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続「田舎暮らしもほどほどに:大長谷週末寄寓人」 平日限定嫁綴り。 週末はのどかな山村・大長谷のクラインガルテンにて帰農し,平日は立山仰ぐ富山にで過ごす。      二重生活を送る一家のヨメが綴る,有閑かつエキサイティングな日々。
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昼寝時のお愉しみ。
昼寝って、りんりんのね。

皮ごと丸茹で。

皮ごとのほうがいい、絶対美味しくなるから。
無骨な鍋の中身だが、なんと合理的で優しい、私想いの鍋。

スライスして塩で揉んだキュウリとタマネギはギュギュッと絞ってある。
あとは茹だったらマッシュして、みんな大好きポテトサラダ。

ジャガイモが茹だるまでの間、マイシェルター(キッチン)のイスに腰掛け乍ら、珈琲飲んだり、こうやって日記つけたりできる。優しく嬉しい時をくれる料理だ。いつもありがとう、ポテサラ。あんた、優しい奴だね。

今日のおやつはなんですか。

コレコレ、ご存知?
大人のハッピーターン「ハッピージョイ」っすよ!
ふふふふふ。どこでも売ってるわけではないッ!(←送ってもらった)
三温糖でしょーーカマンベールっしょーーー木苺に黒糖、抹茶味っしょーーーー。
ハッピーターンらしい、口に入れた瞬間に舌の上でヒヤッとするパウダリー感(判る?)、健在。

ジャガイモ、茹だったかな?
今日は山盛りのポテトサラダに、水菜とブロッコリーのペペロンチーノにしよう。

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台所の椅子に腰掛け乍ら横を見ると、受話器横に小さくて古いメモが貼っつけてある。

毎日の掃除の時や、こういう支度中に必ず目にとまる。
これだけは、どうも触れないし、ましてや勝手に取り外すなんて。

切迫早産入院時に父子を繋いでいた、へその緒とは違うロープの跡。

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あッ!!!生ゴミッ!

いんや、「野菜クズ」っす!

友人が美味しいパンを焼いてくれるってんで、ディナーはパスタ決定。
食後間もなく「あぁ…たんこちゃんのゴハンが食べたい…」と軽く後期高齢者的な発言が目立つ、万年欠食児童気味の旦那さんの度重なる希望を受けて「ミートソース」。

折角の美味しいパンに負けないように、煮込みスープをベジブロスに。

みて、この色ッ!
今回はミートソースとサラダ用の生ゴミ…じゃねえ、野菜クズのお陰ですんばらしい出来。
セロリやパプリカのお陰で香味スープ出汁。パク君(小太り)の為にも肉の半量を椎茸の微塵切りにしている為、ベジブロスには欠かせない椎茸の軸部分がいい味出してくれている。

ドーーンとベジブロ・ミートソース。

量、多くね?と画像添付した友人に呟かれた。多いっす。
煮込んで直ぐでもかどのとれた、アミノ酸タップリの味になるから、味付けは少量のケチャップと隠し味のソース&蜂蜜と、塩梅の塩だけでオッケー。
ほんと、ベジブロスすんばらしい。生ゴミ減るし、身体にいい(らしい)し。たんこ激しくオススメ☆

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「小学三年生になると、宿題めっさ増えるよ」

ナルホド、ここんとこやけにシツコく宿題格闘中。
加えて何をするにも人の二倍以上かかる、のんびりパク君。
負けるなヨンハ、明けない夜は無い。何でもシツコくもがいて踏ん張るってのが我が家の合言葉だ、きっと悪いようにはならないよ。

「バナナケーキたべたい」

パウンドケーキって…いい感じに焼けるとアゲアゲになるよねーーーー簡単な割に。
ホレ、飯炊き女がバツグンの奴焼いたよ。早くお帰り!

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たんこさん、誰だって、何処にいたって、年をとったって、勉強はできるんだよ。と旦那さんは言った。

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小さい台所。
今日の教材は真っ青なサヤインゲンだ。

どうも私はサヤインゲンって奴が食わず嫌いで敬遠してたんだけど、最近頻繁に使うようになった。

豆でしょ。筋どっちから取るのよ。どんだけ茹でるの。何に使うのさ。
なーーんて思ってたら、あらま、筋無いし。髭根とヘタを指で摘み落として、指でポキンと半分に…かーーんたんじゃーーん。塩入りの熱湯で湯がくのは他の野菜と一緒。サッとネ☆…と齧ってみると生。はッ!豆だったか、チミはッ!

鍋の中と睨めっこ。一体何分茹でればいいのか。一瞬、狭い台所が大海原に出る。羅針盤はいつも、お母さんの料理だ。

まだ固い。グチュッてなっちゃった?何度か失敗したものの、最近は歯で弾けてプチンとジューシーなサヤインゲンの胡麻和えが作れるようになってきた。胡麻は黒い方がインゲンの野趣味に合う。フライパンで煎りたての胡麻は香りが立つ。すり鉢にあてて擦る。一度油が出る迄しっかり擦った和え衣を作ったら、美味しくなかった。だから胡麻は半ズリ位で丁度いい。出汁醤油と砂糖とお酢とほんのちょっとの塩で按配つけたサヤインゲンの黒胡麻汚し、今日もバッチリっすよ、インゲン先生ッ!

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何でもっと早く使わなかったのか…シリーズでは、レンコン先生もいらっしゃる。あの穴…泥つまってるでしょーーーどうやって洗うのよ----何に使うのさーーー。

お隣石川県には美味しい加賀蓮根があるというのに、何で使わなかったんだろう。色はクリームでキメ細かく瑞々しい、味の濃いモッチモチの加賀蓮根。

使ってみたら、あら簡単。
皮剥いてぇーー。穴ん中…アレ、キレイじゃん!変色止めに酢水に漬けて、煮ればホクホク、炒めりゃシャクシャク。「見た目で判断するんじゃぁないよ」と蓮根先生は教えてくれる。

だが酢蓮。ムズイ。あのキレイな味。
またもや台所、バミューダ海峡に。
羅針盤、羅針盤。そうそう、あの正月のお重に入ってた奴。んーーーもそっと砂糖?それとも塩?大体ほんのチョットの塩で味が締まる。どっすか、レンコン先生よ。

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塩梅なんだよね。
もう化学の授業よ、コレは。
パスタにしても、塩の少ないペペロンチーノは味がボケるし、トマトソースは酸っぱくなる。
しょっぱくするのが塩じゃなくって、旨味を出すのが塩って訳。
成る程、塩梅のいいトマトソースは、味醂なんかで誤魔化さなくでも甘くなるから不思議。でも入れ過ぎるともう喰えなくなる。ドS(solty)のドM(mild)・ソルト先生、奥深し。

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あともうひと押し。
コレが有るのと無いのでは、仕上がりが別物になったりする。

飴色タマネギを炒める時、ああもういっかな、と思ってから更にボーナスタイム付けると物凄い美味いカレーを作ってくれる。

高野豆腐を炊いてる時も、もう大分煮汁が飛んだし…と思ってから更に鍋の音に耳を澄ます。タッフタッフタッフタッフ…布団干してる音がするまで煮含めた高野豆腐は水っぽくない。

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手の平で、腕の力で、目で耳で舌で。
色んな五感を使って日々勉強。
参考書も使うけど、最後の仕上げの御守りは、いつかのお母さんの料理。

小さい頃から料理に興味が全くなく、完全に喰い専の駄目女子であっても、舌の記憶だけは結構キチンと残っているもんなんですね。
「食育」なんて大そうな事出来ないしやろうとも思わないけど、いずれ独り暮らしの台所でジブラルタル海峡に流される少年や、赤ん坊を背負ったまんまオホーツク海をドンブラコするリンリンの羅針盤になるんだったら、やべえ、サヤインゲンは二度とグズグズに茹でちゃイカンと制服(エプロン)の襟をピシッと正すたんこであった。

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「まだまだ甘ーーーーーいッ!次はコレじゃぁあッ!」

はッ!ジジィ…じゃねぇ、キターーーッ!台所の神様降臨ッ!!!

え?生ゴミっすか、コレ?!
疑惑の授業内容は、また後ほど。

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鰤のアラが二匹分、しめて280円。北陸万歳。

ふふふふふ。醤油・酒・味醂・砂糖と一緒にお鍋にぶっ込んで…

鰤のアラ炊き!

見た目どーなん!でも脂乗ってて、旨いッ!

山盛りだけど、殆どガラ。是れをシャブってシャブってシャブり倒す。
蟹よりお安い無言ディッシュ、冬のお楽しみ!

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並ぶお椀、家族のカタチ。

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目が廻る忙しさとは、こういうことデスか?

赤児がつたい立ちし始めたらお母さん大変よねぇ〜というねぎらいの一言は、少年のときにはなかった。雅な少年は黙々とずり這いを繰り返し、座ってた。ちーん。

平成の暴れ馬りん子りんりん。
腹が減った、抱け歩けと号泣高這いしてイグアナの如きに近寄ってくる以外は、ひねもすプレーリードッグ状態。勿論フラッフラ☆テヘペロ☆

ぜんっぜん無理な体勢なんすけど。指一本で。
転ぶ倒れるずっこけーー、ついでにその辺にあるもん口に頬ばってクッチャクッチャしてるなと思ったらあーた、新聞紙ーーーーー。ムーミンのしっぽ噛みちぎって毛玉ーーーーーーー。口ン中に指突っ込んで取り出す私にガスガス殴りかかりながらギャオスと噛みつく暴れ馬(りんりん)に「シャラップッ!」っつったよね。ええ。

夜中は自分の放屁に驚いて怒り狂って泣いていた暴れ馬。知らいでか。

そんなこんなでお元気なお嬢ちゃんに文字どうりブンブン振り回されて、ここ一週間フラッフラです。フラッフラ。成長の一過程とはいえ、四十路のおかーちゃんにはかなりきついのね、うぅ。ハードな月齢中。

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色々と回転出来なくなるとき。
なにもかも投げ出したくなるとき。

一度ポンと全て投げだしてみると楽になる人。
気晴らしにちょっと出かけてみると楽になる人。
いろんなタイプがあるとおもうけど、私の場合は台所に立ち帰ることにしている。

乾物が沢山あるので、今日は乾物メニューだ。

見てみて、畑のキャビアだね。キレイ〜。

先日豆料理屋で仕入れた北海道産黒千石大豆。まぼろし〜級の小粒大豆にはポリフェノールがたっぷり。
茹でて放置、できあがりプッチプチ。

切り干し大根のサラダにトッピング。


常備菜二種。

塩昆布で炒めた山盛りピーマンは、絶対ピーマン嫌いの児童も食いつく。
ヒジキの煮物は胡麻油をきかせて甘めに仕上げるのがウチ流。ご飯の友。


味噌汁の出しとり昆布は捨てるの勿体ない。

生姜とあわせて酢湯醤油和えに。


赤児を背負って、台所で黙々と真面目に作業していると、投げやりな気持ちが段々おちついてくる。真面目に。身体に良い滋味深いものを。なるべく大きな音を立てずに静々と。そうすると台所のやさしい神様が、悪魔のように尖った気持ちを吸い取り紙のように吸ってくれる。最近よく解ったこと。


自分の立ち位置を知る。

台所の神様、今日もありがとう。

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