに潜り込みながら、横でングングとミルクを飲む赤ん坊を眺めて少年がスラっと言った。
「ぷちょ子さんみてるとさ、ぼく妹ができてほんとに良かったっておもうんだ」
お前はなんという殺し文句を、こんな素直に吐くのだ。
七歳児童の愛の告白。
一時期ミドリのドラッグストアに置いてあったじゃないですか。行く度に品切れ状態で、流石新しいもん好きの富山人だなんて思っとりましたよ…で、一ども手に入れることの無いまま、遂に店から姿を消したピンクの憎い奴。もうお忘れデスか?…忘れたとは言わせねぇッ!!
トウキョウのドラッグストアには特売で箱売りしてるって言うじゃねぇですかい。おうおうッ!!どうなってるんでぃッ!!
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そんなこんなで早速2つ程箱買いしといて貰ってる、自称不屈のダイエッターたんこデス☆てへ☆(デブ)
今日はいい天気し、気のいい友達が昼ご飯作ってくれるってんで、相変わらず節操なく馳走になってきました。本当に節操ない。
ワキワキ喋くりつつ、キッチンで茹だるパスタを眺めていたが。
「主婦の昼なんてさ…テキトーだよね、テキトー」
そう、テキトー。
だいたい、食べさせてあげたい一心で作ってんだもん。
それまであたいなんて、米さえろくに研いだこともない外食大好き人間だもんね(胸を張るな、胸を)。
いいじゃない、テキトーで。コイツに喰わせたいと思って作る料理が一番崇高で美味なのだと、誰かさんも言っていた。
「残っちゃったモンだとかさー。タマゴかけご飯だったりさー」
タマゴかけご飯は、完全食品の上に最高に旨い。
大体、普段は朝ご飯は家族を学校やら職場やらに送りつけた一息ついた後で頂くので、殆どブランチ状態。昼抜きが定番だ。
でもたまに無性に食べたくなるのは、菓子パン(デブ決定)と袋麺。あゝ、袋メーン。勿論銘柄指定のサッポロいっちばーん、塩ラーメン。
実家はカップ麺だった。
母の田舎に行った時、離れに部屋を持つ七つ上の大きな従兄弟の兄ちゃんが、小さい私に教えてくれた。袋の中身をバリバリ砕いてー小袋の粉末スープ素をサラサラかけてー其の侭食べる。ポリポリ。うーーむ。以来、袋のサッポロ一番は「禁断のオトナの味」となった。
たまにその禁断の味を独り食す。
勿論鍋で茹でるのだが、今だに背徳感と大人になった喜びを感じてしまう昼の孤食タイム。因みに、湯の半量を牛乳にし、仕上げにパルメザンチーズと黒胡椒をかけて食すとスゲぇ洋風になって旨い。ついでに、サッポロ一番塩ラーメン(袋)は、昔から旦那さんの好物だ。
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コドモ様二人を寝室で同時に寝かしつけるのだが、部屋を薄暗くし少年をベッドインさせといて、その脇で赤ん坊にナイトキャップのミルクをインする。
今夜もジョージを抱いてベッドに潜り込みながら、横でングングとミルクを飲む赤ん坊を眺めて少年がスラっと言った。
「ぷちょ子さんみてるとさ、ぼく妹ができてほんとに良かったっておもうんだ」
お前はなんという殺し文句を、こんな素直に吐くのだ。
七歳児童の愛の告白。
少年の三学期が始まり一週間。
完全休みモードから一気にシフトチェンジして、もう早五月病ならぬ一月病気味の駄目駄目たんこです。皆様いかがお過ごしでせうか。
雪…降りますねぇ。
週末立山辺りをプラップラしていたら、富山市内で雨だったものの立山町に入る頃には雪となり、山裾に近づくにつれて雪は大粒、ホワイトアウト。常願寺川を越えるだけで気温が二度は下がる。真白に美しい山裾を眺めつつ、想いは遠く大長谷へ。あの風の谷も、八尾町は仁部を越えると3度は違う。厳しい寒さの中に、人の暖かさと圧巻の自然美があるあの谷間の山里に、もうとんと足を運んでいない。今頃我らが小さな山小屋は雪に半分埋れているかなと想像しつつ、フト子がもうすぐ腰も座り、蕗の薹が雪の割れ目からひょっこり顔を出す頃にはまたお山のおうちに出かけようと想う。今年は、農作業がんばりまっす☆目標は美味しいピクルスと例年よりも果肉がジューシーなビーツを作る事。
---------
クオリティ オブ ライフを向上したい。
最近の我が家の合言葉だ。
将来に幸せを貯金するのも大事だけど、良く考えたら今が1番幸せな時かもしれないから、この瞬間をここ一番だと思って暮らしたい。
その為にどうしよっか。
そんな事を連日飲み仲間@旦那さんと、あーでもないこーでもないと呑み語らって遊んでます。
住まいの事やら、食の事。仕事の事やら子供の教育。趣味や夢。
毎日はこ~ころの旅さ、オーベイベー♪と宮本先生も仰ってるが、ごもっとも。生活は、実はとてもエキサイティングなもんである。
で、連日深夜呑みで生活は向上するんかい。これで委員会。イーンダヨ、ま、考えるってのは何につけイイもんだ。ヨシとしよう。
-----------
しかし、寒い。
寒くて腰が痛い上に、最近めっきり肥えて顔なんてあーたオニギシみたいになってるりんちゃんは、オンブで歩けと一日中がなり捲ってて、腰は限界モード。本当に唸りガナるんだよ、このオニギシちゃんは。
ワタワタ背中で暴れるオニギシはほっといて、空いた両手で今読んでるのは大好物の浅田次郎モノ『オーマイガアッ!!』。泣く子も嗤う、その名も「大前剛(おおまえ ごう)」氏がベガスのカジノで繰り広げる珍道中だ。浅田次郎は歴史モノもさることながら、コメディ書かせてもやっぱ最高のエンターテイナーだと思う。大爆笑して、ちょっとホロリ。暫くはコレで雪の日も安泰だ。あー腰いたー。
------------
年明け最初の立山町「CALMET」へ、年始のご挨拶。
だるまストーブで冬支度の店内は、すっかり冬のほっこりモード。今年もお世話になります!
完全休みモードから一気にシフトチェンジして、もう早五月病ならぬ一月病気味の駄目駄目たんこです。皆様いかがお過ごしでせうか。
雪…降りますねぇ。
週末立山辺りをプラップラしていたら、富山市内で雨だったものの立山町に入る頃には雪となり、山裾に近づくにつれて雪は大粒、ホワイトアウト。常願寺川を越えるだけで気温が二度は下がる。真白に美しい山裾を眺めつつ、想いは遠く大長谷へ。あの風の谷も、八尾町は仁部を越えると3度は違う。厳しい寒さの中に、人の暖かさと圧巻の自然美があるあの谷間の山里に、もうとんと足を運んでいない。今頃我らが小さな山小屋は雪に半分埋れているかなと想像しつつ、フト子がもうすぐ腰も座り、蕗の薹が雪の割れ目からひょっこり顔を出す頃にはまたお山のおうちに出かけようと想う。今年は、農作業がんばりまっす☆目標は美味しいピクルスと例年よりも果肉がジューシーなビーツを作る事。
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クオリティ オブ ライフを向上したい。
最近の我が家の合言葉だ。
将来に幸せを貯金するのも大事だけど、良く考えたら今が1番幸せな時かもしれないから、この瞬間をここ一番だと思って暮らしたい。
その為にどうしよっか。
そんな事を連日飲み仲間@旦那さんと、あーでもないこーでもないと呑み語らって遊んでます。
住まいの事やら、食の事。仕事の事やら子供の教育。趣味や夢。
毎日はこ~ころの旅さ、オーベイベー♪と宮本先生も仰ってるが、ごもっとも。生活は、実はとてもエキサイティングなもんである。
で、連日深夜呑みで生活は向上するんかい。これで委員会。イーンダヨ、ま、考えるってのは何につけイイもんだ。ヨシとしよう。
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しかし、寒い。
寒くて腰が痛い上に、最近めっきり肥えて顔なんてあーたオニギシみたいになってるりんちゃんは、オンブで歩けと一日中がなり捲ってて、腰は限界モード。本当に唸りガナるんだよ、このオニギシちゃんは。
ワタワタ背中で暴れるオニギシはほっといて、空いた両手で今読んでるのは大好物の浅田次郎モノ『オーマイガアッ!!』。泣く子も嗤う、その名も「大前剛(おおまえ ごう)」氏がベガスのカジノで繰り広げる珍道中だ。浅田次郎は歴史モノもさることながら、コメディ書かせてもやっぱ最高のエンターテイナーだと思う。大爆笑して、ちょっとホロリ。暫くはコレで雪の日も安泰だ。あー腰いたー。
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年明け最初の立山町「CALMET」へ、年始のご挨拶。
だるまストーブで冬支度の店内は、すっかり冬のほっこりモード。今年もお世話になります!
昨晩漸く雪降る富山に帰還しましたです、隊長ッ!!
凍てつく部屋はなかなか暖まらず、こりゃ堪らんとコメダ珈琲に緊急避難ついでに巨大エビカツサンドをたべましたです、タイチョー。おせちもいいけど、コメダもね☆
で、今朝起きたらどーよ、この豪雪ッぷり!
いよいよですなー。へ…へクシッ!!正月より鼻喉風邪を引き摺っていた、旦那さん以外の三人、帰還早々本日病院回り。仲うぃ〜ねぇ〜☆(駄目一家)
---------
旦那さんのお父さんは京都の鴨川で産湯を浸かったクチで、その息子も勿論京都人なわけで。よって旦那さんの実家で執り行われる正月儀式は生粋の京式だ。因みにこういう古いしきたりを守ってるのは、京都でもごく少数だという。絶滅の危機を救う為、富山人となった我らが少年にはキッチリその味と作法を教え込まねば勿体無い。そんくらい京の正月は東のそれとは一味も二味も違うしオモロイ。
しょうがつの三ヶ日。毎朝続く朝の御節の前に戴く「お福茶」。

中には結び昆布、黒豆の炊いたん、梅干し(申年に漬けた梅が一番良い)が入っている。ここに、おくみどりの煎茶を注いだものを主人の「お祝いします」の号令と共に、その年の恵方に坐して向かい戴く。コレを三日間。
さて、コレが朝の御節。

うーん、シンプル。禅スタイルですね。コレが三日間続く。
鯛は塩焼きだが、昔は生だったとか。京都は寒かったんだねぇ。
「睨み鯛」

年男、年女の御膳前に置かれて睨んで貰って厄払い。
この鯛は三日目夜の鯛鍋で良い出汁を出してくれる。
雑煮は昆布出汁に白味噌。腕もデカイが分量的には一人頭50g程の白味噌イン、非常に濃口。

中には丸もち、デカイ八頭一個(元日のみ一人一個の苦行)、小芋、白カブ。
餅は三日間、毎日「お食い上げ」なので、初日に欲張って二個ッ!!とか言うと、三日目には4つ食わねばならんので注意が必要だ。
雑煮椀の蓋には四種類。

黒豆、たたきごぼう、ごまめ、数の子。三日間一緒。
白味噌の雑煮はとにかく胸焼けする。
平らげた後に必ず千枚漬けで胸焼け防止を兼ねて、お椀を綺麗にする。

本来正月の御節は「水を使わない」のが基本だったそうで、旦那さんの父上はこの椀にご飯と茶を入れ、茶漬けにして椀を洗っていた。
三日間使う祝い箸も勿論最終日まで洗わないので茶などですすいで銘々袋に納めておく。正月禅スタイルは兎に角潔く、美しいニッポンの伝統行事だ。捨てるには、惜しすぎる。
夜は夜でお重があって、それも三日で食べ切る。
他にも色々とオモロイシキタリがあるのだけど、またの機会にする。
あゝ、いいね☆お正月☆(でもかなり胸焼け気味なのはマイとし恒例。少年の苦行僧の様な顔を拝むのも、毎年恒例。)
因みにこちらはりん子さんのお食い初め正月膳。

朱塗りの膳が可愛いこと!少年もコレで初正月にお食い初めしたなぁ、懐かしい。
お陰様で今じゃ喰うも喰ったり肥えたりもう直ぐ30kg超えだよ、ヲイ。
フト子もいずれ…おお怖や、怖や。
凍てつく部屋はなかなか暖まらず、こりゃ堪らんとコメダ珈琲に緊急避難ついでに巨大エビカツサンドをたべましたです、タイチョー。おせちもいいけど、コメダもね☆
で、今朝起きたらどーよ、この豪雪ッぷり!
いよいよですなー。へ…へクシッ!!正月より鼻喉風邪を引き摺っていた、旦那さん以外の三人、帰還早々本日病院回り。仲うぃ〜ねぇ〜☆(駄目一家)
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旦那さんのお父さんは京都の鴨川で産湯を浸かったクチで、その息子も勿論京都人なわけで。よって旦那さんの実家で執り行われる正月儀式は生粋の京式だ。因みにこういう古いしきたりを守ってるのは、京都でもごく少数だという。絶滅の危機を救う為、富山人となった我らが少年にはキッチリその味と作法を教え込まねば勿体無い。そんくらい京の正月は東のそれとは一味も二味も違うしオモロイ。
しょうがつの三ヶ日。毎朝続く朝の御節の前に戴く「お福茶」。
中には結び昆布、黒豆の炊いたん、梅干し(申年に漬けた梅が一番良い)が入っている。ここに、おくみどりの煎茶を注いだものを主人の「お祝いします」の号令と共に、その年の恵方に坐して向かい戴く。コレを三日間。
さて、コレが朝の御節。
うーん、シンプル。禅スタイルですね。コレが三日間続く。
鯛は塩焼きだが、昔は生だったとか。京都は寒かったんだねぇ。
「睨み鯛」
年男、年女の御膳前に置かれて睨んで貰って厄払い。
この鯛は三日目夜の鯛鍋で良い出汁を出してくれる。
雑煮は昆布出汁に白味噌。腕もデカイが分量的には一人頭50g程の白味噌イン、非常に濃口。
中には丸もち、デカイ八頭一個(元日のみ一人一個の苦行)、小芋、白カブ。
餅は三日間、毎日「お食い上げ」なので、初日に欲張って二個ッ!!とか言うと、三日目には4つ食わねばならんので注意が必要だ。
雑煮椀の蓋には四種類。
黒豆、たたきごぼう、ごまめ、数の子。三日間一緒。
白味噌の雑煮はとにかく胸焼けする。
平らげた後に必ず千枚漬けで胸焼け防止を兼ねて、お椀を綺麗にする。
本来正月の御節は「水を使わない」のが基本だったそうで、旦那さんの父上はこの椀にご飯と茶を入れ、茶漬けにして椀を洗っていた。
三日間使う祝い箸も勿論最終日まで洗わないので茶などですすいで銘々袋に納めておく。正月禅スタイルは兎に角潔く、美しいニッポンの伝統行事だ。捨てるには、惜しすぎる。
夜は夜でお重があって、それも三日で食べ切る。
他にも色々とオモロイシキタリがあるのだけど、またの機会にする。
あゝ、いいね☆お正月☆(でもかなり胸焼け気味なのはマイとし恒例。少年の苦行僧の様な顔を拝むのも、毎年恒例。)
因みにこちらはりん子さんのお食い初め正月膳。
朱塗りの膳が可愛いこと!少年もコレで初正月にお食い初めしたなぁ、懐かしい。
お陰様で今じゃ喰うも喰ったり肥えたりもう直ぐ30kg超えだよ、ヲイ。
フト子もいずれ…おお怖や、怖や。