忍者ブログ
続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」 平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。      二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
2  3  4  5  6  7  8 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

朝,誰よりも早く起床。
歯を磨いて,顔洗って,朝食の支度。

7時に寝室の男子2名を起こしに。
爆睡中の少年をそのまま担いで居間へ。
白目を剥いた裸体のコンディションを確認しつつ,着替え。

3人揃って朝食。
異様に遅い少年を叱咤激励しつつ,旦那さんのお昼のおにぎしを握る。

少年を幼稚園へ連行,旦那さんを見送る。

ひょぉぉぉ〜・・・・・・。嵐の過ぎ去った荒野をやっつける。
洗濯よし。布団は南向きに干す。窓を全開にして掃除機。

よーし。空は青い。戦闘準備開始ッ!

愛車ヒロシ(「そんなヒロシの自転車屋」という店で購入した)に乗って出発。

途中信号待ちの時に,両サイドをやはり自転車に乗って買い物袋を下げ,やる気十分のおかみさん軍団と横一列に。この瞬間が好きでヒロシに乗っている。

本日はビーフシチュウ用の肉とDONQのパンを買いに富山大和へ。
肉屋「壱丁田」は良い肉を扱ってるし,DONQには旨いブールがある。


ついでに少年の朝食用パンも購入。名前が可愛らしいじゃない,パン・ド・ママン。


きちんと休憩も挟む。ダイエット中につき,チーズトースト付き(食うな)。


ビーフシチュウは時間がかかる。
帰宅後早速エプロンを締めて,作業開始。
本日は微塵切りの量が半端ないので,トマトちゃん(i-pod)は松永貴史をチョイス。勢いがちがいます。

肉に塩こしょう小麦粉を振ってまぶしたんを,サラダ油とバターで焼く。


そのままのフライパンに,メッタ微塵切りに処したタマネギ(浅田次郎読んだのかと思うくらい今日は泣いたよね),セロリ,にんにくを投入。


鍋に焼いた肉と炒めた野菜をぶち込み,スープ・飲み残しのワイン・ローリエ・トマトピューレを投入。


このまま1時間,ひたすらルクルーゼちゃんにおまかせ。なんでもおいしくする魔法の鍋。困ったときのルク頼み。


1時間したら,人参じゃがいもキノコを投入して30分もすれば勝手に完成する。
人参がやわらかく煮える頃,少年の降園時間だ。

今日はそのまま奴を病院まで連行して,「絶対に痛くない」新型と季節型インフルエンザの予防注射を2本打つ。そして何が何でも3時55分には帰宅を遂げ,週に一度の少年のお楽しみ「侍戦隊!シンケンジャー」に間に合うようにするわけジャー。なんなんジャー。

こうして夜の7時には,晩ご飯にビーフシチュウが登場する。
今日も地球は回っている。
この仕事以上にしたいことに,今の所まだ私は巡り会っていない。








拍手[0回]

PR
週末はボルシチ。
そうなると,前日金曜日には愉しいおつかいもんがある。
何か特別な感じがするからだ。

今日は金曜日。
今夜からお山のおうち。
マイノリスク(過去ログ参照)ではビーツが最盛期を迎えておる。
それでは金曜の愉しいおつかいもんを,リアルタイムレポート。

まず出かけにボルシチにはかかせないスメタナ作り。
サワークリームみたいなんだが,プレーンヨーグルト(「ブルガリアヨーグルト」がよろしいと思われる)を手ぬぐいでくるんで,6時間程吊っておく。後ほど固く水抜きできたら,生クリーム100ccと合わせる。とりあえずヨーグルトのテルテルボーズを作って,ちゃりんこで出発。

家から半径1キロのおつかいもん。
まずはパンとケーキの名店「パティスリー・クロト」(過去ログ参照)へ。

目当ては11時に焼き上がるバゲット。これが旨い。小麦味が濃い。ボルシチにはコレでしょう。一本395円也。昼過ぎには完売してしまう恐れがあるため,朝取り置きしておいた。ついでにパンドミー(@430)もゲット。店内にひろがるパンの芳ばしい薫りと,いかにもパン好きそうなおねぇさんの笑顔にほくほくする。

次ッ!我が家が良く利用する肉好きの為の焼き肉屋「十八」(過去ログ参照)のお隣・系列肉屋の「ミートデリカハウス・西田」へ。

基本的にボルシチの作り方に,ビーツを入れる事以外にはあまり決まりはないそうで,各家庭のマンマの味・所謂ロシア版味噌汁みたいなもんなのだろう。
ビーツ抜きなんてのもあるらしい。じゃ,ボルシチは「汁ッ!」か?

ま,それはおいといて,私はロシアは2度ほどしか行ってないうえ,本当のボルシチにお目にかかったことがない。だもんで,一応「伝統的」と呼ばれる部類のボルシチを作ることにしているのだが,どうやらそれには「牛すね肉」が必要なのだ。しかもブロック。売ってねぇ〜。

だが,こちらの「西田」さんには,常時ある。すげ〜。
あらかじめ朝に,牛すね肉500グラムブロックでと電話しておいたので,来店時には綺麗に変なすじやら脂やらを取り除いたブロックが出来上がっている。
お値段は少々張るが,牛すね肉でとったスープストックで作るボルシチは最高だし,牛すね肉代は前もって旦那さんから献金してもらっているので,良し。
頼れる肉屋「西田」なしでは,ボルシチの安定供給は難しいだろう。ありがとう。


さて,最後に向かうのは酒屋「PEPEすぎもとや」さんだ。


酒を買いにきたわけではない。このどこからどう見ても普通の酒屋には,素晴らしいワインセラーがあるだけでなく,チーズ専用冷蔵ケースがあるのだ。

パンにスープときたら,やっぱりチーズがないとグレそうですね。
こちらのお店のチーズは,ホールで置いている。だから,購入するときはグラムで売って貰うのだが・・・安い。そして,質がほんとうに良い。なんだこの酒屋は?とびっくりする質と品数の多さ。ロックフォールもブロック売りしてるんだぞ。

今回は家族みんなが好きなレッドチェダー200グラムと日本酒にも合うミモレット18ヶ月をチョイス。

なんとこちらの店には「cheese cutting room」と書かれたガラス張りの部屋まであって,チーズ裁断機でその場でホールから切り出してくれる。もはや酒屋の域を越えている。

それにしても,店の看板にポルトガルはポルト市にあるポルトワインの老舗「SANDEMAN」のサンデマンくん(?)マークが。そういやスペインで売るときは『TIO PEPE』って名で売られてるんじゃなかったっけか。だから「PEPEすぎもとや」なのだらうか。こんど聞いてみよう。

そんなこんなで,おつかいもん終了。

スーパーと違って,専門店のはしごって何か特別な感じがして良い。
今日みたいに天気の良い日に自転車で回ると最高だ。
だから京都の錦小路や出町なんかの商店街が好きだ。
私は断固として,富山まちなか商店街の復活と再生を希望する。
肉屋・魚や・八百屋・米や・果物や・・・・。

明日ボルシチ美味しくできますように。
ま,肉が良けりゃ,大体旨くいくんだよな・・・。肉だのみ・・・。

※「すじ肉」と表記していたものを「すね肉」に修正しました。大変失礼しました。
 すじ肉はそんなに高くないだろう。

拍手[0回]

先日,村の仙人からいただいた山の宝石。



白マイタケ(ナラタケ)。ドーン。画像は頂いたマイタケの半分。一株がデカイッ!
これ,山の中でドカンッと咲いてたら,踊るよな。
肉厚ですねぇ。ふふふふふ。

因みにマイタケは,山の上のかなり険しいところまでいかないと見つからないそうだ。こういうのは,やはり仙人に任せるのがよろしい。

皆様,マイタケはマイタケでも,山マイタケの石突きはどこにあると思いますか?
普通スーパーなどで売られている奴は,下の方にチョロっとありますね。
ご想像下さい。だってキノコだぜ,ナラの樹からこう,にょろにょろっとでてくるわけですよ。キノコのお腹だろうが足だろうが顔だろうが,好きなところに石突きがくっついてるわけ。コレを親指の爪で個そぎ落とします。

軽く水洗いして,だし汁・醤油・酒・味醂。炊飯用の水は勿論,「桂水」。ムテキングですね。

大長谷・秋ご飯スペシャル。薫りがッ!!届けッ!!



自然は凄い。

ご馳走様でした。

拍手[0回]

大事なジーンズが破けた。
捨てるには口惜しい。せっかくここまで育てたんに。

というわけで,ここんとこちくちくちくちくやっておりましたです。
このとうり。



少年のも破けてたので,ついでに手当て。

クローズアップで見てみよう。



・・・細けッ!!やりながら,縫い物酔いしましたよ。
縫い目がメチャクチャですね。ただ細かいだけですね。放っといてくれッ!

そしてキッチンクロス。新しいの買えッ!!



一体何年ものだ。8年ものだ。だって結婚して初めてかったクロスなんだもん。もん。
因みに他のクロスも,ことごとく手当てされておる。

次ッ!とにかく使い易い相棒,「DeLonghi」の鍋つかみ。




もともとパン職人用で,中がボアになっておる。これがほんとに愛しく賢い。
もう裾のあたりはボロッボロになっておったが継ぎ当て,穴は塞ぎ,千切れた引っかけ紐は新たに麻紐でくっつけた。これも8年選手。別れるには口惜しい。

このヘッタクソな手当て癖につきあわされておるのは旦那さん。
年齢的,社会的に如何なものか。危ない。



手首がパックリ割れたシャツを赤い糸で手当て済み。
因みにこのシャツは,わたしが学生時代にフンパツして買った結構いいシャツだ。
学生時代だ。学生時代。ついでに女物を見事に着こなす旦那さんの体型・・・。

こちらは愛用の「オーロラシューズ」と「koose」のストラップシューズ。
歩き方がヘッタクソで,どうしても踵の外側が猛スピードですり減ってしまいます。



踵部分に『Shoo Goo』というお直し剤を盛りつけて乾燥させています。
コレが便利なんだッ!一度修復すると,なかなか減りません。

「オーロラシューズ」に至っては,ソールが非常に軽く柔らかな為,即すり減ってしまううえ,オールソール交換しか修復する術がないのが厄介。
一度ソール交換に出したところ,生産地のNYはオーロラ市まで発送→仕上がりまで2ヶ月という恐ろしさ。自分でシコシコ直します。はい。

ふと見上げると,気に入って買った古い木箱にも,どこぞのどなたさんかが手当てしたと思われる痕跡が。



亀裂にガムテープ。
これも手当てなり。

ガムテープで亀裂を修復した古ーーーーーい木箱が商品として売られているという事実に目が点の旦那さんを更に混乱に陥れるかのように,即購入した私を温かく見守りつづけているのも,また旦那さんである。なんと奇特な方・・・愛用品。捨てるには惜しすぎる。



拍手[0回]

旦那さんは幼少の頃,京都の古い家の裏で茶葉を栽培してそれを煎った番茶を飲んで大きくなったそうな。

だもんで,麦茶は飲めぬ。

ついでに言うと,ほうじ茶もダメ。ほうじ茶だって番茶じゃないか,と言っても駄目。
御茶屋さんに「一緒ですよ」といわれても,ダメでした。

「京番茶」が,いいんだと。

そんなわけで結婚してからというもの,京都の錦小路に行くときは必ずやまだしやさんの『お料理屋さんの番茶』を買いだめする。



錦小路で「錦番茶」ののれんを掲げてモクモク茶葉を煎っている,こちらのやまだしやさんの番茶。2種類あって,こちらの『お料理やさんの番茶』の他に,普通の錦番茶がある。しかし,中身は値段に比例する。薫り・味ともに,料理屋使用のが絶品である。因みに値段は通常バージョンの3倍・・・・。目をつぶろう。うん。

錦番茶は京番茶の中でも非常に独特の薫りと渋みがあるという。
旦那さんはこちらの番茶が,幼少期に慣れ親しんだ自家製の番茶の味に近いのでお気に入り。

毎日毎日飽きもせず,ヤカンで湯を沸騰させては京番茶を入れ続ける。




使うやかんは京都から嫁入りしたもの。旦那さんがちっちゃいときから,京都の台所にあったそうだ。穴はまだ開いていない。一体何世代使ったら,やかんには穴が開くんだろうね。ほんと毎日毎日お世話になりますなぁ,やかんクン(と呼んでいる)。

夏はこれをそのまんま冷蔵庫にいれてキンキンに冷やす。
ヤカンから直接コップに入れて飲む京番茶に勝るものなし。

冬は冬で,1分煮出して5分置いたいれたての番茶を象印保温ポットくんにたっぷり入れておく。



寒い日に我が家の台所は,それはそれは芳ばしい京番茶の薫りで包まれる。
そうすると,冬になったねぇ,と思う。
最近めっきり夜は涼しくなってきたから,そろそろ出番かね?

因みに我が家の少年は,赤さんのときから赤ちゃん番茶で育ち,錦番茶の味に慣れているため,面倒な事に毎日幼稚園に持参するお茶も錦番茶だ。一度夏の番茶消費量の多い時期に,こっそり水出し番茶を入れたらバレた上に,苦虫を噛みつぶしたような声で「これなら濃い緑茶にしてくれ」と言われた。流石京都人(富山人か)。

ついでに言わせていただければ。
私は絶対,夏は麦茶派だ。文句あるか。

拍手[1回]

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
たんこ激しくオススメッ!
9/22エレカシ待望のニューシングル・リリース!『明日への記憶』
ポンニチ人ならエレファントカシマシを聞かう!
最新コメント
[06/01 たんこ]
[06/01 たんこ]
[06/01 くろ]
[05/29 ねぇね]
[05/20 たんこ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
たんこ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
ブログパーツ
たんこブログ Produced by たんこ  AD :忍者ブログ [PR]

SimpleSquare 和心 ver.2 Edit by : 飛雄